パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

新台入れ替えの必要がない店舗

「新台入れ替えを控えます」



「新台入れ替えをしません」



などと掲げているお店がありますが、稼働がないお店でこのようなことをしてしまったら、徐々にお客様が減り、お店を運営していくことが困難になります。



新台入れ替えをしないのではなく、新台入れ替えの必要がない状態にすることが大切です。



ジャグラーやハナハナなどの長期に渡り稼働のある機械や名機を取り揃えた固定島、5スロなどの抵貸しを高稼働させ、入れ替え島を減らせれば、新台入れ替えを控えることが出来ます。



新台入れ替えをほとんどしないお店があります。



ほぼ新台入れ替えをしないのですが、ジャグラーだけを新台で購入して、他の機械は全て中古で導入します。吉宗や獣王は当然のようになく、パチンコでも沖海3もない。



店内は静かなクラシックのBGMが流れ、機械音はギリギリまで下げ、空調も至るところにサーキュレーターを置き、建物は古いのですが、とても綺麗な店内である。



新台はないのですが、椅子は上下式の座り心地の良いものを使用していて、台間は広く、大きめの分煙ボードで個室風になっています。



新台がないにも関わらず、平日のお昼過ぎに6割稼働をしています。



パチスロの機種構成はジャグラー系が70%、ハナハナ系10%、バラエティー10%、5スロ8%、2,5スロ2%の比率になっています。



新台を好んで打つ浮遊客でなく、年配層中心の固定客が中心なので、そもそも新台入れ替えの必要性も感じません。



レートは幅広い客層のために、パチンコ3レート、パチスロ3レートの計6レートあります。



一般景品は全国各地のものをとり揃えていて、選ぶ楽しみもあります。



データは余すことなく表示して、全台パーソナルで経費を削減し、圧倒的な薄利多売の運営をしています。



新台入れ替えで他店と競いあうのではなく、お客様目線で店舗を運営している素晴らしいお店である。





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アナザーゴッドハーデスの適正台数

あまりにも大きな反響でしたので、今回は適正台数について寄稿してみました。



アナザーゴッドハーデスはミリオンゴッドゼウスの純増2,2枚から純増2,9枚にスペックアップしていて魅力的な機械になっています。ゴッド好きのヘビーユーザーには支持されるでしょう。ただ、一般のお客様には単価が高過ぎてついていくのは難しいと思っています。



今までゴッド系がパチスロのメインになったことはないので、アナザーゴッドハーデスがメインになることは考えづらく、あくまでも脇役の役割になります。



ミリオンゴッド神々の系譜が出てきた当時は、純増2,4枚はなく、スペックがずば抜けていたので、大ヒットしましたが、今では純増が3,0枚まであるので、純増2,9枚のハーデスは決してスペックでずば抜けてはいません。



ゴッドというコンテンツはパチスロの中ではトップクラスになり、集客力があり、初動は見込め、同じようにコイン単価を上げた鬼武者再臨のように1ヶ月ぐらいは良い稼働をするとは思いますが、長期に渡り高稼働することは難しいでしょう。



ここで問題になるのは販売台数になります。



現在、ミリオンゴッドゼウスのホールでの設置台数が約1万4千台、ミリオンゴッド神々の系譜が約2千台設置されています。



この2機種の合計の1万6千台がミリオンゴッド系の純粋な市場でのニーズになります。



この1万6千台に新台ニーズを足したとしても、3万台ぐらいがアナザーゴッドハーデスの新台としての適正台数ではないかと思います。



今回、アナザーゴッドハーデスは5万7千台の販売を予定しているということなのですが、この数字は明らかに供給過多ではないかと思っています。



しかも、パチスロの新台ニーズが落ち込んでいて、コイン単価の高い機械が苦戦している中でのアナザーゴッドハーデスのコイン単価4,6円が市場でライトユーザーに支持されるかどうかは疑問でなりません。



ライトユーザーに支持されなければ、5万7千台を埋めることは難しくなります。去年のミリオンゴッドゼウスは最終的には8万台が販売されましたが、今では1万4千台しか残っていません。1年で6万6千台が撤去されたのをみると、明らかに供給過多だったことになります。8万台販売されたミリオンゴッドゼウスは中古価格が暴落して、すぐに数万円代になりました。



今回のアナザーゴッドハーデスも需要と供給のバランスを考えると、中古価格が暴落してもおかしくはありません。



販売をするフィールズがどのような売り方をするかはわかりませんが、今回のアナザーゴッドハーデスの販売は苦戦することが予想されます。



我々ホール側はアナザーゴッドハーデスの自店での適正台数を冷静に見極め、無理をせずに適正台数を導入することが、お客様や業界のためになるのではないかと思います。





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コンビニエンスパチンコ

先日、流通大手のイオンとセブン&アイ・ホールディングスの2013年3~11月期連結決算が10日、出そろいました。



コンビニが最高益、大型スーパーが苦戦を強いられる結果となりました。



パチンコ業界は大型化が進んでいますが、遊技人口は毎年減少していっています。



今後は大型店よりもコンビニのように小さなパチンコ店が生き残るのではないかと思っています。



設置台数は200台前後と小さな店舗。



今後、客数が減少傾向にある中で、1000台の店舗で500人のお客様を集めるよりも、200台の店舗で100人のお客様を集めることのほうが現実的ではないかと思います。



