トー横キッズとは、東京・歌舞伎町の新宿TOHOビルの東側の路地にたむろする若者たちのこと。中には家出した女子中学生たちが、SNSで居場所を求めて一つのコミュニティーを作っている。
家出した少女らは家庭で親から虐待を受けたり、学校でいじめに遭ったり、とそれぞれの事情を抱える。家でも学校でも居場所がない少女らは援助交際などで生活費を稼ぎながら、仲間とホテルへ割り勘で泊まったり、稼ぎがなければ野宿など、とその日暮らしを送っている。
そんな少女らの実態にNHKは密着した。
家出しても少女が生きていけるのは、援助交際が生活の糧になっているからだ。相場は1万円。大人が少女を買う需要と供給がトー横にある。
NHKで放送された翌日、雑誌社のライターがトー横キッズの取材に現地に出向いた。話を聞かせて欲しいと名刺を渡したら取材費を要求された。30分1000円で交渉は成立した。
16人の少女から話を聞いた。
NHKが4カ月も張り付いて取材に来ていたのは知っていたが、放送は観ていない、という。
天下のNHKの力は凄まじく、「(援助交際相手を物色に来る)オジたちが物凄く増えたよ。普通のサラリーマンも来るけど、エロオジが多いよ」と屈託ない。
援交少女たちがターゲットにしているのが、パチンコ客であることが分かってくる。
ここ歌舞伎町には日拓とマルハンがある。
「交換所で換金して大勝した50~60代のオジの後を付いて行って、前をフラフラ歩いたりしていると声を掛けられるの。パチンコで勝つとそのカネで風俗へ行くオジが元々多かったのかもね。オジなら2~3万円はくれるし、5万円くれることもあるよ」
相場が1万円のところ、効率よく稼げるテクニックとして、少女らはパチンコで大勝した客で、20~30代ではなくオヤジにターゲットを絞る方法を編み出した。あぶく銭はオヤジたちの方が気前よく使ってくれるからだ。
トー横キッズの中には小学6年生の児童までいた。6年生でも大人びていて、化粧をすると高校生ぐらいに見える。
何とこの少女はパパ活をしていて、月20万円のお手当の他、1回会うごとに1万円もらえる、という。パパには高1と言っているが、それでも犯罪のようなものだ。
新宿・歌舞伎町は元々風俗店が多い特殊な街だったが、NHKがスポットを当てたことで、よりスケベなオヤジが少女を求めて街に集まるようになった。
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