パチンコ日報

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パチンコホールは地域のコミュニティーの場になれ

「パチンコ店の商品とは遊技機。これを提供すること。遊技人口3000万人時代は経営の基本方針が顧客ニーズと合致していた。3000万人の時は大衆娯楽としてバランスが取れていた。スタートは7個返しで40個交換。それが5個、3個、1個となり30個~25個交換へと突き進んだ。今、提供している遊技機、営業方法は顧客に怒りの感情を与えている。今の機械の延長線上には顧客のニーズはない。50万円の新台を入れながら顧客を減らし続けている。パチンコを止めた3分の2はパチンコを娯楽として考えていた」と断言するのはホールをサポートする側にある業界人。

業界は規制と緩和の繰り返しの歴史がある。

スロットで言えば合法的賭博と揶揄されて4号機撤去、パチンコではMAXの撤去問題があり、行き過ぎた射幸性に「新基準機」という冷や水が浴びせられた。その度に、ホールは旧基準機という射幸性の高い撤去を求められ、機械代のコスト負担にあえいだ。

そして今はまた緩和期間に入り、スロットで言えば万枚時代再びだ。パチンコは大当たり確率が1/200以上のスペックに限定で搭載されているラッキートリガー機能は、甘デジでも6万4000発も出ることもある。今までの規制は何だったんだ。

遊技産業政治連盟が政治家に規制緩和を陳情した成果なのかもしれないが、これで喜ぶのはメーカーだけ。新基準機の度に機械入れ替えニーズだけは生まれる。

規制緩和して出玉性能がアップしても、遊技人口が増える気配も感じられない。

「射幸性を上げることで売り上げが上がった時代の成功体験を忘れられない人たちが、業界の首脳ではパチンコ業界は変えられない。業界は射幸性ばかりを追求するのではなく、パチンコのビジネスモデルの再構築が必要」(同)

では、どんなパチンコ店を理想としているのか? 

「パチンコホールは地域のコミュニティーの場として、地域の情報発信の中心にならなければならない。パチンコをアミューズメントと呼ぶように、楽しくて、面白くて、好奇心をくすぐり、利便性もあり、さらにお得な情報もある」(同)

遊技機に関しては、豊丸産業が地道な活動を続けているトレパチのように、足踏みで楽しみながら脳を刺激し、認知症を予防するような健康パチンコも必要になってくる。

超高齢化社会を迎えるわが国にあって、ホールが健康を提供することで世間の見方も変ってくるというものだ。脳トレパチンコの市場を作り出すことがメーカーの役目でもある。

「そんな機械では売り上げも上がらない。誰も見向きもしない」と全否定する声はどこからか聞こえてくる。これだからパチンコ業界は変ることができない。


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