画家生活は順風満帆かと思いや、ジミーちゃんが画家を辞めたのは2016年のこと。再びタレント活動をスタートした。
ナゼ、画家を辞めたのか? この理由が何ともジミーちゃんらしい。
ある日、焼鳥屋のバイト募集で850円の時給を見た時だった。自分が描いている絵を時給換算したところ、350円だった。全然儲かっていないことに気づいて、あっさりと画家を辞めてしまった。
今、パチンコ業界でも換金業務で“ジミーちゃん現象”が起こっている。
32歳の時から30年間換金業務に従事していたおばちゃんの事例がそれだ。おばちゃんは30年間業務に携わっていたホールが閉店したことで、職を失うことになった。換金業務はアルバイトというよりも請負業務の形態を取る場合が少なくない。
おばちゃんも業務請負で換金業務に従事していたが、30年間、月15万円で請け負っていた。始めた当初はそんなに悪い給料でもない、と思っていた。
月30日を15万円で割ると1日5000円である。12時間営業とすれば時給は400円ちょっとである。
暇な時間が多いので、そんな時は編み物をして時間を過ごした。業務請負なので計算間違いは自腹で差額を支払わなければならなかった。それが精神的ストレスになることもあった。
おばちゃんは閉店に伴い、職を失ったが、新たなアルバイトとして清掃スタッフの仕事に就いた。時給は850円。掃除の仕事なのに今までの換金業務より倍近い時給にただただ驚いた。
業務請負では健康保険や国民任金も自分で納めなければならなかったが、掃除スタッフになると会社持ちでその差額に驚いた。
「掃除は体を動かすので健康にもいい。計算間違いのストレスからも解放されて今の方が楽しい」とおばちゃんは換金業務に未練はない。
ホールの売り上げ減少に伴い、特殊景品問屋も倒産す時代だ。売り上げ減少の要因は低貸しが主流になったことだが、換金所も人件費を払えないケースも出てきているように、ATMが必要になるぐらい3店方式も制度疲労が露見している。

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ピンバック: ベン
まあ、ちゃんと貰ってても金積まれるか、弱味握られたら漏れるか。
今回はどこから漏れたのか?
ピンバック: とんかつ
底辺の人達は大変だ
ピンバック: 勝ち組