人材募集のコストが跳ね上がっている、という話を聞いたことがある。募集しても人が集まらない、というのがその理由だが、理由は別のところにあるようだ。
ナゼ、人を募集するかといえば、辞めるからその補充のために募集するケースが大半ではないだろうか。
では、ナゼ、辞めるか。
ホール内には正社員、アルバイト、派遣社員と様々な人間関係が渦巻いている。
特にいじめを受けやすいのが派遣社員。理由は時給が高いためである。時給が高いといっても、それは派遣会社の取り分が含まれているわけなのだが、同じ仕事をやっていても、ちょっと出来が悪いといじめの対象になる。
そういうことが起きないように管理・指導するのが店長の立場だが、人が続かないホールというのは、えてしてアルバイトや派遣社員に理不尽な要求をする店長がふんぞり返っている。
そういう店に限って客もいない。
従業員の管理ができない店長が店の管理ができるわけがない。流行る店を作り上げることができない、というわけだ。
正社員もアルバイトも派遣も分け隔てなく接する店長がいるホールは人が続く。従って募集経費がかからない。そういうホールでは、会社の経費や時には店長のポケットマネーでアルバイトや派遣スタッフも参加の飲み会を開いてコミュニケーションを図っている。
こういうちょっとしたことなのだ。
人が毎月大量に辞めるホールは責任者を変えるだけで、劇的に店がよくなることもある。
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