最初に等価交換に舵を切ったホールが成功したのは、30~36個交換が混在する中で、25個交換でも30~36個交換並か、それ以上に回したから、客は当然のごとく等価のホールを支持した。
当初は等価交換が差別化戦略として成功したが、競合店が追従すれば、それは差別化ではなくなる。
その結果が、回らない釘になってしまった。
このエントリーに対して、ホール関係者と打ち手の側から興味深いコメントが寄せられた。等価でも流行っているホールはあるし、30個交換でも等価以上に流行っているホールはある、ということだ。
まずは、ハンドルネーム「TY部長」さんから。
今回の記事は半分納得出来ますが、タイトルが商売の本質をついていないような気がします。
等価が悪い訳でも千円Sが15回以下が悪い訳でも4円が悪い訳でもないです。
その営業を行う事にあたる傾向(心理)が悪いんです。
等価でも繁盛店は作れる。千円Sが15回でも何等問題はありません。
例えば玉単価(コイン単価)。高価になるとこれが上がる傾向になり、低価になると下がる傾向にあります。
それは持ち玉遊技をするかしないかが大きな要因だからですが、等価のお店の単価とは現金売上から持ち玉遊技数で計算する数値ですが、等価のお店のお客様は実質的には最初から最後まで4円遊技です。
持ち玉遊技率は遊び率(通常還元率)がありますので、実際は3.6円程度で落ち着くでしょう。
これは低下のお店でも初当たり単価はどのお店も同じぐらいです。
交換個数やら単価やらBAやらTYやら、4円やら1円やらと色々ありますが、現代の業界人はデータを見過ぎだと思います。
高価と低価の本質的な違いは、速いか遅いかの違いだけだと思うのです。
商売の基本に立ち返る事が大切なのではないですか?
以上
一方、ハンドルネーム「とある打ち手」さんの意見は以下の通り。
あくまで身近な範囲での体感ですが、今でもわりと甘めの調整をしたり頻繁に開け閉めする、ある30玉交換店はパチンコの方の客足は衰え知らずです。
昨年末には商圏内に某大手等価店が出来ましたが、ほとんど影響が無いぐらいで、むしろ近隣にある既存の28玉交換店の幾つかが打撃を受けている感じです。
かといって、いまだ交換率を上げるホールがあるのは事実であり、流れでもあるでしょう。
それで集客が出来ているかというと、結局、交換率そのものが客を呼んだり離れたりするのではなく、どのような遊技をお客さんに提供したいか?という所から考えて、その目的達成のための手段の一つとして導き出されるべきなのです。
今ある交換率の変更の多くは、近隣が高価になったからだとか、一物一価だからだとか、リニューアルしたからサプライズ的にだとか、どこか意志が乗っかっていないように思えます、あくまで個人的な感想ですが。
遊技を面白くするためにストレスの少ない調整を実現しました! 交換率はその分下げさせて頂きましたが、一度体感してみてください!
こう自信をもって言える(実際には言えませんが)ホールが現れるなら素晴らしいと思います。
そうではなく、消費税分をなんとかしたいから、頑張っているようにみせたいから、周りが下げたから・・これでは「それ見たことか」で終わるでしょう。

※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。コメントがエントリーになる場合もあります。
調整者が無能で自堕落な奴だから客飛ぶんだよな。
それを機械だのなんだのって・・・
ピンバック: やまだ
基本的にキャパが大きくなればなるほど経費は増大します。経費はお客様からいただいた売り上げの中から捻出します。客が減れば客一人当たりの負担が増す訳です。新台費用も同様です。
粗利を無理に確保すれば釘や設定が滅茶苦茶になります。
結局繁盛店で遊んでいると客一人当たりの負担が少なく閑古鳥が鳴いていると重くなります。
経費を削減して客の負担を減らす運営方法でも客が居なければ同じです。
記事にあるように客が求めているものを提供出来るかが鍵だと思います。
ピンバック: あさ
もう終わりの始まりは始まっているわけで今更何をしても何ら変わらないでしょう。
今のパチンコ=全然回らないボッタクリギャンブルっていうのを業界は広く浸透させてしまったんですから自業自得です。
パチンコは世の中が不景気の時に景気がいいって昔は言っていたんですが、パチンコが苦境ってことは世の中が景気が良くなっているということでいいじゃないですかね。
ピンバック: 行政人
交換率はいくらがいいのか?という質問は昔からよくあります
立地や客層または自店がどういうコンセプトで営業したいのか?
千円で15回しか回らなくても
大当り1回が8千円
平均連チャン3回
期待値24000円
初当たり確率1/360
なら等価でチャラ
フル稼働すると思います
ここで3連チャン中の確変中10分間に
150個くらいを貰える調整にすれば
初当たりが8セット
600円×8セット=4800円/台
こんなことを書くとなんの機種や?とか机上の空論とか書く人でますが
関西の交換率をかなり変えた経験があるのでそのタネあかしをします
関西のオーナー様から土日に甘く入って利益があまり取れないと言う相談が多数あり
データをチェックすると客滞率が上がる分だけの釘調整をしていないだけでした
対策
・客滞率が上がる分だけの釘調整をする
・交換率を上げて客滞率の影響度を下げる
また当時の海物語が6だった店は30玉交換で大当り1回1800個で6000円
3Rだった店は大当り1回2000個で6000円
あえて確変無制限の営業をしてジェットカウンターでこのことをお客様に伝えたか
あと土日に客滞率が上がる分の調整を玉利で行えば土日はたくさん取れるになり、本質を理解してないから高価交換に変わってもそのままだったり
土日に客滞率が上がる分の調整を台粗利で調整して土日が5万稼働超える店を作ったこともあります
低価交換では客滞率を正しくつかんで営業する必要がありますが貯玉再プレイ分を正しく考慮出来るホールもメーカーもコンサルもあまりないのではないかと思います
ピンバック: 兼業コンサル
1回の大当たりで2000個出ます!
