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ホール景品で大ウケ! 自動タコ焼き機完売の秘密

大阪のホールが、景品に自動タコ焼き機を投入して15台も完売! なんとも驚きの結果が出た。この話、一般景品事情を考えるとかなり異例。通常、ホールで特殊景品との交換は98%。しかも、1万円相当の高額景品がこんなに売れるなんて夢にも思われなかった…。

では、この自動タコ焼き機がなぜこれほど人気を集めたのか?その理由を考察してみよう。

まずは、商品そのもののインパクトだ。自動タコ焼き機というだけで「なんか面白そう!」となる。しかも大阪はタコ焼きの本場。関西では一家に1台タコ焼き機があると言われている。その言説はある意味当たっている。確かに家でタコ焼きパーティーなどをやったことがある。それぐらい家庭でもタコ焼き文化が浸透している。

さらに、景品カウンターで実演をしたのが大正解だった。機械がタコ焼きを作る姿が「めっちゃおもろいやん」と思わせるほどコミカルで、見ているだけで笑いがこぼれる。実演することは、商品の魅力を伝える最強の武器であることが分かる。

パチンコ客といえば、普通は換金が目当て。でも、皆が皆そういうわけじゃない。「なんか楽しい景品ないかな?」とちょっと変わったものを探している人も少なくない。

そこにこの自動タコ焼き機が登場だ。目新しいし、実用性もある。しかも数量限定15台と聞けば「今しかない」となる。そして交換した人が「あの店、めっちゃおもろい景品置いてたで!」と口コミしてくれたら、さらに注目度がアップする。

しかし、高額景品を15台も仕入れるというのは、なかなかのチャレンジ精神だ。これ、オーナーの「ウチの店をもっと楽しい場所にしたい!」っていう意気込みが顧客に伝わったのだろう。



さらに、デモンストレーションをやってみせるというひと工夫。この演出のおかげで、タコ焼き機の魅力が何倍にも膨らんで、来店客の心をがっちりキャッチ。これ、普通の景品ではなかなかできなうい。

多くのホールが、景品=換金用という固定観念がある。でも、この自動タコ焼き機は「換金だけじゃない楽しさ」を提供したようだ。みんなが求めているのはお金だけじゃなく、驚きや笑い、話のネタになるような体験。これを見事に叶えた景品だった。

この自動タコ焼き機のヒットは、地域文化を理解した景品選びと、ユニークなプロモーションが組み合わさった結果、ホールでもこうやって遊び心を取り入れることで新しい可能性を広げられることを証明して見せた。

これからも「なんか面白い景品ないかな?」という探求心で、一般景品市場を開拓してもらいたいものだ。



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コメント[ コメント記入欄を表示 ]

  1. 問題はこれをいくらで交換できるか
    記事の通り10000円で交換ならただのぼったくり、Amazonやドン・キホーテで買った方が安いと普通の大阪人なら考える
    壊れた時の保証が面倒臭いのもマイナス(酷いホールだと一年保証すらない)
    ナナシーの打ち手  »このコメントに返信
  2. ピンバック: ナナシーの打ち手

  3. 一般景品は定価での交換なので、交換率の良い店では厳しい。
    トクメイ  »このコメントに返信
  4. ピンバック: トクメイ

  5. そもそも大半は出玉獲得に至らない。
    魅力以前の問題。
    アホくさ  »このコメントに返信
  6. ピンバック: アホくさ

  7. 良い事なんだろうけど私が知る限り見る限り覚えている限り、そうだなぁ10年前くらいからかなぁ、一般景品と交換している人なんて見たこと無いですわ。マジで0。あ、タバコとかは無しでね。国民も頭が良くなったということなんでしょうな。だってわざわざ高い買い物するなんてバカでしかないですもんな。面白い商品なんて換金後にドンキでも行けばよろしいわけだし。パチ屋でしか手にはいらないわけでもないでしょ?最近じゃ交換は勿論一般景品を品定めしている人すら見ないし、むかーしにたまにいましたけどまわりから白い目で見られてましたわ。他で安く買えるモノをわざわざパチ屋で交換するなんて庶民にはあり得んすわ。ハッキリ言わせてもらいますが、この15台完売?ってことは15人は定価で馬鹿な買い物をしたということですわな。よほどの情弱か馬鹿か大富豪か。そういう連中の考えてる事はわからんすわ。
    味噌牛丼  »このコメントに返信
  8. ピンバック: 味噌牛丼

  9. 金、金と浅ましく損得だけを考えるのではなく、
    今日の記事のように遊技を楽しむ心の余裕がパチンコファンには欲しいものです。
    パチンコは大人の社交場なのですから、社交場にふさわしい品位を持つべきでしょう
    味噌  »このコメントに返信
  10. ピンバック: 味噌

  11. 現状の糞ボッタクリ&遊技人口絶賛減少中では、遊技を楽しむ以前の問題w
    パチンコは「大人の社交場」ではなく、「大人の賭博場」。
    特殊景品を廃止しないと、「社交場」とは言えない。
    トクメイ  »このコメントに返信
  12. ピンバック: トクメイ

  13. パチンコに来る人たちの多くは、「遊んだ後にお金をもらいたい」と思っています。だから、景品が「面白い」や「新しい」だけでは、長くは人気が続きません。最も大切なのは、景品が「お金に変えられる価値」を持っていることです。

    たとえば、最初は新しい景品が注目されるかもしれませんが、時間が経つとその面白さは薄れてしまいます。しかし、お金に換えられる景品は、価値が変わらないので長く人気があります。つまり、パチンコ店が選ぶべき景品は、ただ面白いだけでなく、最終的に「お金」に結びつくものです。

    このように、パチンコにおいては「換金できる価値」が最も重要であり、景品が面白いだけではリピーターを増やすのは難しいということです。最終的には、顧客が求めているのは「お金につながる景品」であることを忘れてはいけません。
    メイン基板  »このコメントに返信
  14. ピンバック: メイン基板

  15. 行き着けのチェーン店が何店舗かあるのですが最近景品カウンターにセルフ特殊景品払い出し機を導入しました。
    前まではカウンターに店員がいて余り玉で沢山ある景品の中から好きなお菓子やカップ麺を選んだり千円未満の玉数の時は袋一杯にカップ麺やお菓子に交換してました。
    それがセルフ特殊景品払い出し機を導入した店舗では景品数を極端に減らして選択する楽しみを奪ってしまいました。
    お店側はカウンターに店員を配置する人件費を減らしさらに客に景品カウンターで特殊景品以外の一般景品を選択する楽しみを無くし全ての玉を帰りの際は使い切らせたいのでしょうね。
    納豆ご飯  »このコメントに返信
  16. ピンバック: 納豆ご飯

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