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ライトユーザーの離反を回避し、ファンを増やす取組みを充実させる


2019年の参加人口が890万人で2020年はさらに減少しています。

2009年の参加人口は1720万人でしたが、リーマンショック以降の2011年は1260万人、2012年は1110万人と、参加傾向は大幅に低下している現状です。

人口動態の変化と可処分所得の変化、社会背景の変化による影響など、コントロールできないものもありますが、業界としてはコントロールできる部分でやれていないことに目を向けていかないと根本的な改革はできません。

仮に、2020年の参加人口が前年比で20%ダウンしているとしたら、約710万人の参加人口になり、コロナが終息したとしても2019年の890万人に戻ることは難しい状況です。

業界における顧客創造というのは、単純に射幸性が上がれば果たされるということはありません。

一時的な参加人口の増加はあったとしても、そもそも射幸性の高い機種を好んでいたユーザーばかりではありません。
減少原因を『射幸性の低下』という一言で終わらせるのは危険な考え方で、射幸性とは関係ない別の側面からも検証して、新たな取組みに挑戦していく必要があります。

高射幸性(見返りの大きい出玉)を好むユーザー、短時間で瞬発力のある出玉を好むユーザー、長時間遊びながらも投資婚額を抑えたいユーザー、初当りまでの投資金額をかけたくないユーザー・・・・・、あくまでもユーザー様の嗜好とユーザー様の人数(割合)から考えて、過去はどのユーザー様が離反していったのかを考えるのと、機種に対する知識や情報の『高・中・低』による離反の影響も同時に考えて【これ以上は離反させない】ことと【ファンが増えるプロセス】となる施策を実施していく必要があります。

これはホール様だけの取組みではなく、メーカー様も販売台数が伸びるスペックや、過去のヒット傾向からの分析だけでなく、離反したユーザーをフォローできていなかった点に関しても省みる必要があります。

特に、“ライトユーザー”と呼ばれる、来店回数が少なく、知識や情報も少なく、遊技時間も長くないお客様の離反原因を解消していくことが、新規ユーザーをファンにしていくヒントになると思います。

新しいカテゴリーの機種で顧客創造を目指す場合、簡単に顧客認知を得られるわけではないので時間は当然かかりますが、ライトユーザーをフォローできていない部分を探り、挑戦していくからこそ新たなカテゴリーが生み出せるというものです。

このコラムで繰り返し書いている『今年から来年にかけて特に重要な施策』は、ホールでお客様が好みの機種を見つけられる環境づくりというものです。

好きな機種が無くなる、見つからないということになると、自然と離反が増えていきます。

ヘビーユーザー化している状況ですが、ヘビーユーザー化しているわけでは無く、ライトユーザーが減少し続けた結果、ヘビーユーザーの比率が高まっただけのことです。
(もちろん、もともとライトユーザーだった人がヘビーユーザーになっていくのですが)

お店では『機種が分かる』『面白そうだ』と思える施策が為されていない現状です。
全機種のスペックをある程度は把握している私でも、お店に行った際には「どんな台だっけ?」となります。

まったく事前知識を持たないライトユーザーが好みに合う機種を探せる環境ではありません。
これは、ホール経営の社長や幹部の方と話しても同様で、「分からないから打てない」という会話が出ます。
そう思うなら、自分視点でも良いので「分かる」ようにすることと、自社の商売なのにお客様も分からない状態になっていることを省みて施策を考え続けて実行することが大切です。

知識が無くても『分かる』『興味が湧いた』ということが、新規ファンを獲得していく入口です。

答えが無いものに挑戦するのは一握りの人たちですが、旧規則機の撤去が進む今年から来年にかけては、一握りの人たちの量が増えれば増えるほど、全国でさまざまな成功事例や失敗事例も増えるので答えが生み出すスピードも高まります。
自店のある地域は自店の役割でファンを増やすことが大切です。



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