奥さんはエヴァに腰を据えた。すると大連チャンが始まることになる。あまりにも連チャンが止まらないので、打つのも疲れてきたので、負けが込んでいた旦那に応援を頼んだ。
夫婦で代わる代わる交替で打ち続けた結果、2万円の投資で23万円分も出ることになった。
奥さんの方は、20万円以上も勝ったことは初めてだった。
ここで夫婦喧嘩が勃発する。
23万円は奥さんの財布に収まった。旦那からすれば打つのを手伝ったのだから、「少しは分け前をよこせ」と取り分を主張した。旦那のおカネで遊んでいるのならその要求も通りが、夫婦共稼ぎで奥さんは自分のパチンコ代は自分の財布から出しているので、分け前なんか眼中になかった。
で、代打ち費として奥さんが渡した金額は3000円だった。旦那にすれば1万円ぐらいを期待していたが奥さんのセリフが揮っていた。
「松っちゃんだって女の子に渡したタクシー代は3000円だったでしょ」
これには旦那も二の句が継げなかった。
大勝した奥さんは一人で翌日の日曜日にも再びホールに向かった。
8万8000円勝つことになる。連勝である。
勝運に乗っている時に買った1等200万円のスクラッチは、2等の50万円を当ててしまった。
気が良くなって口が軽くなった奥さんは、旦那に秘密を打ち明けた。
「パチンコは1年前ぐらいからやっているの。そこで知り合った常連の主婦仲間と情報交換するようになって、教えてもらったのがパチンコ教室なの」
なんでも、そのパチンコ教室はホール関係者の親族が無料で開いている教室らしい。場所はただで借りることができる集会所。ビデオを使って機種の特性などを面白く、丁寧に教えてくれるようだ。
機種特性が分かるとやって見たくなるのが人情というもの。
最初は2~3人でスタートしたパチンコ教室は口コミで広まり、今は20人以上が参加するようになり、お互いが茶菓子を持ち寄り、お年寄りや主婦のコミュニティーにもなっている。
機種特性も分からずに打つよりもある程度の知識を持って打った方が、余計な負けを防ぐことができる。
パチンコを普及するにはパチンコ教室も一つの手だろう。
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