パチンコ業界の将来を占う遊技機システムなのに業界誌には非公開で行われた。
周知のように、ECOパチは玉が一切表に出ず、100発ほどのステンレス球が台の中を循環する。鉄からステンレスに変わったのは磁石ゴトをされないため。鉄からステンレスに変わるため、玉1個の値段は20倍以上高くなるが、ECOパチになると従来よりも玉の数は1/100に減る。
ECOパチを動かすにはECOパチ専用のECOユニットが必要になる。当初は遊技機とユニットは一体型になる構想もあったが、分離型に落ち着いた。
で、ECOパチの一番の目的は不正対策のようだ。ECOパチの主制御基板と払出制御基板は不正対策のために、新CPUを採用し、主基板間の通信を暗号化している。
ECOユニットとECOパチは払出制御基板とECOユニットインターフェイスを用いて遊技球に関わるデータを暗号化して通信する。
ECOシステムによって新たに必要になってくるのが機歴管理センター(仮称)だ。これは日工組メーカーの出荷情報とホール内に設置されているECOパチの設置情報を管理して、ECOパチの出荷、設置、移動、廃棄までを監視する。
機歴管理センターは日工組メーカーと接続され、暗号化された遊技機の出荷状況を受信する。
さらに鍵管理センターと接続され、暗号化された遊技機の機台情報を鍵管理センターへ送信する。
鍵管理センターの役割はホールに設置されたECOパチの設置情報を受信し、認証確認を行う。
受信した情報の暗号化するための鍵を配信し、機歴管理センターと連携する。
鍵管理センターは機歴管理センターと接続され、暗号化された遊技機の機台情報を受信する。
鍵管理センターはカード会社の情報管理センターと接続され、カード会社の管理センターを介して、管理コンピュータから暗号化された認証情報を送受信する。
管理コンピュータから暗号化された遊技機の認証結果情報および設置情報を受信する。
管理コンピュータはホール内に設置され、暗号化処理を施したLANでホール内のECOユニットと接続する。暗号化されたECOパチとECOユニットの認証情報を受信し、カード会社の管理センターを介して鍵管理センターへ認証情報を送信すると共に、暗号化された認証結果を受信し、ECOユニットへ送信する。
5団体を集めての説明は初めて行われたが、今後定期的に会合がもたれるようだ。
この会合に出席した関係者によると「機械の誕生から最終処理まで明確になることはいいことで、廃棄問題が解決されることはいいことだ」と前置きして、さらにこう続ける。
「遊技機の値段がパネル交換なら、大卒の初任給程度まで下げるということだが、ユニットの値段やシステム使用料もまだ明らかにされていない。中小ホールに設備投資する体力があるか問題。不正ができなくなるということはインとアウトもすべて第三者に管理されることで、ここまで売り上げが第三者に分かる業種はない」
脱税防止という言葉は一切使われていないが、脱税業種からの脱却が図れるシステムという一面もある。
第三者管理を誰が行うのかもまだ発表されていない。普通に考えれば行政OBが順当である。

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遊技には、クレジットカードが必要になるようにできませんかね?
利用明細が残るし、借金持ちは限度以上には遊べないから依存問題の解決にもなると思うのですが。
後、新しい天下り先が出来るから中小の遊技場が文句言ってもお上は強制的にこの機械への入れ替えを促す様になるでしょうね(CR導入の時の様に)。
ピンバック: パチ打ち
機歴管理センターへの天下り何人?
これの機歴も残るといいな
ピンバック: 通りすがり(西国)
CR機が導入されたあの頃と同じ様な普及を可能にするなら無論、いわゆる良い遊技機の存在が必要不可欠。
時代背景を考慮した遊技機と場合によっては統一された換金率と法改正。
バチンコユーザーが戻ってくる事が大前提!
ピンバック: チョイ悪
中国の道教思想風に言えば、物事には「陰」の側面(部分)と「陽」の側面(部分)があるようです。
ここでイメージして欲しいのは、多くの方々が、一度は見たことがあるだろう『太陰太極図』ですネ。
☯デス!!
黒と白のオタマジャクシのような渦まき・・・。
黒の渦の中に白い○が、白の渦の中に黒い●があるヤツです。
「陰」の部分と「陽」の部分が補完し合いながら『全体』をつくっています。
お互いに異なるけど、相互補完(相補性)し合うことでしか、全体が「成り立たないモノ」の象徴として、私自身は、捉えています。
【概要の解説は】※あくまで、参考までに・・・
『易経』繋辞上伝にある「易に太極あり、これ両儀を生じ、両儀は四象を生じ、四象は八卦を生ず(易有太極、是生兩儀、兩儀生四象、四象生八卦)」に由来し、宋易(宋代から興起した朱子学系統の易学)や道教において重視された。
さて、今回のECOパチなるものは、どのような導入展開がなされるものなのか・・・???
どのような立場の人達に、どのようなメリットを与えるものなのか・・・???
技術や性能(機能)、製品化、運用・管理に関しては“既得権争い”があるのかも知れませんし・・・???
