「震災復興のシンボルにすることとと、カジノの収益を復興財源に充てるという新たな大義名分から仙台カジノ構想を謳っているが、仙台では現実問題カジノの実現は無理。インフラ整備やら完全に街ができあがるまでまだまだ何年もかかる。そもそも地元住民がカジノを望んでいない。復興事業の法案整備も遅れている時に、カジノでもない」と民主党議員は冷めた目で見る。
つまり次期臨時国会でもカジノ法案の提出はない、ということのようだ。
IR議連の古賀一成会長は去年までは最初に試験的にカジノを作るのは日本で2カ所。その成功を元に最大10カ所までとしていたものが、東日本大震災以降はこれが3カ所に変更され、3カ所目だけがはっきり「仙台」と候補地の名前まで挙げた。
震災復興をダシに使って、カジノ法案を通そうとする思惑が透けて見える。民主党議員ですら仙台カジノ構想には無理を感じている。
IR議連が目指すカジノとは、ただ単にカジノ施設を作ることではない。国際観光の観点に立ち、海外からの観光客を集客するために、カジノホテルを中核にショッピングモールや劇場、水族館などを備えたリゾート型の複合施設である。
最初にカジノができる場所といえば、東京、大阪、沖縄あたりが有力視されている。リゾートの観点からいえば観光立国の沖縄には是非ともカジノを作りたいところで、仲井間知事は沖縄振興計画の中で、統合リゾート型カジノの推進を盛り込んでいる。
それ以外に沖縄が有力視される理由が、基地問題である。県外移転もままならない状況で、カジノ特区を認めることで基地問題を封じ込める思惑もあるようだ。
沖縄が有力視されるもう一つの理由が、一部週刊誌で報じられた紳助ネタ。芸能界を引退した紳助が沖縄に住んでいるのは、個人的に仲がいいカジノ推進派の大阪府の橋下知事からその辺の情報を得て、先行投資の意味合いで拠点を移したとも囁かれている。実際沖縄にも不動産を所有しているように、今後は実業家としてカジノ利権を狙っているのではないか、との憶測だ。
民主党の小沢一郎氏が、宜野座村の原野に1500坪の土地を購入していることも気になるところだ。
東京や大阪でカジノができてもパチンコ業界への影響は限られたものになるかも知れないが、沖縄は事情がちょっと違う。
沖縄には公営ギャンブルがないため、その役目を果たしているのがスロットやパチンコだった。特に昔からスロット熱が盛んな沖縄では、カジノにスロット客を奪われることが懸念されるところである。

※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。
今日の内容は、読んでてもタメにならなかった。
ただの記事みたいです
ピンバック: 親分
製紙会社の御曹司不正融資事件が明るみに出たのも
反カジノ法の議員グループからリークされたとの噂。
ピンバック: 噂の真相
私には興味深い内容でした。仙台を含めた東北エリアでのカジノ設立はやはり有り得ないのですね。当初、沖縄がカジノ特区として有力視されておりましたが、紆余曲折し白紙に戻った時期がありました。又ここに来て紳助問題からカジノに繋がる予想図が顕在化した経緯があるのも事実です。政治家が不動産を抑えた事も表面化し、芸能界を去った紳助がフロント企業としてカジノ利権に絡むのでは?という合点の行く噂話が囁かれているのも事実です。更に、大阪府の橋下知事も絡み(此花区がカジノ候補地)裏付けのある内容に進んでいると感じました。
ピンバック: なるほど
私は数少ないベルコマニアでいまだにスーパービンゴシリーズ探して打つ人間ですから、以前沖縄限定で人気があった『ワンバーワン-30』のような台が復活して欲しいですね。最近ベルコ全然新台発表しなくて残念です。まぁ今の台ってゲーム性のややこしい台多いし、わかりやすく面白い台でないと、沖縄のスロットファンがカジノに流れても致し方ないかなと思います。
ピンバック: サンダードラゴン