パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

釘が少なくなってパチンコがつまらなくなった説

Aさんのおじいちゃんの会社は、プレス用の金型を作る20人あまりの会社で、会長の孫であることを隠して働いている。おじいちゃんは84歳でバリバリの現役だが、後1~2年でAさんに会社を継がせる予定にしている。

Aさんは金型職人ではない。使命は新規取引先の開拓だ。この厳しいご時世に仕事を取って来なければ、会社経営も成り立たない。

Aさんがおじいちゃんから聞いた話の中で、取引先にパチンコの玉ゲージや板ゲージを作っている会社があった、という。おじいちゃんはその会社の会長(86)とは、お互いパチンコ好きであったこともあり、今でも大の仲良しでもある。

手打ち時代からの筋金入りのパチンコファンで、会長曰く「ハネモノ全盛期の頃のパチンコが一番面白かった。フィーバーが出てからパチンコがつまらん。スタートに入るかどうかで全然面白くない」という。

セブン機が登場して早40年が経ったが、面白くないといいながら今でもパチンコは打っている。

かつてのパチンコメーカーには、自らゲージを設計していた社長もいて、知り合いだった、という。

「昔のパチンコ台は釘も沢山あったので、玉の流れを追っていた。今の台はゲージへの気遣いがない。釘が減れば減るほどパチンコは廃れると思っていたが、その通りになってきた。釘が減れば減るほど玉を目で追うこともない。釘が沢山あって玉を追うことがパチンコとして楽しかった」(会長)

文句を言いながらも未だにパチンコを打ち続けるのは、カネと暇があるので、面白くなくても打っている、という。

パチンコの釘の本数が減ったのは、パチンコのメンテナンスを容易にするためだろう。つまりは、ホールが「楽をしたい」ということ。ホールの手間が減った分のしわ寄せは、客の方から「面白くない」の烙印を押される。本末転倒である。

本来のパチンコ好きからすれば、単なるスタート抽選機が面白いはずがない。

パチンコアンチになってしまったハンドルネーム換金禁止氏のコメントでも同様のことを指摘している。

「基本、デジパチは嫌い。打っていて、イライラしてくる。不快な演出と爆音に耐えられない。どれも同じようなゲーム性だし、もうウンザリ。勝ち負け以前の問題。昔の機種で好きだったのは、藤商事のアレパチ『サンライズ」と奥村の一般電役『マジカルランプ』。規制があるから無理だろうが、このような機種をそのまま再販できたら、13時間打ち続けてもいい」

平和のうまい棒のような機種を各メーカーが競って開発すれば、パチンコの面白さのバリエーションも増えるというものだ。


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売却できないホールオーナの共通項は昔の自慢話ばかり

パチンコ業界にも業界誌があるように、どんな業界にも業界誌は存在する。友人が繊維業界の業界誌記者をやっていたが、一つの業界で業界誌は2~3紙でタブロイド判が一般的な状況で、パチンコ業界は、主筆が亡くなられて廃刊したものも含めると14誌ぐらいが存在していた時代もあった。

30兆円産業下では、それぐらい広告を出稿する余力がクライアントにはあったから、多数の業界誌が存在した。今、業界各誌の広告インデックスを見ると、寂しい限りだ。広告料金にクライアントの数を掛けると、おおよその売り上げは分かる。

よく、これで経営が成り立つものだと毎度感心させられる。筆者が現役時代の一番忙しい時代は、広告ページだけで150ページもあったので、第三種郵便の関係(広告と記事は半々)で毎月300ページの雑誌を作っていた。さらに、表4の広告スペースが欲しい、というクライアントの要望に応えるために、別冊を作って分冊する、という裏技も使っていた。とにかく業界が儲かっていたので、クライアントはバンバン広告を出稿してくれた。

業界回顧に浸っている場合ではなかった。

東北で不動産業とM&Aを手掛ける業者の下に、地元ホール11社からの売却案件が舞い込んでいる。

ホール業者とは昔から付き合いがあったわけではなく、ここ最近の話のようだが、東北一円と言う立地もあるが「全く売れない」とお手上げ状態だ。

売れない理由は簡単だった。

例えば、13億円の負債があったとしたら、借金をゼロにしたいので、13億円の市場価値もないのに、オーナーは13億円で売ろうとする。その半値でも高いので買い手はつくはずもない。

