お客様の生活リズムを変えるのは難しい。
数日なんて短期間でできるわけもない。
小さな方法を仕掛けて、合わせ技でお客様を落とすしかない。
昔からどの業界でも使われている、オーソドックスな手法はこんな方法がある。
*道路脇などの看板設置
*自店名入りのカレンダーの配布
*新装時の店名入りライターなどの配布(最近はボックスティシュなどがある)
*宣伝カー
*ちんどん屋
*チラシ配布
加えて、最近の手法の一つにメールの配信がある。
このメール配信なのだが、最近はやたらと「来て、来て」メールが多いらしくて不評で、最悪の場合はメール配信を解除されたりする。
一時期、仕事のために優良店のメール配信を何10件も契約して、内容を徹底研究したことがある。
その研究から得られた極意をこれから公開する。
ここまで気が効くコンサルもいないので、ありがたく読むように!(なんて、偉そうなことを書いてすまない)
まず、メールの配信時間や回数に気を配らないホールが多すぎる。
受信側のことを何も考えないで、1日2回、3回と配信されてくる日がある。
特に土日の大きなイベント時にその傾向が見られる。
これは、ハッキリいって逆効果だと思う。
何の戦略も感じられない。
各ホールは他店舗、特に優良店舗のメールを自ら受信して研究すべきである。
内容や配信時間、回数を有効的に使わないから、一般客のメール解除が多くなるのだ。
あるホールのメールは若いプロやウチコの情報源になっているケースもある。本来のメール配信のあり方を、もう一度考え直すことをススメル。
私がお勧めしたメールの配信の事例を一つ挙げてみる。
メール配信の回数を1日多くても2回までにする。
1回目は開店前の固定された時間にする。
もし、2回目を送信するなら午後5時30分以降。この5時30分以降はアンケートで出た時間である。
つまり、多くのお客様の仕事が終わる時間帯だ。
そして、月に何回かは次のような工夫をこらす。
自店近くのラーメン屋(職種はなんでもよい)と話し合い、共同企画を立てる。
配信メールに「味付け卵サービス券」や「大盛り無料券」を付け加えるのだ。
こうなれば、パチンコ前の腹ごしらえもできるし、サービス券目当てのお客が自店近くまで来ることになる。
そしてメール配信という術を持たないラーメン屋の売り上げアップにもつながる。
メール一つを研究しただけでも、このようなアイディアが出てくる。
このメール一つでもお客様の行動パターンが変る。まだ細いが生活導線の一つができあがる。
続く
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