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金の奪い合いが、この業界の構造。パチンコ屋は客が持ってきた金から手数料を差し引いて客に分配し直す商売ですよね?
『DK-SIS白書 2014』によると、パチンコの市場規模は24兆5,040億円。業界総粗利は3兆5,000億円です。
ゆえに、客への還元率は(24兆5,040億円-3兆5,000億円)÷24兆5,040億円=85.7%。
ちなみに、古き良き低換金率時代の還元率は90%と言われてました。
サラリーマンの平均小遣い額 = 約4万円が客のパチンコ軍資金とすると、40,000÷(1-0.9)=400,000円。
遊技の結果、得た賞球は全て賞品に交換し、ホールの近隣で営業している古物商に売却。売却で得た金銭は全て翌日以降の軍資金とした場合、4万円の小遣いを40万円分の軍資金として運用できるということです。
対して、現在の還元率85%という環境では、40,000÷(1-0.85)=266,667円。運用できる軍資金の額が33.3%も目減りしてしまいます。
これが「今のパチンコ・パチスロは遊べない」と言われる理由の核心です。いくらホールの業態や機械のスペックを論じても、ホールの控除率が85%のままでは何も変わりません。
「低換金率化、低換金率化」とおっしゃいますが、出玉率を上げても、その分、換金差で控除するわけですよね?
さらに付け加えるなら、換金差のある環境は遊技者のスタイルによって還元率に差が出ます。ざっくり言うと、持ち玉で長時間遊技できる無職が有利です。低換金率営業では「遊技客間の還元率格差」が広がる事になるでしょう。
コンプライアンス上の問題があるとは言え、等価交換は介護や育児の隙間を縫って気分転換に来る主婦や、仕事帰りに立ち寄るサラリーマン等、短時間しか遊技できない客層まで万人にとって公平な遊技環境でしたね。
何故、ホールは還元率を90%に戻せないのか? 90%に戻すためには、どうすれば良いのか? ――そうした議論をして行かねば、遊技者の環境は何も変わらないと思います。
> 4円で遊べる非等価仕様の機械が登場しないことには、業界も大きくは変わらない。
「遊べる」という言葉をどういうニュアンスで使っておられるのか分かりませんが、古き良き低換金率時代と今は遊技機規則が違います。業態だけ古き良き低換金率時代に戻っても、当時の遊技者を熱狂させたモード式連チャンのアレパチや確変2回ループ機が復活したりはしませんよね?
つまり、当時と同じような「遊び」はできないという事です。業界は今の時代にあった「遊び」を考え、提案して行かねばなりません。
と言うか、「遊べる」という言葉をそのまま受け取るなら、4円で遊べる非等価仕様の機械なんて現行の甘デジで十分なのでは?
>併せてプロ、ウチコ対策も。出玉共有、台移動自由、貯玉再プレイが彼らを増殖させてしまった。
彼らは業界が優良だからこそ咲いている徒花のようなもの。この手の話題で言えるのは、プロとかウチコが生息できない環境は一般のお客さんにとっても過酷だという事です。
出玉共有可、台移動自由、貯玉再プレイといったサービスの恩恵は、無職やそれに使われる人間じゃないと受けられないものなのでしょうか?
不良客の排除はマンパワーを持って行うべきでしょう。それを業態や機械のスペックに求めるのはホールの怠慢だと思います。
パーソナルシステムの普及が進んだ今のホールは、掃除や機械の不調を直すためだけに人を雇っているのですか?

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競馬や宝くじでよく使われる還元率とは異なるパチンコの還元率で如何にも客に還元してるように聞こえますが、投資から換金後に計算して出た結果を計算して還元率を出して貰いたい。
玉で還元率を考えてスタートチャッカーの払い戻しや一般入賞での払い戻しを含めての還元率など客からしたら意味の無い還元率です。
一万円使って八千円帰って来てるような言い回しの還元率はおかしいと思います。
ピンバック: 山田太郎
続々新店舗増殖計画しとる大手なんて
ジャグラーなんて普通に粗利益1台1万円ありますやん
2015年3月期 決算
貸玉収入:8,261億円
遊技業収入:1,546億円
営業利益:193億円
純利益:113億円
還元率は「81.28%」
2014年は、9,222億円に対し、7,564億円。
還元率は「82.02%」。
2013年は、9,291億円に対し、7,651億円。
還元率は「82.34%」。
ピンバック: 匿名
そして更に言うなら・・・
現在は、業界本位な利益搾取額になっていることです。
つまり、メーカーもホールも、自らが必要な利益額をユーザーに押し当てている状態です。
即ち、月1000万円必要で、ユーザー数が500人なら・・・
一人当たり、2万円を取る。
250人なら、4万円を取る。
100人なら、10万円を取る。
一人当たりの搾取率が増えることによって、ユーザー数が減る。
まさに負のスパイラルに陥っているのが現状です。
もちろん、銀行などへの返済は待ってくれませんので・・・
取らなければならないのも分かりますが・・・
これでは、沈む行く船で復活は望めません。
やはり、ここは原点に戻り・・・
ユーザーからの搾取率を適正に戻し・・・
その利益額で経営出来るようにすべきでしょう!
