パチンコ日報

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ホールに足を運び、打って見たくなるテレビCMが必要

企業が広告を打つ理由は、消費者の購買行動を引き起こすための手段である。パチンコ業界で言えばホールが打つ広告は集客要素が強い。一方のメーカーの遊技機広告はどういう意味合いがあるのだろうか?

話を進める前に身近なケーススタディーから。

圧倒的に美味くなった本麒麟のCMで、タモリがグラスに注がれたビールを飲んで「こりゃ、美味いね!」と絶賛する。


CMだから絶賛するのは当たり前だが、タモリが絶賛するのだからどれぐらい美味しいのか「一度飲んでみよう」と行動させることがマーケティング活動では重要になる。本麒麟のスマッシュヒットは、広告との相乗効果などでキリンビールをシェアトップに返り咲かせた。

テレビCMにタレントや芸能人を使うのは、誰が言っているかということがポイントになる。だから高いギャラを払ってでも著名人を使う。

加えて、タレントをキャスティングすると、商品が消費者の印象に残りやすくなる。筆者がサントリーの金麦を買うようになった理由は、檀れいが出演していたからだ。そのタレントが商品やサービスを利用している場面を宣伝できれば、印象に残りやすい。

さらに、タレントを起用すれば、情報番組の芸能コーナーやWEBメディア、各種SNS、動画配信サイトなどで取り上げやすくなる。遊技機メーカーが新台の発表会でタレントを使っていたのは、まさにそのケースだ。商品力だけでは足りない宣伝力をタレントの起用により、向上することが可能になる。

遊技機のCMが解禁されて、複数のメーカーがテレビCMを散発的に流している。テレビマンや広告代理店関係者から言わせると「新台のプロモーション用に作ったものをそのままテレビに流しているだけなので見た人には全く刺さらない。昔のように儲かっている時は兎も角、無駄なおカネの掛け方」と手厳しい。

最近、よく見かける北電子のジャグラーは「マジ25周年すか。1996年から変わらない楽しさで、エブリバディーな皆さんとご一緒に歩んでまいりましたよ。あちゃらこちゃらと移り変わる世の中でやんすが、これからもあなたのおそばでジャグジー。楽しいがここに。アイムジャグラーEX」と30秒間のセリフが特徴的なCMに仕上がっている。

ジャグラーは販売台数が決まっているので、ホールにジャグラーを購買させる目的ではなく、これを見てジャグラーを打ちたくなるように、ユーザーに行動を起こしてもらわなければならない。

ジャグラーのCM効果でジャグラーコーナーの稼働が少しでも上がれば、万々歳ということになる。CM以前とCM以降の稼働を比較すれば一目瞭然であろう。

遊技機メーカーのテレビCMにも欲しいのはタレントである。パチンコ好きのクズ芸人は何人かいるが、誰が「パチンコって楽しいね」と言えば、未経験者がイメージの悪いパチンコに興味を持つかである。パチンコ好きで知られる演歌歌手のさくらまやは、マルハンのYouTubeチャンネルに出演していたが、ちょっと違う。


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