やはりダイナムは三店方式を愚直なまで守り通していたようだ。
普通、景品交換所に夜間現金を保管するなんてあり得ないことだ。その盲点を突いた盗難事件だった。
以下は読売新聞の報道だ。
23日午前4時15分ごろ、滋賀県愛知川町長野のパチンコ店「ダイナム滋賀愛知川店」の景品交換所で、警報装置が作動。警備会社からの110番通報で東近江署員が駆けつけたところ、ドアが開けられ、中にあった金庫(高さ約140センチ、幅と奥行き約60センチ)から現金約1300万円が盗まれていた。交換所は夜間は無人で、同署では窃盗事件として捜査している。
この狙われた場所が計算ずくだ。
警報装置が鳴っても警備会社が到着するまで相当な時間がかかることは想像に難くない。
夜間、景品交換所の金庫に現金を置いていることを知っている者は、そうそういない。普通はホールの金庫にあるもの、と誰もが考える。ということは内部事情を知っている者が関与していることも考えられる。
加えて、絶対破られない金庫だという自信があったのだろう。しかし、新聞報道では破られたではなく、開けられていた、とある。
ダイナムは辺ぴな場所に出店しているケースが多いので、警備会社が来るにも時間がかかる。
非常に狙われやすい立地であるともいえる。
断定はできないが、厳重なセキュリティーも内部事情に詳しいものが関与すれば非常にもろいことを実証する事件である。
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