パチンコ日報

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なぜ、パチスロの液晶​は大きくなっていくの​か?

最近のパチスロ機は液晶が大きくなってきています。



元来、パチスロ機は液晶がなく、リールのリーチ目や動きによってフラグが成立するものでした。



液晶が最初に搭載されたのは、サミーのゲゲゲの鬼太郎あたりからだったと思いますが、この頃の液晶はリールの上に小さく付いて、おまけのようなものでした。



パチスロを打っている時に見ているのは、ほとんどがリールで、液晶を見ているのは少しだけです。液晶が大きくなり、リールが小さくなると、打っていて疲れます。



最近はパチンコメーカーがパチスロ機を作るようになったので、液晶を重視するようになりました。



パチンコメーカーである三洋やニューギン、SANKYOの機械は、確かに液晶が大きく綺麗になっていますが、液晶ばかりに目がいき、リールが見づらくなってきています。



これだけ液晶を大きくするのであれば、リールをなくし、全面液晶機にすれば良いのではないかと思います。



パチンコメーカーが液晶を大きくする気持ちは、パチンコの液晶演出からの流れで理解できるのですが、パチスロの名門メーカーである山佐の液晶が大きくなり、リールが小さくなっているのは理解に苦しみます。



最近の山佐の機械を打っていると、パチスロを打っている人が作っているのだろうかと疑ってしまいたくなります。



山佐はプラネットやニューパルサーのリール目で一斉を風靡したメーカーです。



私がパチスロ業界に入って、最初に新台入れ替えをした機械がニューパルサーでしたので、最もリールに力を入れて欲しいメーカーでもあり、一番思い入れの強いメーカーです。



サミーやユニバーサルの機械はパチスロメーカーらしく、液晶とリールの大きさのバランスが良く、打ちやすくなっています。



ロングヒットしているジャグラーやハナハナは液晶もなく、リールがたいへん見やすくなっています。



パチスロはリールが最も大切で、液晶はサブの役割だということを再確認してもらいたいと思っています。





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中途半端な機械購入は​良くない

新台を購入する場合、中途半端な購入だと、トップ導入を逃す場合があります。買うなら買う、買わないなら買わないのどちらかを選択したほうがいいと思います。



トップ導入するためには、機歴や台数縛りがあります。



今年の台数縛りや機歴を考えた時のトップ導入するための最低台数を挙げてみました。



◆1月 8台



機動戦士ガンダム 2台



仮面ライダー 1台



シティハンター 1台



バジリスク絆 4台



◆2月 15台



主役は銭形 4台



輪廻のラグランジェ1台



アナザーゴッドハーデス 10台



◆3月 9台



聖闘士星矢 2台



ンゴロポポス 1台



グラップラー刃牙 1台



モンスターハンター 4台



◆4月 9台



ハッピージャグラー 4台



モンキーターン 4台



緑ドン 1台



◆5月 7台



マクロスフロンティア2 3台



ロストアイランド 4台



月間平均10台、月間予算400万円である程度の新台をトップ導入することが出来ます。



中途半端に購入してしまうと、機歴や台数縛りなどでトップ導入を取りこぼしてしまう場合があります。



取りこぼしてしまうと、トップ導入をしている大型店に新台で集めたお客様をそっくりそのまま取られてしまい、取り戻そうと次に新台を導入しても、一度大型店に行ってしまったお客様を取り戻すのは難しいものがあります。



例えば、1月にバジリスク絆をトップで4台導入、2月に主役は銭形を4台トップ導入して、新台好きのユーザーを集客させ、稼働が上がったところでアナザーゴッドハーデスの台数縛り10台がきついためにトップ導入を諦めてしまい、今まで新台で集めたお客様をアナザーゴッドハーデスをトップ導入した大型店に持っていかれてしまいます。



中小店舗で月間10台、月間400万円は予算的にも経営を圧迫しますし、撤去台を考えると難しいものがあります。



最近の新台は3ヶ月持たないのがほとんどなので、中小店舗は新台を追いかけてトップ導入することを考えずに、納品日をこだわらずに適正台数での導入のほうが楽に運営できると思います。





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煽り演出はいらない。​単純な機械が良い

最近のパチスロ機でヒットしているのは、アナザーゴッドハーデス、バジリスク絆といった単純な機械になっています。



アナザーゴッドハーデスは1600Gの天井を覚悟しつつ、1/8192のGOD揃いを待つという単純明快なゲーム性が受けています。



しかも、全面液晶機なのでDDTなどの目押しもなく、変な煽り演出もない。最近のART・AT機は複雑になりすぎていて、ゲーム性を把握するのが困難なうえ、ゲーム数管理の機械などは何で当たったのかがわからなくなっています。



パチスロの醍醐味は突然当たるから面白いのであって、特定のゲーム数で当たりやすくなっているのは、つまらないものです。Aタイプになりますが、ジャグラーはGOGOランプが光ればフラグ成立と単純極まりないものになっていて、老若男女が楽しんでいます。



4月7日にデビューのハッピージャグラーVは他のどの新台よりも長い目で見れば、最も活躍するでしょう。



ハイビスカスが光れば当たりのハナハナの稼働が上がっている要因も、最近のAT・ART機は設定がわかりづらく、設定看破もほとんどなくなってきている中、ハナハナは設定看破のあるAタイプになります。



このタイプは液晶の有無は異なりますが、2年前までエヴァンゲリオンが主流でしたが、エヴァンゲリオンがART機になったり、機械自体が複雑になったので、エヴァンゲリオンを打っていた層がそっくりそのまま単純なハナハナに移行しています。