思わず不動産会社の社長はホールオーナーに対して「あなたが買主の立場なら、この値段で買いますか!」と声を荒げた。

じり貧の経営状態でも営業を続けているのは、日銭が入ることに加え、メインバンクにすれば、潰すに潰せない。

不動産会社の傍らM&Aも100社ほど成立させてきた実績がある。他業界でM&Aが成功するのは、本当に後継ぎがいないとか、独自の技術を持っているケースなのだが、「ホールにはオンリーワンがないからM&Aが成立しない」と分析する。

「ホールオーナーに共通しているのは、昔の儲かっていた自慢話ばかり。危機感がないから未だに高級車に乗っている。他の業界なら社長でもカローラに乗り換えるのが普通です。パチンコでずっといい生活をしてきたので、普通の生活ができない。過去の自慢話をしている場合ではありません」

業界誌が儲かっていた時代も儲かったのは社主であり、サラリーマンは所詮サラリーマンである。ボーナスに色が付く程度だ。




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大人向けのパチンコのおもちゃ

かつては、子供のおもちゃの中でもパチンコは人気商品だった。中でもパチンコを主力としていたのが玩具メーカーのアガツマだ。

最後のパチンコ機となった「アンパンマンおしゃべりフィーバーDX」が発売されたのは2011年頃。この年は東日本大震災があった年で、電力不足問題のさなか、東京都の石原都知事からパチンコが激しくバッシングを受けた年でもあった。

おしゃべりフィーバーのカスタマーレビューでは、賛否に分かれた。

まず、賛成派の意見を2つ。

「パチンコが子供に良いか悪いかは別として、大変良く出来た製品だ。ボタンを押す、ハンドルを回す、玉やルーレットを目で追う等の基本動作が身に付く。我が家では、知育玩具として使用している。これで遊ぶようになってから、急に知能が発達してきたような気がする」

「私も私の弟も小さい頃これが大好きでずっと遊んでいました。ですが2人とも20歳を超えていますが、パチンコにハマるどころかやった事もありません。このおもちゃをやらせたらパチンコに必ずハマるとゆうのは違うと思います」

次は反対派の意見を2つ。

「子供にパチンコを覚えさせようとする悪意を感じます。非常に悪質な商品だと思います。
このおもちゃを買うと将来はパチンコで身を滅ぼすでしょう。決して買ってはいけない。
パチンコ屋の駐車場の車の中では毎年子供が蒸し焼き状態で殺されています。死をイメージさせる縁起のわるい商品でもあります」

「何故、子供の玩具にほぼ本格的なパチンコがあるのでしょうか? 幼少時からパチンコを与えたら当たる事の喜びを覚えてしまい、将来、パチンコ依存症になる可能性があるのに…パチンコは一度はまるとなかなか抜け出せないまるで麻薬みたいな物。それを幼少時から遊ばせるのは間違っている」

「昔はよく売れて年末の主力商品の一つでした。子供の遊びもテレビゲームに代わって、今は昔ほど売れません」(アガツマの関係者)

売れなくなっているということは、親が買い与えないからだろう。アガツマのホームページからは、すでにパチンコは消えている。

過日、名古屋市北区のホールで起こった客同士の殺人事件は、共に顔見知りで2スロの新台の奪い合いが原因で相手を刺した、という。超低レート台の奪い合いが殺人事件に発展したが、2人とも無職だった。またパチンコのイメージが悪くなった。

玩具メーカーが子供向けのパチンコ機を作れない、というのならここはパチンコメーカーが、子供向けではなく、大人向けにパチンコのおもちゃを作るという発想はどうだ。

パチンコのアプリではなく、実寸大で一般家庭向けである。値段は3万円ぐらいまで。値段を落とすためにも画面の中にCMを流す。機械の中身はメーカーが考えることだが、風営法に囚われることなく自由な発想で。一般家庭向けなので日本だけでなく世界がマーケットになる。

遊ぶだけで対価がない。対価が欲しくなったときは実際の店舗へ行って下さい。



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数値合わせは初心者の仕事

20年前のお話です。

とあるお店の店長と閉店後に釘帳を見ながら打ち合わせをしていた時のことです。

「副店長呼んできて」
とそばにいる主任に大きな声で店長は言いました。

間も無く副店長が事務所にやってくると

「副店長、この388番台の特賞が1回なんだけど、どうなってる?」

「どうなってる?あ、はい。確率が悪かった・・・」

「違うだろ!俺はこの台に座っているお客さんが一日中打っているのを知っている。君はそれを知っているか?」

「いえ、すいません。知りません」

「この台アウトが58000個入ってるんだよ。それで特賞が1回。この現実をどう思うのか?」

「いや、大当たりは僕の力で操作できるものではないので」

ややむっとした表情で副店長はそう答えました。

「そんなことは俺でもわかる。問題はここに座ったお客がかなりの金を使い、その結果1回しか大当たりを引けてない。どれだけの損でどんな思いで帰っていったのか。副店長君はそこまで考えた事があるのか?」