コンビニのようなパチンコ店ならパチンコ・パチスロ併設のほうが間口が広いので、成り立ちやすい。



4円パチンコ30台、1円パチンコ40台、40銭パチンコ30台、20スロ40台、5スロ30台、2スロ30台の6レート。



小さいながらも、いろんなレートを楽しむことができます。



一般景品もいろんなものを取り揃え、地域密着型で営業します。



パチンコはパーソナルシステムにして、人件費を含めた経費を極力落とし、ローコストで運営します。



機械代は月間200万円以内に抑え、機械代を含めた月間経費を700万円以下にします。



1日の台粗利は1500円あれば成り立ちます。



換金率はパチンコ日報では言いづらいのですが、等価交換にします。日粗利が1500円以下であれば、等価交換でもパチンコは回すことも出来ますし、パチスロは設定も入れることが出来ます。



4円パチンコと20スロはシンプルな等価が面白いと思いますし、長時間遊技を望んでいるお客様は40銭パチンコと2円パチスロを打って頂ければと思っています。



半日打って1500円なので、月に20日来店されるお客様でも、月3万円あれば遊べます。



日本一のパチスロ専門店を作りたいという夢もありますが、こんな遊びやすく、アットホームで親しみやすいコンビニエンスのようなパチンコ店も作ってみたいと思っています。



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4号機のスペックに近づけたミリオンゴッドハーデスは誰が望んでいるのか?

アナザーゴッドハーデスは純増2,9枚のAT機。1,000円あたり28,5G、初あたりが設定1~6が1/459~1/252、コイン単価が4,6円前後のとんでもないスペックになっています。



開発したメーカーはユニバーサル系のミズホで販売代理がフィールズである。



機械の説明会は、薄暗いカラオケボックスの部屋の中で行われました。



販売代理のフィールズの方がパワーポイントで説明した後、デモ基盤の機械で行われました。



フィールズの方の説明では、このような瞬発力のあるスペックを作ることは、それほど難しいことではないのですが、瞬発力の逆の吸い込みを作る技術が難しいとのことでした。



何か悪いことでも聞いているような感覚を持ったのは私だけでしょうか?



4号機時代、機械のスペックが荒くなりすぎて、パチンコ店が大衆娯楽の枠から外れてしまい、賭博場のようになり、規制が入ったのは数年前のことです。



最近の機械はエスカレートしてきていて、ついにはアナザーゴッドハーデスのようなとんでもないスペックが出てきます。



このとんでもないスペックを誰が望んでいるのでしょうか?



一部のヘビーユーザーは望んでいるかもしれませんが、決して誰もが望んでいるものではありません。



ごく一部の店舗では望んでいるかもしれませんが、一般的なお店はそれほど望んではいないと思います。



それにしても、5号機でここまで荒くなってしまうと、4号機時代のように規制の対象にもなりかねません。



ある程度のギャンブル性は必要かもしれませんが、行き過ぎはどうかと思います。

機械が売れればいい、儲かればいいという考え方ではなく、作る側のメーカーと買う側のホールも業界のことを少しは考えてほしいものだと思っています。





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2014年は機械代を半分以下にする

最近のパチスロの機械はどれも似たようなものになっています。



純増が2.0枚~2.8枚で、ほとんど中身が一緒で、コンテンツと演出を少し変えただけになっています。



パチスロ機は単純でシンプルなほうが面白いと思っていますが、最近のパチスロ機は煽り演出などが派手になってきていて、年々つまらなくなっています。



今までは純増2.0枚のARTから純増2.8枚のATとスペックが変わっていったので、新台入れ替えの必要性を感じていましたが、今は必要性をあまり感じません。



2013年の機械代が売却分を差し引いて、116台の店舗で年間2,800万円、月間233万円かかりました。



一般的にはそれほど多くないのですが、自分的にはミスが多かったと思っています。



忍魂の4台、緑ドンの4台、笑ゥせぇるすまんの1台などの失敗がありました。



また、やってはいけない機歴をフィールズと北電子の機械でしてしまいました。2014年の機械代は、年間1,200万円以内、月間100万円以内を予定しています。



基本的に新台は月間に1機種の1台の入れ替えにして、北斗の拳と番長、吉宗のパチスロビッグ3コンテンツだけを5台で導入します。



ハズレのないジャグラー系の新台入れ替えを6台、ハナハナ系を4台。

導入しそこなった機械を中古の後追いで計4台。



1月の入れ替えは、機動戦士ガンダムと仮面ライダー、シティハンターは見送り、バジリスク絆を1台選びました。



2月は、トップでいけるサミーの輪廻のラグランジェの導入を考えましたが、コンテンツ力の低さと1台だと最大9万円の価格差があるので、導入を見送り、輪廻のラグランジェよりも評価の高かった主役は銭形を納期にこだわることなく、1週遅れの1台で導入する予定にしています。



1月と2月は1台ずつの新台入れ替えのみになります。新台が1台もないと、お店に新鮮さが薄れてしまうので、月に1台は導入しようと思っています。

この月間1機種を選択するのは、宝探しをしているみたいで、楽しいものです。自分が評価した機械が市場でどう動くのかが楽しみです。



今までは、新台入れ替えをしないとお客様が他店に流れてしまい、お店が立ちいかなくなるのではないかという強迫観念で新台入れ替えをしていましたが、これだけ少ない新台入れ替えで、お店の稼働推移がどうなるかも楽しみなところです。



全ての機械を購入していると、どうせ導入するのだからという気持ちになり、機械を評価する真剣さが少なくなりがちになります。



2014年は機械代を削減するので、より機械の評価を真剣にしなくてはならないと思っています。





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