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8/11(土)オープンの新コンセプト「ダイナムパーク」気になりますね。
特徴のひとつに「完全分煙」がありますが、これは2年以内には業界標準なので先行の利になるでしょう。
そして最大の特徴は「超低レート」にシフトすることです。
パチンコ360台…100円430玉(0.232円)
2円スロット120台…100円43枚(2.32円)
この規模で全館超低レートとは例のない思い切った戦略です…というより成り立つのかという点を考察しなければなりませんね。
まず何故この方向に舵を切ったのでしょう。
群馬県伊勢崎市は隣接する太田市も商圏になる過当競争エリアです。
この両市に地場最大手D’stationが3店舗、マルハンが5店舗、ダイナムが4店舗、そして伊勢崎市に2店舗目となるメガガイアが7月にオープンしました。
特にダイナム伊勢崎店はこのメガガイアに一番近い店舗なので、完全な棲み分けを狙っているように思われます。
では収益性を推察してみましょう。
超低レートには分析資料がないので、SIS平均の1パチ台売7,000円、10スロ台売10,000円を基準にします。
貸玉料金はこの5分の1なので、0.2パチ台売1,400円、2スロ台売2,000円となり、粗利率はやや厚めの25%で考えることにします。
0.2パチ
台粗利:1,400円×25%=350円
総粗利:350円×360台=126,000円
2スロ
台粗利:2,000円×25%=500円
総粗利:500円×120台=60,000円
1日の店舗粗利
126,000円+60,000円=186,000円
1ヶ月(30日)の店舗粗利
186,000円×30日=5,580,000円
続いて主な月間販管費の想定です。
◎借地代:1,500,000円(想定として1坪300円×5,000坪)
◎人件費:2,500,000円(想定として1人250,000円×10人)
◎遊技機:500,000円(想定として1台50,000円×10台)
◎光熱費・販促費・雑費:1,000,000円
月間販管費合計は5,500,000円となりました…営業利益は残りませんし、ダイナムの本部費は出ません。
営業利益が残るようにするには、稼働率を上げる、調整を厳しくする、人件費を減らす、等やっていく必要がありますが簡単ではないでしょう。
違う視点からですが、この超低レート営業で景品交換の比率が「特殊景品 < 一般景品」と成り得るでしょうか。
これぞ大衆娯楽の原点であり、期待したくもなります。
そして利益率の高い一般景品の交換が増えたとしたら、上記の店舗粗利は10%程度アップする可能性はあります。
しかし経営という観点からだと、まだまだ楽ではない数字です。
またギリギリとはいえ、このように全館超低レートが可能になるのは借金がないということが前提になります。
この店舗はグランドオープンから17年が経過していて、建築と設備に関しては返済が残っていないはずです。
つまり今後も出店を続けるダイナムでも新規店で「ダイナムパーク」はできないのです。
もし最低ラインの粗利が取れなかったらどうなるでしょうか…赤字では営業を続けていけませんよね。
ダイナムの借地は20年の定期借家契約が多いと聞きます。
伊勢崎店がこの契約なら、契約満了までの残り3年を耐えればいいわけです。
デッドラインとしては借地代の範囲の赤字なら我慢、借地代を超える赤字なら満期を待たず閉店となるのかもしれませんが、チェーン店でなければ厳しい話ですね。
結論
新コンセプトの「ダイナムパーク」は「戦略」であり「実験」であり「最終処理」である、と思います。
追記
初日にダイナムパークへ視察に行った業界関係者によるとスロットはほぼ満台ながら、パチンコは30%ほどの稼働率だったようです。

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オーナーや店長が客を人扱いせず、数字で見るようになったからです。
客は貴重なお金と時間を消費して何を得るのでしょうか?
客は満足とまでいかなくても納得出来るレベルの何かを得ないと、次にまた足を運ばなくなってしまいます。
『レートを落として投資を下げれば良いという問題ではないのです』
車で行ける範囲に綺麗な大南無系列の店が2店だけあります。
接客もとても丁寧です。
ひきつった不自然な笑顔を振りまいてくれます。
0.5円パチンコの稼働があまりありません。
終日500G以下の台がザラで、終日ゼロもあります。
1円パチンコも空き台だらけ。
土日祝でもです。
回らない・当たらない・出ないパチンコにどんな魅力があるのでしょうか?
