元店長からの投稿はまだ続く。
さて、今日のテーマはこの業界では昔からある男女間の問題。ホールによっては社内結婚を推奨しているところもある。その方が腰を据えて働けるからか。
以下本文。
700台を管理する店長から聞いた話を紹介する。
その店の雇用形態は、自社採用と派遣社員の2本立てで運営されている。
自社採用には「正社員」「契約社員」「アルバイト」の3つの雇用形態がある。
ここ6年間の間に、将来有望な社員が4名も退職した。つい最近退職した4人目も大卒で有能であった。
その4名目の社員は入社4年目の主任。退職理由を問い詰めると、同じ職場の女性との男女関係のもつれが原因だった。
主任は入社7年目の女性契約社員(35歳)と付き合っていた。1年あまり同棲していた。
男女関係を清算することになった時、主任が職場にいづらくなり退職を余儀なくされた。
調べてみると驚きの事実が明らかになった。過去退職した3人の有能な社員も全員、この女性との交際歴があり、なおかつ同棲していたのである。
この6年間で、店長や副店長が合計で7人も転勤になっていた。管理者がそこまで把握できなかったのが、有能な社員が辞めていく原因の一つである。
私も彼女を見たことがある。スタイルはスレンダーでとびきりの美人だ。退職した男性社員は皆、彼女より年下だった。甘い誘惑に翻弄されたのだろう。
一般従業員は彼女のことを「魔性の女」と呼んでいた。そんなことも店長たちは誰一人として気づかなかったのである。
店舗数が 5~6店舗のホール企業では、人事管理が比較的甘いところがある。
大切な新卒社員を手塩にかけて教育しても、クダラナイ女性関係で退職させてしまうのは、大きな損失にほかならない。
大手企業では人事評定表を作成しているが、そのホール企業(5店舗)は人事管理が確立されていなかった。
欠勤なし。勤務時間中は真面目に働いてくれたらいい。その程度の評定だった。
色恋沙汰による人材の流失が発覚してからは、オーナー自身が人事管理専門のコンサルの研修を受け、人事管理の基本を勉強中である。
中小ホール企業の盲点を見た感じである。
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