金の卵を産む鶏を殺し続けたのが、今の業界です。
これを殺さない形態に戻すことが、唯一の生き残る術だと思います。
ピンバック: コジコジ
匿名さまが仰ってるように、優良でない地域は軒並み80%ぐらいです。
恥かしながら私どもの店舗も弱小店ではそのぐらいです。
また山田太郎さまの意見について、は賛同はしないですが、ごく一般のお客様はこういう風に感じてしまうのも事実です。
「遊べない」と感じるのは、エントリーの計算式による月単位の資金の目減りではなく、最初の1回で4万円がなくなってしまう頻度が高くなったからだと思います。
4万円あればパチンコでもスロットでも多くの人は1回は特賞を引ける計算です。
しかし今の機種はパチンコでは4R単発、スロットでは100枚駆け抜けが以前に比べ増えていると感じます。
ここに遊べない原因があるのではと私は考えています。
ホール企業は高稼働店以外、80%でも厳しい企業が多いと思います。
地代、設備、消費税の扱いにもよると思いますが。
この状況を打破するには、機械代の削減が一番効率がいいとは思いますが、地域のお客様のニーズと競合店の方針、機歴、台数縛りなど踏み切れない店舗も多いと思います。
また機械購入はエリアマネージャー級以上の幹部や経営陣が担当して、店長クラスでは手が出せない企業もあると思います。
また機械の方では、パチンコは規制後にも関わらず荒波機種を検定に出しています。
さらに昨今の派手な音、光、頻繁あるいは長時間の煽り、こういったことも長時間遊ぶには向いていません。
スロットは新基準後、まともなヒット機種がでていません。
(販売台数はともかく、稼動後の評価として)
マクロスF、シスクエ3、コードギアス、鉄のラインバレル等の時代のA+ARTをうまく改良した方が、下手なAT機よりいいとは思います。
業界が一番元気があったのは、若輩な私の記憶の中では北斗吉宗時代です。
こういった多くの年代に支持され、革新的な稼動を誇るヒット機と、ホール企業の改心が同時になされない限り、業績の回復は見込めないのではないでしょうか。
ただし釘問題・規制等、行政の動きも踏まえ、明るい未来を描くのは難しいでしょう。
ピンバック: R
客数の減少した今のホールでそれは可能でしょうか?
資金力がある一部のホールさんならば可能性もあるでしょうが・・・
不良客の排除には店員に胆力が求められます。
故に昔のお店はパンチパーマの店員が多くおりました
普通の商売じゃないのですよ、そこの所理解してないと
うまくいかなくて当然なのではないでしょうかね?
ピンバック: ソフト
まだゴト師が全国にどれくらいいるのかどれだけの金額をゴト師にやられてるのかとか業界が興味なさすぎると思います
また高価交換で出玉率が100%を割る営業で連チャン即止めと拡大計数機普及で出玉をお客様に見せると言うパチンコでは必須と思われる状態をなくしてしまっているため還元率が高くても負けた人はそんなことはないと思うのだとも思います
高価無制限営業よりもラッキーNo.営業や1回交換、打ち止め営業などお客様が実際に戻った金額を体感する方が私は良いと思います
実際に5万円使ったけど4万5千円交換したと言う体験を多く出来ると思います
いずれにしても今の若い人は情報をネット経由で早く取得出来るし無駄と思うことにお金を使わないと言うスタンスなので現象のままでの業界再生は厳しいとは思いますが
ピンバック: 元コンサル
還元率の話とは関係ないが・・・
ネットに落ちていた無料パチンコ動画などでよく「甘デジ~?」とか「いきなりあま~?」とかってやり取りすごく見るんですよ。動画的な見栄えでMAX機で連チャンさせて一撃1万発だの2万発だのって爆発動画を見せたいのかもだけど、メディアがパチンコはMAX打って出るか出ないか、生きるか死ぬか、みたいなパチンコを、それが正しいパチンコとやたら推奨してるのが気持ち悪い。そんな背景があるから甘は「あま~?」と揶揄され、玉がたくさん一気にでるものがじゃないと認められないみたいです。
ピンバック: 匿名
良い台打った事ない証拠やん
20オーバー回る台で出玉カットなしで快調な台だと30000発出るよ
全国ランキングでは40000発とかも!