ピンバック: サファイア
『あんな事を始めるようではあのチェーンはもうお仕舞いだ。』と最初の頃は周辺のライバル店舗も冷ややかな目で静観してたけど、
月日が流れるうちに最初はまばらだった低貸しコーナーや低貸し専門店の来店客数も少しずつ増えるようになり、
『だったら当店も低貸しコーナーを新設してお客様を奪い返してやる!』と対抗して1円パチンコを設置するパチンコホールが少しずつ増えてゆき、
4円パチンコの上玉のお客様がどんどんと低貸しパチンコに流出して行ってしまった結果、
最初に低貸しを開始したパチンコホールの4円パチンコのお客様も低貸しパチンコに移るようになり、
4円パチンコしか打たないというお客様はだんだんとパチンコホールから足が遠退いてしまったので、
10年後には体力が衰えてボロボロに疲弊してしまったパチンコホール業界が出来上がるのでした·······················。
はたから見てると『ホール経営者って全員脳みそが空っぽなんだな~。』としか思えないような話だなorz
ピンバック: イケロン
ホールは一部の客に小遣いを提供したくて経営してるんじゃなくて、利益を出すために経営してるんですもん。
4円より1円、1円より小数点以下の方がまだ利益が出るなら、そっちにシフトしますよ。
ボロボロに疲弊するのはホールの数が打ち手の数と予算の割には多すぎるからで、コアなファンだけ残れば、ボーリング場やバッティングセンターなどのようにそれなりの数の店が生き残ります。
ブームの去った娯楽産業は、そんなもんです。
興味があるのですが、4円しか打たない人はなぜ足が遠くのですか?
1円専門店だらけになったのならともかく、まだまだ多くが4円併設店ですから、台がないわけではないですよね?
ピンバック: 通行者
勝つ事を目的としないで散財するだけの上玉のお客様を大量に1円コーナーに逃してしまったために、
4円パチンココーナーの還元率(釘調整)がメチャクチャに悪くなってしまったからだと思います。
ピンバック: イケロン
顧客が望むものを提供するのは、客商売の王道だと思います。
逆に言うと、4円は『賢明な』客だけでは経営が成り立たなかったということですか?
仮にそうだとすれば、もともと無理があったような感じがしますね。
ピンバック: 通行者
遊技料金が4円パチンコのみで、まだパチスロの設置台数が現在よりも少なかった時代の方が4円パチンコを遊技なされるお客様の人数がいちばん多かったのですから、
玉貸し料金としては4円パチンコのみの時代が最適な料金だったのだと思います。
ただ、20年以上むかしの時代には、4円パチンコオンリーの遊技料金でも十分に遊べる機種や遊べる釘調整のパチンコ台がホール内にはたくさん設置してあったのですが、
いつしかパチンコホールが利益追求第一主義になってしまい、
パチンコホール内に設置されているパチンコの機種がミドルとマックスのセブン機だらけになってしまって、
少額の資金で遊べる羽根物や権利台を好んで打つような古くからのパチンコファンのお客様が求めるようなパチンコ機種を、何ひとつも設置しなくなってしまったのが、
現在のパチンコホール業界が落ちぶれてしまった最大の原因だと思います。
ピンバック: イケロン
その当時に1パチがあれば、やはりそちらに客足が向かったと思います。
ニワトリが先か卵が先かという話になってしまいますが、利益重視の調整にしたから客が減ったというより、客が減ったから利益重視の調整にせざるを得なかったんじゃないかと。
2008年のリーマンショックや2011年の東日本大震災が区切りとなって客が減っていますし。
それから、2005年の今は亡き奥村のCR黄金ハンターから始まった羽根デジの隆盛を見るに、権利物や羽根物の没落は単純に市場に受け入れられなかっただけのような気がします。
ピンバック: 通行者
先手はやはり業界で最も禁煙に先行していたダイナム系でしたか。
ダイナム信頼の森で蓄積された禁煙経営のノウハウがあるでしょうから成功する可能性もあるのでは?
でもなぜ大手からだったのかな。
中小が潰れる前に独自性で生き残れるジャンルだったかもと思った。
ピンバック: 元ベビーユーザー
こういうものはテナント料を加味した計画でやるんじゃないの?
その場所にパチ屋だけ、ってのはもうそれだけで行く価値なんて無いのだが?
ピンバック: 遊技人口がどんどん減ってるのを理解してる?
