現在の世界のスマホ市場では、Appleやサムスン、中国の格安メーカーに押され、見る影もない。なぜこれほど苦戦しているのか? この問題の根本には、いくつかの要因が存在する。
日本のメーカーは、国内市場でのガラケーの成功に依存しすぎて、海外市場への展開が遅れた。世界市場で重要となるのは「コスパ」と「使いやすさ」だ。中国メーカーは格安で高品質な製品を続々と発売した。
その一方で、Appleやサムスンは早くからグローバルな世界戦略を採用し、ブランドを確立してきた。
また、スマホの成功は、ハードウェアの質だけではなく、ソフトウェアやアプリの充実も関係する。
Appleの「iOS」やGoogleの「Android」が充実したアプリを構築する中、日本のメーカーは独自OSの開発やソフトウェアの開発にも出遅れた。
なぜ、こんな話をするかというと、日本のスマホメーカーがこれから先、世界市場に躍り出ることはないことを意味する。
投資の世界では投資評価がS.A.B.C.Dの5段階に分かれている。日本のスマホメーカーはこの段階でCランクに位置づけされている。Cランクは積極的に関わらないこととされている。
しかもCランクはBになることはなく、Cランクを維持するかDに転落するポジジョンでもある。
ちなみにAランクはSになることもある。同様にBランクもAランクになる可能性はある。
スマホ業界の説明で国内メーカーがAppleやサムスンになれないことを言いたかったわけだが、投資の世界ではパチンコ業界がCランクに位置付けられている。
Cランクから脱却するにはどうすればいいのか?
それはメーカー、ホールを含めて海外進出しかない。スマホと違ってパチンコは日本独自のもので海外にライバルメーカーもないところが強みでもある。
ただし、今の日本国民から批判の的となっている現状の形態ではダメだ。日本市場がダメだから海外ではなく、日本食のように日本独自の食文化として誇れるものを世界に提供しななければならない。
パチンコアンチから「日本の汚点を世界に広めるな!」と言われないように、ストレス社会の中で、パチンコで明日の活力が生まれるゲームにしなければならない。
日本国民がパチンコ文化を誇れるようになった時が、世界進出の時だ。

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