パチンコ日報

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来年の夏場対策の一助に

ことしは昨年ほど酷暑ではなかったものの、夏はやはり暑い。



大手スーパーに勤めるAさんはゾーンマネージャーで、「台風や天候不順の影響で全体的に消費が落ち込んでいる。まだ、夏なのにちょっと肌寒くなると秋物が売れたりする。小売業は気候に左右されやすい」と嘆く一方で、現役のパチンカーでもある。



「昔は涼を求めてパチンコ店に入っていた。他の業種に比べてキンキンに冷えているから。業界が室内の温度を28度に設定してからは、暑いのであまり行かなくなった。常連客はエアコンの風が来る場所まで把握しているので、その席が取られていたら帰る」というほど、Aさんは夏のパチンコ店にはこだわりを持っていた。



流通業界も東日本大震災直後の年は、節電モードに走った。



スーパーは1階は生鮮食品コーナーがあるので、冷凍庫などもあり涼しく感じるのだが、2階、3階のフロアで節電モードに走ると夏はむしろ蒸し風呂のように暑い、と感じた。熱気は上に上がっていくので、特に3階は暑かった。働いている従業員の方が可哀想だと思ったほどだ。



さすがに、今は温度設定を下げているのか、3階でも暑いと感じることはなくなった。



客商売でお客に「暑い」と不快感を与えることはできない。



つまり、来店動機として夏、涼しくない店舗は選択肢から外れてしまう、ということだ。



「私の行きつけの店に無料の給水機がありました。冷たい水が飲めるのは非常にありがたかったんですが、給水機が故障して使えなくなり、そのうち撤去してしまいました。それをきっかけに、そのホールには行かなくなりました」



機械はどこも金太郎飴状態なら、差別化できる点はちょっとした点にあることが分かる。室内温度とか、無料で使える付帯設備とかにもかかっている、ということだ。



で、この夏、Aさんがもっぱら利用したのはスタバだった。



キンキンに冷えた場所が好きなAさんは、汗っかきなので、外回りをするとシャツが汗でぐっしょり濡れてしまう。



「汗をかいたら着替えたいので、1枚500円ぐらいの下着の景品を置いてくれたらありがたい」



Aさんのようなお客さんがどれぐらいいるかは分からないが、来年の夏場対策として、設定温度と給水機は一考する価値はあるかも。





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