ついでにお客さんに安価でそれなりに楽しんで貰いたい・パチンコ体験・入門用的な考えもあればいいかなと
どう考えてもまともな利益が見込める形態ではないし。
ピンバック: 7743
余裕のある内に先駆的かつ将来的に必要な実験ができる風土や戦略や度胸は大したもんだ。
『分煙での客層は?超低貸(恐らく下限)での収益は?』等々、調べられること調べたいことは沢山ある。
ピンバック: 三番
ピンバック: マトリックス
メーカーもホールも「パチンコで大きく儲けること」を諦める時代になってきていると思います。
ピンバック: はい
年金生活層がメインユーザーであれば超低貸しのニーズは強い。
また、初めてパチンコをする若者層も入りやすい。
いわゆる業界の未来戦略としては正しいと思いますよ。
ダイナムは大手として業界全体の未来に貢献しようと試しているのかも。
損益分岐もありますが、稼動がどうなるのか。そこが一番の注目ポイントですね。
ピンバック: 元ベビーユーザー
例えば。。。
借りる時は0.232円/玉だが、換金する時は0.1円/玉
または
定価商品充実!(そのため換金は出来ません)
この位打ち手にビハインドが無いと、このビジネスモデルは
成立しないのではないか。
当然台は通常店舗からのお下がり限定になるので、新台導入
は相当遅くなるだろう。
近隣の信頼の森でさえ新台導入は非常に遅い。
まあ、どの様な遊戯条件で遊ばせるのか、お手並み拝見とい
うところか。
このモデルが成立したら、「業界の復活は高レートに有り」
と主張していた方々のアイデンティティーは、根底から覆さ
れるだろう。
広告)お友達や大切なあの人とゆっくり遊べる (予定)?
ピンバック: 現役ヘビースモーカー
6枚交換以上にしないと・・・
ピンバック: 徳名
ピンバック: 114.184.253.254
財布に優しいが、経営としては成り立たないってのがよくわかる。
客の取り分はこれ以上減らせないから、
台の価格を下げるか、設置できる期間を伸ばすとかして
経費が節約できるようにしないと。やっぱりメーカーの取り分をもうちょい
減らそう。現状ではパチ屋よりメーカーの取り分が多すぎる。
ピンバック: 一般ゆーざー
記事の試算は勉強になります。ダイナムパークの計画段階で、ダイナム社員たちがパチンコは利益30~35%でいきましょうとか会議してると思うと吐き気がします。
今日は4パチのお題ではないですが少し突っ込みます。この利益額で足りるなら、4パチで全台ボーダーライン以上でも達成できる。28玉海22回/1000円なら、適当打ち半日稼働で二千円以上は利益が出る。記事の推測通り三年限りの実験なら、どうしてパチンコが面白くなる方を選ばないのか。別に、全台4パチである必要もないし、超低貸しがあってもいいし。
まあ、今時4パチと超低貸しで見た目が違ったら問題だし、出る景品の量が変われば経費も変わりますから上のようにはいかないでしょうが。
ダイナムがパチンコを楽しませる気がないのは知ってたことだし、噛みついても仕方ないか。超絶ぼったくり台を超低貸しでどこまでごまかせるかの実験ですね…。
ピンバック: とんかつ
『新コンセプトの「ダイナムパーク」は「戦略」であり「実験」であり「最終処理」である、と思います。』
いかにも他人からまた聞きしたような文章で書いてありますが、
実際にはダイナム社員の広報担当の御方が書いておられる宣伝広告の『物申す』ですよね?(笑)
ピンバック: イケロン
甘デジや羽根物の遊技客が激減してしまった最大の原因は、
表記上では甘デジに分類されている機種なんだけど、実際の内部スペックは左打ち時の初当りを引いた後の数回転でもう一度大当りを引かなければならない、いわゆる《初回突破型》と呼ばれるような低予算では遊べない甘デジだらけになってしまったのと、
とにかくパチンコホールの甘デジの扱いが10年前よりも遥かに辛い設定(いわゆる釘調整)になってしまい、
とてもじゃないけど【低予算でまったりと遊びたい】というような甘デジファンのお客様の期待を裏切るような甘デジだらけになってしまったものだと思います。
10年前の初期の白海や黄海や赤海アグネスラムや牙狼陰我消滅などの甘デジを、
当時と同じようなそこそこに甘い釘調整で設置をすれば、お客様はいくらでも戻って来るでしょう。
次の回のコメント欄でサファイア様がコメントなされておられるように、
パチンコホールがそれぞれの遊技台を細く長くお客様から愛されるようなパチンコ機種に育てようという努力を怠って、
次から次へと使い捨てるような乱雑な使い方をするようになったのが、
大勢のパチンコファンの皆様が、パチンコホールから離れていってしまった最大の悪因だと思います。
ピンバック: イケロン
客が負けなきゃ商売になりませんから負けるのは当然なんですが
それでも谷村ひとしだのリーチ目だのを信じた方は、20年近くも経つうちにあまりにも負けすぎたのでしょう
これが私みたいに、若い頃からボーダーだの期待値だのオーバー入賞だのとやっていると未だに止めることが出来ません
でもホールが来て欲しいのは私みたいなのではなくてオカルトを信じるような方なんですよね
因果なものです
ピンバック: サラリーマン
すでにそのラインを超えているみたいですよ。
その程度じゃ特効薬のような効果はすでにないらしいです。イケロンさんだってこのサイトの読者でしょ?
