元来、パチスロ機は液晶がなく、リールのリーチ目や動きによってフラグが成立するものでした。
液晶が最初に搭載されたのは、サミーのゲゲゲの鬼太郎あたりからだったと思いますが、この頃の液晶はリールの上に小さく付いて、おまけのようなものでした。
パチスロを打っている時に見ているのは、ほとんどがリールで、液晶を見ているのは少しだけです。液晶が大きくなり、リールが小さくなると、打っていて疲れます。
最近はパチンコメーカーがパチスロ機を作るようになったので、液晶を重視するようになりました。
パチンコメーカーである三洋やニューギン、SANKYOの機械は、確かに液晶が大きく綺麗になっていますが、液晶ばかりに目がいき、リールが見づらくなってきています。
これだけ液晶を大きくするのであれば、リールをなくし、全面液晶機にすれば良いのではないかと思います。
パチンコメーカーが液晶を大きくする気持ちは、パチンコの液晶演出からの流れで理解できるのですが、パチスロの名門メーカーである山佐の液晶が大きくなり、リールが小さくなっているのは理解に苦しみます。
最近の山佐の機械を打っていると、パチスロを打っている人が作っているのだろうかと疑ってしまいたくなります。
山佐はプラネットやニューパルサーのリール目で一斉を風靡したメーカーです。
私がパチスロ業界に入って、最初に新台入れ替えをした機械がニューパルサーでしたので、最もリールに力を入れて欲しいメーカーでもあり、一番思い入れの強いメーカーです。
サミーやユニバーサルの機械はパチスロメーカーらしく、液晶とリールの大きさのバランスが良く、打ちやすくなっています。
ロングヒットしているジャグラーやハナハナは液晶もなく、リールがたいへん見やすくなっています。
パチスロはリールが最も大切で、液晶はサブの役割だということを再確認してもらいたいと思っています。

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