とかメーカーが大々的に宣伝するから
ボーナスをがしがし削れないという
要因は一つありますが
削りどころは山ほどある中で、なぜ回転数を
落とすことを優先に行ってしまうのか
ホール側があまりに短期で回収を急いでしまい
その結果面白さが伝わらないまま
台交換への魔のスパイラルにつながっています
もうちょっと、考えて釘打ってほしい
おじちゃん、おばちゃんは、大当たり一回の
出玉なんかそんなに見てませんよー
ピンバック: 30代
低価、出玉率100%以上維持、ノーパンク、出玉共有OK、なら当然、客滞率はアップし割数も上がり続けますよね。
いわゆる軍団には好条件ですね。
また、再プレイ者からは日毎の原価率差益は発生しません。
また、再プレイ売りは予測しにくい。
低価を推進するなら
貯玉システムは残すが再プレイは廃止するしかないかな。
しかし、廃止するとイメージは悪いな。
再び再プレイ手数料が取れるように陳情しましょうよ。手数料がない今の方が射幸性が高いのだから。
それと一物一価でパチンコ35ならスロットは7だよ。
誰が7枚交換のスロット打つの?
ピンバック: 再プレイ廃止
遊技者が打つに当たって、不利に感じるか否かに掛かっていると思います。
ピンバック: 一般遊戯者
昨日の内容について書き込みをしようと思いましたが
今回で他の方々が同じように考えられていると知ってホッとしました。
根本的にはメーカーとお客様の間にいる私たちの責任は大きいと
常々考えています。
機械にせよ交換玉数にせよ私達が決めているからです。
改めてその責任を感じて営業していこうと思います。
ピンバック: 担当T
「TY部長」氏の話は言いたい事は少しだけわかりますが、結論(具体策)が無いので「じゃあ結局どうすんの?」で止まってしまい、業界人の主張としては消化不良ですね。
少なくとも、集客の為に換金率やS等を試行錯誤しているお店の方がよっぽど頭を使っていると思います。
「とある打ち手」さんの記事は、打ち手ならではの視点でなるほどと思いました。
確かに、方針に意志が感じられない店で打っていても違和感を覚えますし、明確なメリットが無い限りは足が遠のきがちです。
ピンバック: 通りすがり
木を見て森を見ず。
>交換個数やら単価やらBAやらTYやら、4円やら1円やらと色々ありますが、
>現代の業界人はデータを見過ぎだと思います。
このご意見は、妙に説得力を感じますねぇ。
あくまで私見、且つ極論かも知れませんが、
欧米的:部分最適や短期的な視点を優先し要素還元主義を好む
日本的:全体最適や長期的な視点が中心で要素間関係主義を好む
・・と言えなくはない。
例えば、仏教の「縁起法」では一切の事物(事柄)の実体を認めず、
全てのモノは周囲との関係性によって成り立つ・・、と考えます。
出力データ・・、その細部(要素)に翻弄され全体の関係性を捉えるのが苦手。
そんな店長さん方が増えてしまったのでは・・?
見方を変えれば、二代目?オーナーがそんな人たちをせっせと作り出した。
大仰ですが、コンピュータに支配された愚蒙な欧米文明(拝金主義も含め)が
ニッポンのP産業を瓦解させているように感じます。
今では電子worldのオシャレな商業空間とは云え、
まだ伝統的なニッポンの“商人のココロ”も根底には流れていますよネ。
ピンバック: 蜻蛉の親爺
ただ、釘を意識した客ってどれくらいいるのでしょう?
客って皆が皆、設定を意識しているのでしょうか?
無名な優良店より知名度のあるボッタ店で打つ客の方が多いのでは?
正直、客を信じ過ぎている気がします。
(ただ、俺個人的には大歓迎です)
ピンバック: 通りすがり
低価なら等価よりスタートを回せるから、初当たり単価はただちに下がるのでは?
早い遅いを決めるのもスタートですから、文の前後で矛盾があります、、、
兼業コンサルさんのコメントに登場したオーナーさんの話といい、
上層部の方はもっと数値を細かくご覧になったほうが
よろしいのではないかと思った次第です(^^)
ピンバック: 柴門
千円スタートが15回以下は悪いでしょうwwwwww
仮に出玉が基準以上取れて、確変ベースが100でも無理でしょ。マルハンがこういう調整ですけど、関西では3円交換の1k20のやや削りの店の方が人がいますね。
今年は異常に釘が開きません。
年末年始の回収からの開け返しをしてるホールをほとんど見ないです。
このペースでやるならいよいよ終わりですね。
ピンバック: GA
差玉を見せることがホール営業の本質だし、赤字を打って見せるには資金が無いと出来ないこと
運転資金繰りが自転車操業のホールは出せないのに比べて無借金経営のホールが等価でも出せて強いことは、商売の本質ではなく経営の本質で別問題でしょ
商売の本質とは、損して得取れだと思うのですが
低価交換は借金経営のホールでもスタートを回す余裕が生まれて、その余裕を稼働引き揚げに繋げるか利益抜きに使うかは個店毎の方針によるが、利益を抜き過ぎる店は潰れるという商売の本質に従うことを願ってやみません
ピンバック: 商売の本質