副店長は無言でした。

「明日はこの台、どんなことをしてでも差玉をマイナスにしろ!心の中で客に謝れ!」

「・・・分かりました」

この結果がどうなったのか。副店長は何をしたのか。そして388番台に座ったお客さんがどんな気持ちで翌日またこの店に来たのかを知りません。

私の記憶が正しければこの店長、当時37歳だったと思います。
そばでその一部始終を聞いていた私はただただ脱帽するばかりでした。

ものづくり、釘はその人の思想が現れます。誠心誠意、とことん取り組むのか。数値が合えばいいのか。様々な考え方があるでしょう。

私はこの店長の思想に大いに共感します。少々できた気でいた副店長は自分の仕事が100点だと思っていたことでしょう。

釘帳を見てみればスタートからベースまできっちりとその数値が統一されていて非の打ち所がないくらいです。しかしそれは作り手のマスターベーション。良いものは顧客に評価されて初めてものとして存在する事ができるのではないでしょうか。それを表すのが差玉です。

店長はその視線を顧客の正面に据えてもらいたいものです。


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ホールに足を運び、打って見たくなるテレビCMが必要

企業が広告を打つ理由は、消費者の購買行動を引き起こすための手段である。パチンコ業界で言えばホールが打つ広告は集客要素が強い。一方のメーカーの遊技機広告はどういう意味合いがあるのだろうか?

話を進める前に身近なケーススタディーから。

圧倒的に美味くなった本麒麟のCMで、タモリがグラスに注がれたビールを飲んで「こりゃ、美味いね!」と絶賛する。


CMだから絶賛するのは当たり前だが、タモリが絶賛するのだからどれぐらい美味しいのか「一度飲んでみよう」と行動させることがマーケティング活動では重要になる。本麒麟のスマッシュヒットは、広告との相乗効果などでキリンビールをシェアトップに返り咲かせた。

テレビCMにタレントや芸能人を使うのは、誰が言っているかということがポイントになる。だから高いギャラを払ってでも著名人を使う。

加えて、タレントをキャスティングすると、商品が消費者の印象に残りやすくなる。筆者がサントリーの金麦を買うようになった理由は、檀れいが出演していたからだ。そのタレントが商品やサービスを利用している場面を宣伝できれば、印象に残りやすい。

さらに、タレントを起用すれば、情報番組の芸能コーナーやWEBメディア、各種SNS、動画配信サイトなどで取り上げやすくなる。遊技機メーカーが新台の発表会でタレントを使っていたのは、まさにそのケースだ。商品力だけでは足りない宣伝力をタレントの起用により、向上することが可能になる。

遊技機のCMが解禁されて、複数のメーカーがテレビCMを散発的に流している。テレビマンや広告代理店関係者から言わせると「新台のプロモーション用に作ったものをそのままテレビに流しているだけなので見た人には全く刺さらない。昔のように儲かっている時は兎も角、無駄なおカネの掛け方」と手厳しい。

最近、よく見かける北電子のジャグラーは「マジ25周年すか。1996年から変わらない楽しさで、エブリバディーな皆さんとご一緒に歩んでまいりましたよ。あちゃらこちゃらと移り変わる世の中でやんすが、これからもあなたのおそばでジャグジー。楽しいがここに。アイムジャグラーEX」と30秒間のセリフが特徴的なCMに仕上がっている。

ジャグラーは販売台数が決まっているので、ホールにジャグラーを購買させる目的ではなく、これを見てジャグラーを打ちたくなるように、ユーザーに行動を起こしてもらわなければならない。

ジャグラーのCM効果でジャグラーコーナーの稼働が少しでも上がれば、万々歳ということになる。CM以前とCM以降の稼働を比較すれば一目瞭然であろう。

遊技機メーカーのテレビCMにも欲しいのはタレントである。パチンコ好きのクズ芸人は何人かいるが、誰が「パチンコって楽しいね」と言えば、未経験者がイメージの悪いパチンコに興味を持つかである。パチンコ好きで知られる演歌歌手のさくらまやは、マルハンのYouTubeチャンネルに出演していたが、ちょっと違う。


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