パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

Z世代はパチンコを激変させるか

アメリカで言うところのZ世代(1996年〜2012年生まれ)の特徴は、
・買い物も職探しもYouTube
・共感できないブランドはスルー
・貯蓄と投資が大好き
・借金は嫌い 
等々『世界を激変させるニューノーマル』と銘打ち今後のマーケティングに大きな変化が訪れるという。

戦略・戦術・戦闘という言葉を用いてビジネスコンサルタントは企業の活性化を促す取り組みをされる。私は戦略を以下のようにして教わった。

乗り物に例えれば、
江戸時代の人力車から始まり移動の時間を短くするという取り組みは文明の現れだ。

文明は限りなくゼロに近づくことを是とする。故に人力車より速い車や蒸気機関車などの乗り物が新たに発明された。これこそが戦略の範疇にあると先生はいった。

さらに言えば蒸気機関車では燃料の改善や車輪、線路その他諸々の部分に改良を加え更なる最高速度を求める。しかしこれらは戦術戦闘の領域であり、決して戦略ではない。

蒸気機関車に限界を感じると文明は電気で動く車両、即ち電車をつくる。これは全く新しく世の中を驚かせるほどの発明だった。つまり右肩上がりの延長線上にあるものではなく、そこから別次元に飛び越す発想を戦略という。

国鉄は次に明治36年に記録されたドイツの210km/時速に追いつけ追い越せのスローガンで各車両に軽いモーターを搭載した新幹線なるものを発表する。これもまた戦略であると件の先生は熱く戦略を語った。

パチンコでいえばチューリップの開閉がロマンだったが、メーカーは大量出玉を画策し羽根ものやフィーバー機を作成した。これはある意味での戦略と言えるだろう。その成果は潰れかかっていたパチンコ店を見事に蘇生させた。

しかしながら、ものとことには必ず終わりがある。パチンコそのものに翳りが見え始めてから改善改良とは程遠い変更がなされるばかりで戦略もへったくれもあったものではない。今や誰しもが業界の滅亡を予感している。

果たして改悪なる発想を捨てて業界が息を吹き返すほどの戦略を誰が画策するのか。

それは前出のZ世代以外には考えられない。X世代(1960〜1970生くらい)やミレニアム世代と呼ばれる(X とZの中間世代)Y世代には期待すらできない。

Z世代の極めて冷静でクレバーなものの考え方があれば世の中を、アッと言わせるものを作れるかもしれない。と安直で無責任な期待をしてしまう。もっとも購買にシビアな彼らがパチンコはN Oという評価をつけた時点で業界は無くなるだろう。
 

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規制緩和がなくなったら終焉を迎える業界にならないために必要なこと

1970年、アメリカで大気汚染浄化法(マスキー法)が制定され、76年以降に販売されるクルマは「窒素酸化物」を10分の1に低減することなどが求められた。世界中の自動車メーカーは「無理」と大反対した。その基準を満たせないメーカーは北米市場から撤退した。

この時、必死で頑張ったのが日本メーカーで、規制を最初にクリアしたのはホンダのCVCCエンジンを搭載した「シビック」だった。オートバイメーカーのホンダが乗用車で世界に躍り出るきっかけを作った。これにトヨタや日産などもつづき、排ガス規制をクリアしていった。「小さいので燃費が良い」「壊れない」「円安で買いやすい」といった評価も重なり、日本車が自動車大国のアメリカで高く評価された。

度重なる規制を乗り越えて来た自動車メーカーだが、地球温暖化対策でCO2の排出ゼロが求められ、各国の自動車メーカーは電気自動車(EV)開発へと大きく舵を切った。自動車業界は規制によって燃費がよく、クリーンな排ガスへと技術革新を遂げていった。

地球温暖化対策に規制緩和などの妥協は一切ないが、パチンコ業界は射幸性が行き過ぎると規制を強化し、その結果、業界が弱体化すると規制を緩和する。これを繰り返してきたのが業界の歴史でもある。業界の成長と発展は警察のさじ加減によって決まる、と言っても過言ではない。生殺与奪の権を警察に握られている、と言われる所以でもある。

