今回は補選だったが、国民の信を問うのであれば衆議院の解散・総選挙が本筋だが、今、解散すると自民党の257議席は、200議席行くか行かないか、という分析もある。つまり50議席以上は失うことになるので、来年10月の衆議院の任期満了までこのまま行くのではないか、という読みもある。
その前に来年夏には参院選を控えている。
東京15区を取材していたキー局関係者が、パチンコ業界関係者の話を聞くことができた。今回の補選での自民党惨敗を受けて、次の参院選では大幅な戦略の見直しが必要と前置きした後でこう述べた。
「比例区では自民党と書く人が大幅に減る。当選しない自民党の先生がたっぷり出てくることが予想される。パチンコ業界が推していた先生も無理っぽくなってきた。業界の応援熱も冷めるだろうし、盛り上がらない。名簿順位が相当上の方でなければ比例区の当選は危うくなってきた。業界から知名度の高い人を独自に出すしかない。業界人で知名度が高い人と言えば、神田うのの旦那という枕詞が付くけど西村さんしかいない。西村さんなら業界が一丸となって推せる」
知名度という点では日遊協の西村会長の右に出る者はいない。その他、独自候補として全日遊連の阿部理事長の名前も挙がったりする。
業界から議員を出す――この関連記事がアミューズメントジャパン1月22日号に掲載されていた。余暇進の千原副会長がインタビュー記事の中で、業法制定に絡めて次のように語っている。
「自民党は業界票を9万5000票と分析しています。そこは自民党も評価してくれているところです。次の参院選では業界に精通した業界の人材を推して、何としてでも当選していただく。業界人が議員バッジを付けることは大変な意義がございます。議員先生や社会からの見方も変ってくる。その3年後にまた業界人が当選すれば、常時2人の国会議員が業界の意見を国政の場に届けてくれることになる。そのために今、全国で職域支部の組織化を進めているところです。各地域で組織化できれば、都道府県会議員や市議会議員の先生からも一目置いていただける業界になるはずです」
自民党の弱体化によって、このことが現実味を帯びてこようとしている。
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