12月16日デビューの吉宗は純増2.8枚の疑似ボーナスありのAT機になります。
見た目の印象や色合いなど4号機の吉宗を継承されています。
4号機からの違いは、液晶が秘宝伝で賛否両論の3Dポリゴンを採用して、筐体サイドが動くものになっています。
演出は前作のものを残しつつ、新しいものを取り入れられています。
鷹狩り、追っかけ、百人切り演出は健在で、新たに力くらべ演出などが加わって、演出を盛り上げています。
シャッターが閉まり、高確からの家紋演出も健在です。
メーカー発表のコイン単価が秘宝伝と同じ3.2円、天井が1000G、ベースが1000円あたり31Gになっています。
疑似ボーナスの合成確率が設定1~設定6で1/252~1/180と秘宝伝よりも軽くなっていて、ベースを秘宝伝の34Gから31Gに下げ、ベースを辛くした分を初当たりを軽くしています。
このバランスは純増2.8枚のタイプではちょうどいいかと思います。
純増2.8枚の出始めの頃は、リプレイばかりで出目のバランスが悪かったのですが、最近の純増2.8枚のAT機はベルを上手く使い、出目のバランスが良くなっています。
純増2.8枚のAT機はパチンコでいうMAXタイプになり、純増2枚前後のART機はミドルタイプといったところで、今のパチスロは純増2.8枚のAT機が受けています。
最近のパチスロの機械では、打ち込もうと思える機械がなく、新台を少し触るぐらいになっています。
吉宗は久し振りに打ち込みたい機械です。
打ち込みたい機械がなく、パチスロから遠ざかっている、いわゆる休眠スロッターを呼び戻す最後の機械が、吉宗になるでしょう。
5号機初頭に出た新吉宗は出来が最悪だったのですが、デビュー当初はお客様で溢れかえっていたことを考えると、吉宗に対するユーザーの期待感は凄まじいものです。
4号機の吉宗はスペックだけで大ヒットしたように言われていますが、演出や出目のバランスもすばらしいものでした。
今回の吉宗の実機が上野に来てから、週に3回程度上野に行き、吉宗を打ち込んでいます。
通常基板ではなく、デモ基板なので、フラグが成立したらリセットをして、その作業を繰り返し、通常時もかなり打っていますが、とても良く出来ています。
また、疑似ボーナス中のジャキーンの音がなり、7が揃った時は、デモ機ですがとても楽しいです。
吉宗との比較になる純増2.8枚の北斗の拳転生が長く稼働した要因は、斬新なあべしシステムやゾーンが良かったこともありますが、同じ純増2.8枚のAT機の対抗機種がなかったことが大きい。
北斗の拳転生のリリース前の純増2.8枚の対抗機といえば、鬼浜爆走紅蓮隊ぐらいで、北斗の拳のリリース後は、純増2.0枚のAKB48、純増1.7枚の忍魂弐、同じく純増1.7枚の緑ドンと低純増機ばかりでしたので、高純増の機械は北斗の拳転生か鬼浜爆走紅蓮隊の選択肢しかありませんでした。
その後の高純増機は、販売台数の少ない、カイジや化物語ぐらいで、北斗の拳を脅かす機械はありませんでした。
吉宗は12月16日のデビューで、同日に魔法少女まどか☆マギカがデビューしますが、コンテンツが萌え系で純増2.2枚なので、吉宗と違った路線になり、対抗機種にはなりません。
現在、高純増機の主流の北斗の拳転生もさすがに陰りが見え始めているので、吉宗の対抗機種にはならないでしょう。
販売予定台数8万台の吉宗の対抗機種一番手は2週間前にデビューする販売予定台数4万8千台の獣王になりますが、獣王というコンテンツは、今の若い世代には全く馴染みがなく、40才前後の世代がターゲットになりますが、40才前後の世代は家庭を持ち、パチスロから遠ざかっているので、間口が狭く、数の論理からも主流になることは難しいでしょう。
獣王は猛獣王の面長な液晶を使用されていて、ドット演出の獣王の後継機というよりは、猛獣王の後継機になっていて、初代獣王の面影はありません。
年明けに名前の挙がっている機種は、機動戦士ガンダム、仮面ライダー、うみねこのなく頃になどがありますが、吉宗を凌いで主流になるだけのコンテンツ力はありません。
こういった対抗機種なども考えると、しばらくは吉宗がパチスロの主役になると思っています。
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