で、業界が追求してきたのはゲーム性よりも射幸性である。ま、ゲーム性を追求しても行き着くところは射幸性である。風営法で縛られながら、ここを追求するからいつまでも規制を受ける。

生殺与奪の権を握る警察の規制緩和がなくなったら終焉を迎える業界になるか、メーカーが独自技術で射幸性に頼ることなく、多くのユーザーを惹きつける遊技機を開発して新境地を開くのか。もちろん、遊技機メーカーには自動車メーカーのように規制に対してもそれを乗り越える新技術でクリアして行って欲しい。

「パチンコの液晶は技術革新でもなんでもない。パチンコは電役機が主流でなければならないのに、電役機開発を諦めた結果、液晶で胡麻化しているだけ。液晶が付いたことでむしろパチンコの進化が止まった。液晶が当たり前になって進化を阻み、射幸性に頼る業界になってしまった。確変がなければここまで業界は成長しなかったが、確変が業界をダメにした」と懺悔を込めて話すのは元メーカーの重鎮。

新型コロナ発生から2年以上が経ち、その正体も見えてきた。オミクロン株は「季節性インフルエンザと同じ」ことを示すデータも出てきている。それなのに、テレビは連日感染者数を報道し、「コロナは怖い」と危機感を煽る。政治家は経済を止め、失業者、自殺者は急増しているにも関わらず、異論を許さない空気に覆われた日本人の脳をコロナ脳と呼ぶ。

メーカーもパチンコ脳に侵されているから、液晶一辺倒になり、相変わらずバカでかいおもちゃ筐体競争は止まない。そんなことよりも業界がやらなければならないのは、初心者を育てることだろう。

大リーグのパイレーツで活躍する筒香選手は、出身地の和歌山県橋本市に私財2億円を投げ打って本格的野球場と屋内練習場を建設している。近年は野球よりサッカーを始める子供たちが増え野球人口が低迷している。そこで子供たちが少しでも野球に興味を持ち、野球を楽しめる環境づくりと教育の目的がある。個人による将来の野球界を盛り上げるための先行投資である。

パチンコ業界人が家族にパチンコを勧められるようになる環境整備が急務となっている。


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会社の魅力は何ですか?

採用支援㊙ブログより

採用活動において最も重要なことは、求職者にとって、その会社で働くことに魅力があるのか?ということです。

求人募集をする前に、以下を従業員に聞いてみましょう。

「会社で自慢できることは?」

この質問に対して、いくつも出てくるようであれば、それを募集内容に記載すれば応募は増えます。(自慢できることに共感した人が応募)

逆に、何1つ出てこない場合は、どの求人に出しても応募が上がらないと言えます。

(応募するメリットがない/比較的、離職率も高め)

具体的に、採用がうまくできている会社の従業員は、以下のような回答をしています。

(一部事例)

【正社員編】

残業が一切なく確実に定時に帰れること。
好きな時に有給を取れること。
転勤がないこと。
明確な評価基準があること。
会社からPCとスマホが支給されること。

【アルバイト編】

シフト希望が100%通ること。
ネイルやピアスが自由なこと。
スマホ台を毎月支給されること。
休憩中も給料が支給されること。
短時間で高収入なこと。

上記のように、既存の従業員に問いかけた際に、迷わず瞬時に回答が出る状態が整っていないのに、求人募集を開始するケースは、大半の場合うまくいきません。

例えば、飲食店の場合、集客するために工夫して来店してもらえるように、さまざまな試行錯誤を繰り返すと思いますが、採用においても人を集めるという面で共通しています。

集客と同様に、採用においても工夫が必要です。

売り手市場は、簡単に言えば、求職者数よりも募集企業数の方が多い状態です。

多くの企業が少ない求職者を取り合っている状況であり、求職者はより良い条件の会社を選べる状況にあることから、売り手市場における採用で、何の魅力もなければ、まず人は集まりません。