MAXなんて打ったら18万負けるの可能なのによく打つわ(笑)
おいらの一ヶ月の給料より多いぞ((((;゜Д゜)))
MAX機や1K20位しか回らんスロットATなんて天上すら恐くてさわれんくなったのに
ピンバック: 匿名
機会や設備は進化しても中身がひどい
他の業界は進化している
私の元スロ仲間達は最近細マッチョ目指してジム
90の数字でも厳しい
機会割100の台でも魅力を感じないよ
ピンバック: ヘビーユーザー
ただ1点
S6.00回(賞球3)、TS399の場合
40,000円で当たる可能性は約84%
利益率10%で考えると
16%の人間は40,000円使い切って終了
84%の人間は36,000円が返ってくる
36,000円で当たる可能性は約81%
19%の人間は36,000円使い切って終了(合計76,000円)
81%の人間は32,400円帰ってくる…
100人の人間がそれぞれ40,000円を軍資金に
返ってきた金額をまた軍資金にと続けると
11日後には100人の人間が1人になります。
そして計算すると100人の総投資額は1,300万弱。
ですので40,000円を軍資金(利益率10%)では
総投資は130,000円弱で終了。400,000円にはなりません。
この部分を400,000円とまではいかずもそれに近づける
為には機械(スペック)も当然必要です。
ですから結局はメーカー、ホール、組合等が一丸となって
変化しないとほとんど変わりません。
ただその力がパチンコ業界にあるかと言うと…
ピンバック: コーヒー大好き
10人が1万円ずつ使って8000円持って帰る訳ではなく9人は還元なし1人だけ8万円持って帰るのが今の機械ですから。
当たってもまとまった金額に換金できない、当たった後に更にハードルを越えないと投資も回収できない機種ばかりですからね。
規制で玉無し当たりが禁止になりますけど微々たる玉で即交換なんてとてもできないですよね。
昔のようにダメでもともと3千円くらい打って行こうかって客は今いないんじゃないでしょうか?
遊べると言うなら当たったら確変引かなくても即交換出来る台が主流にならないと厳しいでしょう。
ピンバック: DNT
んなに遊びたいなら1円甘沖海とか打てばいい。
レートは選べるしね。
毎月4万を遊び玉しか出ずに長時間引っ張って
コンスタントに4万円ずつ負けさせる営業よりは
負ける月もあるが、月に4万円が8万円になった月が
あるとか遊技のメリハリが無いと遊技人が
来店する動機が無くなってしまう気がしますよ。
ピンバック: 通行人
お願いなのですがモデルケースで結構です。一般的なパチンコ店はどの経費、人件費、利益等々の数字が知りたいです。
客からの反論が怖いので利益は伏せるなどは無し。ありのままを教えて欲しいです。そうすれば議論も深まると思うのですが。
ピンバック: カフェオレ
0.5円パチンコなら全く回らなくても30分くらい「遊べる」になる。
更に倍遊べるらしい0.25円パチンコ、0.1円パチンコと増えて来てますし出玉率よりも
更なる低貸化で「遊べる」をするだけでしょうね。
ホールも出玉アピール出来ない現在低貸パチンコで
遊べる演出するのが現実的なんでしょうね。
低
ピンバック: まと
ピンバック: 匿名
甘デジを甘く運用できない営業をするなら、店を畳んだ方がいいんじゃないかと思ってます。1パチも同様。1パチで1日1万負けた時、4円じゃなくて良かったと思うと同時に4円なんて絶対打てないわ、とも思うのが普通。
ピンバック: そろそろ限界
一部の客が大勝ちするしわ寄せが、その他大勢の他の客に。それが顕著なのが今の台。
4~5万使って当たらない事がザラですから。
昔の遊技には戻れないけど、自分たちの利益は常に一番に確保の業界ですからね。
回らない、通らない、拾わない。
何をしても変わらない。これがこの業界ですよ。
ピンバック: 一般の人。
還元率90%?そんなことしてなんの意味があるのか。