甘い釘調整じゃ稼働は目立って上がらない、というようなエントリーが過去に何度かありましたよ。
で、結局客を増やすには出玉よりイメージ戦略と結論付けて優先すべきは出玉以外のサービスらしいです。
まぁその日のコメントは荒れていましたが。
要は人が減りすぎてその程度の処置じゃもう出血は止まらないんでしょうね。
ピンバック: セイウチノーズ
当時と同じようなそこそこに甘い釘調整で設置をすれば、お客様はいくらでも戻って来るでしょう。
ないわー。理由か? 簡単やんけ。
まず、その台をパチンコを初めて打つ奴が座れる事が「全くない」から。
可能性すらない。1%とかそんなレベルじゃなく、
もう全くない。ゼロ。
「全台甘く使う」ってならまだ、望みはあるが
それでも精々50人新規の客が来て1人が「辛うじて座れるかもしれない」位だな。
なぜならそんな事をしようものなら全国からイナゴ共が沸いてくる。
で。結局新規となりうる客はそれに「絶対」ありつけない。
お前等(勝ち組と称する奴ら)が際限なく抜きまくり、店は何の対策せず、新規を蔑ろにし続けてきた結果。
「台を愛してきた(オカルトでも楽しい、多少負けてもいいと思っていた)」本来店が求めていた客はどんどん去り、
「台を愛さない(ボーダーさえ超えてりゃどうでもいい)」奴らだけが残った。
それが今の現状。そんな事だから細く、長くなんて使う訳ない。
新規付かんからな。お前等に抜かれるだけの台なんざ不良商品でしかない。そりゃ返品するわな。当たり前。
お前等に小遣いやる為に台入れてるんじゃねぇから。
だから昔にパチンコをやっていて止めた奴らは「昔は遊べた」とこう宣うんだよ。
客が戻る、って時点で夢見すぎ。
「ネットで調べたら~」とかほざくが。そんな物、イナゴの方がもっと手早く集めてるに決まってるだろ。
通信舐めすぎてるんじゃねぇの?
「朝早くから並べば~」沸いてきた奴らが人海戦術を使ってでも「全台キープ」していきますが?
新規客には「選択すらさせてもらえない」
ここまで痛烈なハンデを「お前等が」負わせてるのに
更にはこれで負けている奴に「養分」とか罵るんだろ?
で。ココでコストが出る。
コレだけ「打つ前から」散々な状態で
たった1時間で15,000円も4パチ、20スロでは料金を請求するんだぜ?
これで誰が打とうと思うんだ? 誰が勧めようと思うんだ?
アホかとしか思えんがな!
もう一度言う。ないわー。それ。あり得んわ。
まずてめぇの身の振りから考えろっての。
ピンバック: 新規に冷たいからな。それこそ誰が始めるかよ。誰が誘うかよ
セグを知らないとハイエナされる小当たり&潜伏確変機がこの風潮に拍車をかけましたね
まあそういう遊技機を作ったのは誰で、並べたてたのは誰だよって話になっちゃうんですが
この時期に止めた人は、最新情報を知らずに遊技機に触れると嫌な思いをすると体で学んでしまっているので、たまの遊びに誘っても本気で嫌がりますね
ピンバック: サラリーマン
テーマが挑戦で本音は処理。
ピンバック: カニミソ
500玉交換
スロット88枚/200円
100枚交換
カード再プレイ不可
持ち玉台移動自由
非パーソナル
こんな感じみたいです。
ピンバック: 元ベビーユーザー
スロットはともかくパチンコが非パーソナルは厳しいかも。
人件費が高くつくけど、玉箱交換やら玉運びやらでどうしても人数が必要になる。
再プレイなしだから、パーソナルにしなかったのか、それともパーソナルシステムの費用を削ったのか。
テスト店舗みたいですから、どんどん変わって行くかも。
ピンバック: 元ベビーユーザー