会社の魅力とは、例えば、給与・時間・立地・雇用形態・福利厚生・どんな人が働いているのか・やりがいのある仕事か・長く続けられそうかなど、さまざまな要素があります。

採用活動の第一歩として、まずは 「会社の自慢できることは何なのか?」 ということを最初に考えることが必須となります。

この会社で働きたいと思わせることが重要になります。




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第1話 ぱちんこや ⑤

店長の涙

僕が入社してから2週間ほど経った頃だろうか。チェリオの息子が満面の笑みを浮かべてカウンターの前に姿を現した。

「おかあさん、郵便局に就職決まったよ」

ヌシはその言葉を聞くやいなや、その場で泣き崩れた。少し遅れてチェリオも二人に寄り添いおいおいと声を上げて泣いた。親はしがないぱちんこやのホールまわり。倅は立派な公務員。一体どこの誰がそんな話を信じるか。

いやいや二人にとってそんなことは関係のないこと。夢のような現実だけが今は大切なのである。あとで聞いた話だが二人の給料は合わせて27万円。出来の良い息子を持つこの両親は、一切の無駄使いをせずに毎月18万円を貯金していたそうだ。

人の財布を勘定するなんてことはあまり褒められたものではないが、18年そんな生活をして貯めたお金はかなりの金額になるはず。それもこれも息子のためだけにこの夫婦は質素な生活を全うし、現在に至るのである。一人前になった息子の就職が決まっての涙は二人にとって今までの努力の結晶ではないか。
 
その日は店長の呼びかけでチェリオとヌシのための祝賀会が開かれた。久しぶりに食べる焼肉の味は格別だった。社員総出で飲めや食えやの大騒ぎ。みんなお腹をすかして夜の12時にもなろうというのにここのテーブルだけ大騒ぎ。

「今日はいいからねぇ。みんなどんどんたべてねぇ」と途中参加の社長もご機嫌な様子だ。

そして最後には社長からのお祝いの金一封が二人に手渡された。なんとも感慨深いものがあった。僕はこの日の一体感を肌で感じていた。みんな一癖も二癖もある人たちだけれど、こうして見るとまんざらでもないな、と心が温かくなるのを感じた。
 
好事摩多し。それから三日経ったある日のこと。自分の人生を一人息子の為に一生懸命働いて、さあ、これからだという矢先にチェリオは胃をこわした。ヌシの話では癌であるという。なんということだろうか。まだ42歳だというのに。

当時の癌という病気は今と違ってかなり深刻な病気であった。チェリオはいろいろ考えた末に退職を決意した。会社のみんなに迷惑をかけるから、というのがその理由らしい。

「そんなことはないだろう」というのが僕の気持ちなのだが実際にチェリオがホールで充分な仕事ができないのであれば、新しい人材を補給しなければならない。チェリオの為に一人分の人件費を増やすことはできないという事情があるという。
 
ぱちんこやは儲かっているのにそれくらい面倒見てあげてもよさそうなものだが、現実はそうはいかない。結局、わずかばかりの退職金を握り締め、二人はこの会社を去っていく。一人息子はこの場所にアパートを借りて残るそうだ。そしてふたりは故郷に帰るという。荷物をまとめて寮を出て行く姿を見て僕まで泣きそうになった。

慰めの言葉が見つからずモジモジしている僕を見たふたりは、
「坂井さん、元気でね。仕事頑張ってね」と歩み寄ってくれた。

頼り無さ気なチェリオのかすかな微笑みがやけに悲しく写った。悲痛な思いで一晩過ごした僕にも今日という日は容赦なくやって来る。いつもどおりに目が醒めて、いつもどおりにホールに顔を出す。掃除を終えて事務所に用事があるため、ノックをしてから扉を開けた。そこには金無垢のローレックスをはめ、これまた金のカルティエの眼鏡をかけた悪人ヅラの店長が何故か一人で泣いていた。