また、全く目押しの要らないラクラクビスカスも、一時はホールから姿を消えていきましたが、今では中古で設置するホールもあり、中古価格が上がっています。ラクラクビスカスを成熟させたラクラクビスカス2のリリースを心待ちにしています。



年末にリリースされた吉宗が複雑になり大コケしたのに対して、番長2が大ヒットしたのは、ゲーム性が単純だったからだと思います。また、北斗の拳転生の章のあべしシステムも意外と単純だったことから、ヒットに繋がりました。



機械を複雑にして、演出を派手に煽れば良いと思っているのは、メーカーや開発陣だけであって、ユーザーは複雑で派手な機械を望んでいません。派手な演出で煽られるだけ煽られた挙げ句にハズレたり、上乗せが少しだったりすると、本当に嫌になります。



期待の真裏にあるのが失望です。期待させる演出でハズレたら、失望感しか残りません。



以前にも複雑になったパチスロ機という寄稿の中で書きましたが、最近の機械は液晶が綺麗になり、上乗せの見せ方や液晶演出が良くなってきているので、複雑な機械ではなく、単純な機械を作ってほしいと思っています。





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独自路線を打ち出さな​ければ、中小店舗は生​き残れない

4月から消費税が8%に上がる前のかけ込み需要のため、すでにパチンコ業界全体の売上が低下しています。4月以降も消費税の負担が増え、遊興費を抑えることにより、間違いなく売上は落ちます。



店舗自体も消費税負担が増え、厳しくもなります。



また、大型化や大手の出店もあり、これから中小店舗が生き残ることは難しくなります。中小店舗が生き残るためには、独自路線を見出ださなければなりません。中小店舗が大手と同じように新台をたくさん購入したり、最新の設備投資をしたら、規模の論理から勝つのは困難です。



最新の店舗のパチスロ各台計数機はとても便利ですし、最新のデータ表示機もスランプグラフなどもあり、とても見やすくなっています。椅子も座り心地が良く、台間にはプラズマクラスターや携帯電話の充電も出来ます。



このような最新設備が備わり、なおかつ最新台を取り揃えている店舗に中小店舗が付いていこうとは考えず、全く逆にニッチを狙い、アナログ的に店舗を運営すればいいと思います。



うちのお店には最新台もほとんどなければ、最新設備もない。



各台計数機はおろか、4金種サンドもない。



当然のようにデータ表示機にはスランプグラフはない。店舗も古くボロボロでレトロ感があります。



世の中の人が全て、最新のタワーマンションや最新設備の住宅に住みたいと思っている訳ではありません。全ての人が最新の車を乗りたがっている訳でもありません。



最新の飲食店だけが流行っている訳でもありません。どこか、古いんだけれども、落ち着くお店や車や家を求めている人もいます。



最新台だからいいというものだけではなく、便利だからいいというものだけでもありません。



古くても小綺麗で、昔ながらの味のあるお店でいいと思います。この古さこそ、年季が入り、老舗的な個性が生まれてきます。



我々、中小店舗だからこそ地域密着型でお客様目線で運営することが出来ます。最新台や最新設備はありませんが、これからも独自路線を貫き、優良店であり続けたいと思っています。





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AT・ART機の中古​価格は必ず下がる

4月のパチスロの新台は山佐からモンキーターン、北電子からハッピージャグラー、ユニバーサルから緑ドンVIVA2くらいしかありません。



5月の予定もサミーから販売台数5000台弱のロストアイランド、名前が挙がっている機械でもSANKYOからマクロスフロンティアくらいしかありません。



また、京楽のパチンコキン肉マンが5月以降にずれ込みました。



新台が手薄なことから、中古機の価格が高騰しています。



アナザーゴッドハーデスが50万円オーバーを筆頭に、化物語が40万円弱、まどか☆マギカや主役は銭形、ラブ嬢といった機械も軒並み30万円を超えています。



なぜ、この異常とも思える高価格の中古機をホールは購入してしまうのだろうか?



ホールは年間機械代予算を決め、そしてある程度の月間予算を決めるのがほとんどです。新台の供給が少ないと、月間予算が余ってしまうので、中古機に流れ、中古機が高騰する流れになっています。



ここで疑問なのは、この月間予算を使いきらなければならないのでしょうか?



新台の供給が少ければ、無理に高い中古機を買わなくて、お客様に還元すればいいではないのでしょうか?この高騰した中古機は、ある程度の新台の供給が始まれば、すぐに暴落してしまいます。



今までのAT・ART機の中古価格を振り返ってみても、ミリオンゴッド神々の系譜が100万円近くの値を付けましたが、すぐに一桁まで落ちました。



去年の機械でも、鬼浜爆走紅蓮隊が定価の40万円以上の値を付けましたが、こちらもすぐに暴落しました。



その他にも、ぱちスロAKB48や北斗の拳転生の章なども高い中古価格が付きましたが、すぐに値を落としました。



中古で購入した場合、書類の作成や書類提出してから開店までの期間が1ヶ月近くかかります。



この1ヶ月の期間で買った金額よりも下がるケースがほとんどで、中古機を寝かせなければならないこのタイムラグは本当にもったいないと思うので、中古機は一桁まで下がり切らなければ、基本的には買いません。



4月から消費税も上がり、パチンコ業界を取り巻く環境は厳しさを増しますので、無駄なコストはなるべく削減して、店舗を運営しなければ生き残るのが難しいと感じています。







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