還元率90%や100%の機械があるのはいいとは思うが
業界全体で90%には賛成とか言っている人たちは営業に携わっていない輩さん達ですか。
たかだか5%の還元なんかほとんどのユーザーは理解しないし、わからないのが今の機械。
奇跡がおきて仮に90%還元したとしてもそんな店は集客なんかできないから次は95%だなんだとほざくのだろうな。
そんな店はさっさと潰れれば良いのになぁ。
これから玉単が下がって売上減となり、利率をあげなければいけない店がほとんどでしょ。そして換金率変更のWパンチ。
さらにクソ営業が増えるのが目に見えてわかりますよね。
まぁ、集客ができる工夫や改善が進む店のみが残って、そこにお客も集中するんでしょうが。
ピンバック: 匿名さん
リピーターになって欲しい(常連になってほしい)還元したい顧客と、リピーターにならないそうでない顧客が混在する店舗の場合、
コンプライアンスを遵守し、
経営として成り立ち、
対地域の同業店舗と共存し、
顧客に喜ばれるお店
どういう手法で85%から90%に戻していくのでしょうか?
それをいつまで続けると効果があるのでしょうか?
平均値の資料を元にされているようですが、
顧客は、この資料の平均値の結果で、来店動機や回数、遊技時間が変わっているのでしょうか?
また、その数値がなぜ90%なのでしょうか?
つづきに興味があります
ピンバック: 匿名
結局お金に余裕がある客からしか取れませんね。
余裕がある客が勝ったり負けたり来店動機に
つなげるためには85%より90%の方が
出す日が増える。
便乗してこずかいの少ない客も打てる。
ピンバック: たけたけ
持ち金を計算すると当初3万円が2万円。
一万円のマイナスです。
売上10万円ですから還元率は90%です。
②ノーパンク営業2万円で大当り。
10回大当りしましたが、呑まれたり出たりの繰り返し、交換すると1万円でした。還元率は50%。
①と②では還元率は40%も異なりますよ。
営業方法で売上が変動するなら率は目安・参考程度にした方が良いと思います。
ピンバック: ふむふむ
web上で公表されてるので投下。
マルハン(平成26年度決算)
売上高(玉貸売上が主。連結決算なのでその他業売上も一部含む。)
2,111,654,000,000円
売上原価(ここがミソ。ここに色々費用が入ってしまう構造。)
2,032,398,000,000円
売上総利益(単純に粗利のこと。)
79,256,000,000円
販売費及び一般管理費
21,356,000,000円(「売上原価」に繰り入れなかったその他費用。)
営業利益(普通の利益です。)
57,900,000,000円
以上、一般的なホールはこのような形式で公表してますね。
売上原価は一般的に景品仕入額になると思うのですが「玉貸し-景品仕入=粗利」という構図は利益(還元率)が丸分かりで公表しづらいんでしょう。
決して高利益ばかりということでもないのでしょうけど商売柄、玉しか扱ってない以上はその他小売業と比べて単純すぎて分かりすぎてしまう。
まぁ今の時代、調べようと思えば凡その遊技機購入台数や従業員数なども分かるので大体の費用も想像つくと思うのでそれらを原価から引くと実際の粗利率が浮かび上がってきそうです。
でもマルハンさんは恐らく業界の中じゃ相当低目だと思いますよ。
ピンバック: 通りすがりの業界人
ファン一人ひとりの可処分所得についてのミクロ分析。sis白書から、還元率を使ったマクロ分析。批判するつもりはありませんけど。まー数字の裏の情報は業界人で無いとわからないですからねぇ。
遊技時間の公平性の話ですが、散々粘って皿でモミモミしてる人の前で、お座り一発で20分程度で四万持って行く人もいるわけですが、そこはどう考えます?
期待値プラスの機械なら、確率論上では回せば回すほど出玉が増えることは当たり前ですけど、1日で収束しなかったりしますしね。
ピンバック: メイン基板