店長は僕の顔を確認すると「坂井、おまえはあんなことすんなよ」とひとこと告げ、さらに激しく泣いた。

僕にはなんのことだかさっぱりわからない。二人しかいない事務所に沈黙の時間が過ぎていく。ひとしきり泣いたあと店長はやっとその重い口を開いた。

「あの夫婦はなぁ・・・」

僕は今までこんな悲しい声を聞いたことがない。そしてそのあとに続く衝撃的な事実を知って僕は絶句した。

林さんは店長が釘調整をした後、よく出る台を顔見知りのお客さんにこっそりと教えては謝礼として現金をもらっていたというのだ。僕はその話は嘘だろうと何度も、何度も店長に聞き返した。あの善良そうな人がそんなことをするはずがない。

十八年も真面目に働いてきたのにそんなことはありえない。心で反発した。しかし数日後、社長からの伝達があった時に僕は事実を認めざるを得なかった。林さんが癌だと言ってやめていったのは真っ赤な嘘だったのです。そして僕は人が信じられなくなる。



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時給でコストコへ、将来性で農業へ転職した人たち

全業種を比較してもアルバイトの時給の高さでは、アドバンテージがあったのがパチンコホールだった。

慢性的人手不足が続く中、一般的なサービス業よりも高い時給で人材を確保してきた歴史がある。実際、ホールで働く若者や主婦を数多く取材してきたが、異口同音に時給の高さがホールを選んだ理由だった。

人手不足で高い時給が払えたのは、それだけホールが儲かっていた証だが、黄色信号が点灯している。特に地方では低貸しの稼働低下に伴い、これまでのような高い時給を払えなくなっている。都内のホールでも稼働低下に伴い、アルバイトを切り、社員で回しているケースもある。

では、アルバイト時給のプライスリーダーは、どこに取って代わられようとしているのか?

時給格差を取材している経済紙の記者によると、その正体は会員制の倉庫店舗「コストコ」だった。

コストコのアルバイト時給は1400円からスタートする。「同一労働同一賃金」を徹底するコストコは、基準は一番時給が高い東京に設定されているため、地方であろうとも東京と同じ時給になる。

岐阜県のコストコを取材していた記者は、岐阜県内のホールから転職してきた男女に巡り合う。ちなみに彼らの勤務先のホールの時給は1200円だった。岐阜県の最低時給は880円なのでホールの時給でも十分魅力的だが、さらにその上を行くのがコストコだ。

今回ホールからコストコへ転職者が出たように、コストコ周辺の業種は時給を上げないと優秀な人材も採れなくなる。ホールでも1400円以上の時給を提示することはかなり難しい。

仮に時給を上げた場合、それまで5人でやっていた仕事を3人でやらなければなくなるので、雇用問題にもかかわってくる。

コストコの「同一労働同一賃金」には、一方でこんな狙いがある。

相場よりも高い賃金なら離職率が下がり、ムダな採用コストや教育コストもかからないようになる。雇用したアルバイトがすぐにやめてしまうと手続きやいろいろ教えるのに時間がかかって大変だが、時給を上げて辞める人が少なくなれば、教育コストをアルバイトの方に還元することもできる、というわけだ。

コストコがパチンコホールに代わってアルバイト時給のプライスリーダーになっているが、全国に30店舗なので、影響を受けるのはコストコ周辺の業種で、大きな影響にはまだ至っていない。

次はホールから農業へ転職した夫婦の話だ。

農業従事者の平均年齢は65歳。後継者がいないために、どんどん高齢化が進んでいると共に、耕作放棄の農地は増える一方だ。

そんな農業の世界へ飛び込んだ夫婦の年齢はまだ30代、と若い。ホール勤務時代は2人併せて手取りは40万円ほどだった。

10店舗以上のチェーン店に勤務していたが、低貸しが主体で社長や店長が「1円は儲からない」とボヤいているのを聞くのが嫌になって、農業を選択した。

農業は若者が参入してくれることに大歓迎だ。

今回のケースでは1年間家賃はタダ。農地は月1万円で借りることができる。

「農作業はキツイけど、将来性が見込めるので転職しました。今思うとホールの仕事は楽だった。ホールの給料より収入は下がったけど、そのうち逆転する。農業は高く売れる野菜を自分で作って売ることができる」と夢を膨らませる。

業界に将来性があれば転職することはなかったかも知れない。




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