只、言いたいことは、直接的にも間接的にも最終的には“パチンコファン”に対するメリットが“最大化”するカタチに納まることを、心から祈りたいものです。
多分、今後の普及の流れの中で、「白・黒はっきりと!」(言葉のアヤです・・・)などと云う議論が交わされる“場面”が出てくるかも知れませんが、様々な事が、結局は(全体としては)、白であり黒でもある、黒であり白でもある・・と云うことで『陰陽同時存在』でマル!(OK!)と云う落ち着き方をするのかも知れないのかなっ・・・?と想像しています。
ボヤ~ッとしたコメントですみません。
何が、どうなるのか、今後の流れを注目したい・・・と思っています。
ブログの管理人さんには、ECOパチの動向情報の提供を期待します!!
様々な領域と視点から、宜しくお願いします。
ピンバック: 蜻蛉の親父
ひと昔前に出たパロットは換金ギャップがあることを前提にしていたため、最低設定でも機械割が100を超えるものがありました。
流行らなかった一因に増えつつあった高換金化の流れに逆らっていた点があるとは思いますが、、。
スロット5号機が目指していた世界を一番素直に体現していたんじゃないかと、今さらながら思います。
そして今回のエコパチ、
お上の気合いの入れ具合ですが、展開次第ではある程度の台数導入することを強制されるかもしれませんよね。
もし設計が低換金を前提としたものになっていたら、完全封入式で本当に店がゲージに触れないのなら、
高価交換の店にとってはガン細胞みたいになりますな。
適応するために換金率を下げざるえない、って流れが生まれれば、、。
仮定が多すぎますし、ネガティブなあれこれから目を背けての発言ですが。
業界変革のきっかけとして期待したいですね。
ピンバック: ナナシー
封入式で釘がいじれないとなると
・どの店で打っても同じ
・どの台打っても同じ
・朝から並ぶ必要も無い
・どうせ打つなら等価
・どの台も絶対に100%以下
条件が一緒なら、近場で設備が快適な大型店に宝くじ気分で行くか、パチンコ止めるかの、どちらかですね
俺はパチ止める
ピンバック: zenny
エコパチ1号機のスペックを持って、
先に挙げたパロットの例の様に、お上の目指す方向性が示されるんだと思いますよ。
私の予想では等価ボーダー+2程度の調整で台が出されるんじゃないかと、、。
機械割102~105%ぐらいかな?低換金店で一日粘ってトントン~ちょいプラ程度になれる台が所謂「遊べる台」ってヤツじゃないでしょうか?
正直、等価駆逐の流れはどこかで作らねば。遊戯より博打の側面が強い現状は変えられないでしょうね。
パチンコ「遊戯」を以て口に糊する方々は適当な頃合いで一度退場して頂いた方が業界のためですし。
もし貴方が「稼げないから」なんて理由で止めるんでしたらありがたい話です。
心配事としては、
封入式でも盤面は汚れてきますし、釘を使うなら、歪みも出てくるでしょうからメンテがどうなるかって話ですよ。
定期メンテの名の下に、安くなった分の機械代をメーカーや販社が回収しにくるのか。
はたまた新たな天下り団体が登場して活躍してくれるのか。
深く考えると萎えてくるなぁ。
ピンバック: ナナシー
本文を読んでいて話がややこしすぎて気が遠くなりかけました。
物理的な物体である銀玉と釘がなければおそらく「遊技」という要件を満たさないのでしょうが、
いっそのこと盤面すべてを液晶のみにして釘も球も絵にしてしまうのが本当のエコパチのような気がしてきました。そうすれば間違いなくゴミが減りますし台の値段はソフトの書き換えのみとなります。
ピンバック: 大阪太郎
客から目線で記事を読んだ感想。
磁石ゴトを一掃できるのは「良い」と思いました。
脱税し難くなるのは「良い」と思います。
疑問点!?
釘を叩けないなら「設定」があるのでしょうか?
ピンバック: 都内ファン
玉がステンということは釘に与える影響は少なくなるのでしょうか?入れ替えで撤去されるまでに釘を触る必要がないのでしょうね。最近は撤去早いですし←嫌味w
釘は可も無く不可も無くって感じで設計してあとは設定でしょうね。要はスロと同じような感じですよね。台は全て同じだけど設定で差別しますよ。みたいな・・・
あとは韓国の某パチモドキみたいにならないようにして欲しいです。
ピンバック: 七誌
要は新たな天下り先が出来ると言うことですね♪
ピンバック: 兼業7号
一般ユーザです。
封入式パチンコというのは、玉循環式の台と違って、そもそもメンテナンスでガラス面をあけることもできないのでしょうか?
製造段階で釘の状態が悪ければ、当然調整を行わないとだれも打ってくれない台になってしまうので、それぐらいはやれないといけないと思っています。
あと、台にかかるコストは従来の台よりかなりかかると思いました。
情報の暗号化などもコスト増になりそうで、打ち手にとって跳ね返ってきそうで気になります。(もちろん不正防止という点は評価できますが)
でも行きつく所は、蜻蛉の親父さんのおっしゃる通り、パチンコファンにとって良いことであれば進めていってもよいと思っています。
ピンバック: ぶん