パチンコ日報

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生活導線を作る話・・・本編その④メール配信の研究

お客様の生活リズムを変えるのは難しい。

数日なんて短期間でできるわけもない。

小さな方法を仕掛けて、合わせ技でお客様を落とすしかない。



昔からどの業界でも使われている、オーソドックスな手法はこんな方法がある。



*道路脇などの看板設置

*自店名入りのカレンダーの配布

*新装時の店名入りライターなどの配布(最近はボックスティシュなどがある)

*宣伝カー 

*ちんどん屋 

*チラシ配布   



加えて、最近の手法の一つにメールの配信がある。

このメール配信なのだが、最近はやたらと「来て、来て」メールが多いらしくて不評で、最悪の場合はメール配信を解除されたりする。



一時期、仕事のために優良店のメール配信を何10件も契約して、内容を徹底研究したことがある。



その研究から得られた極意をこれから公開する。

ここまで気が効くコンサルもいないので、ありがたく読むように!(なんて、偉そうなことを書いてすまない)



まず、メールの配信時間や回数に気を配らないホールが多すぎる。

受信側のことを何も考えないで、1日2回、3回と配信されてくる日がある。



特に土日の大きなイベント時にその傾向が見られる。



これは、ハッキリいって逆効果だと思う。



何の戦略も感じられない。



各ホールは他店舗、特に優良店舗のメールを自ら受信して研究すべきである。



内容や配信時間、回数を有効的に使わないから、一般客のメール解除が多くなるのだ。



あるホールのメールは若いプロやウチコの情報源になっているケースもある。本来のメール配信のあり方を、もう一度考え直すことをススメル。



私がお勧めしたメールの配信の事例を一つ挙げてみる。



メール配信の回数を1日多くても2回までにする。



1回目は開店前の固定された時間にする。



もし、2回目を送信するなら午後5時30分以降。この5時30分以降はアンケートで出た時間である。



つまり、多くのお客様の仕事が終わる時間帯だ。



そして、月に何回かは次のような工夫をこらす。



自店近くのラーメン屋(職種はなんでもよい)と話し合い、共同企画を立てる。

配信メールに「味付け卵サービス券」や「大盛り無料券」を付け加えるのだ。



こうなれば、パチンコ前の腹ごしらえもできるし、サービス券目当てのお客が自店近くまで来ることになる。



そしてメール配信という術を持たないラーメン屋の売り上げアップにもつながる。



メール一つを研究しただけでも、このようなアイディアが出てくる。



このメール一つでもお客様の行動パターンが変る。まだ細いが生活導線の一つができあがる。



続く

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