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生成AIが支配するパチンコ未来~感情を読み取る機械に人は勝てるか?~

生成AI技術の進化は止まるところを知らない。10年以内にトラック、電車、バス、飛行機までも自動操縦が可能になるといわれる時代だ。そんな中で、ふと思ったのだ。もしこの高度な生成AI技術を、パチンコ遊技機に搭載したらどうなるのか? 

生成AIがプレイヤーの感情を読み取り、勝つ気満々の人間を夢中にさせて、より多くの金を吸い取る――そんな未来が待っているのかもしれない。いや、ちょっと待て。それってどうなの? まるでSF映画の悪役じゃないか!

まず考えてみよう。今のパチンコはどうだろう? 音と光の洪水、チカチカと光るデジタル画面、ピカピカの役物、そして何よりも、やめどきを忘れさせる「あともうちょっとで当たりそう!」という絶妙なタイミング。これでもう十分だと思うが、生成AIはもっとやる。

生成AIが人間の顔をスキャンし、その表情を分析する。例えば、眉が少し下がっているときは「ちょっと疲れ気味だな」と判断し、ここで少し派手な演出を入れて興奮を再燃させる。そして、目がキラリと光れば「よし、夢中になってきたぞ」と判断して、さらに熱い展開を持ってくる。

そして、「生成AI搭載のパチンコ台」は決して全てを見せない。人間は「見せられないこと」に弱い。「もしかして次に当たるのでは?」という期待感を煽ることこそがパチンコの醍醐味だが、生成AIはこの心理を完全に掌握している。表情の変化や微妙な動きから、今プレイヤーがどの程度の期待感を持っているか、どの瞬間に「そろそろやめようかな」と思い始めるかを瞬時に解析し、それに応じてリズムや演出を調整するのだ。

生成AIの本領発揮はここからだ。プレイヤーが「もうこれで最後」と思った瞬間、台が突然「大当たり予告」を出す。もちろん、予告は確実ではないが、それでも心臓はドキドキする。

誰しも、最後の一発が「当たり」になる可能性に賭けたいと思うものだ。生成AIはその感情を読んで、見事に「やめられない」を作り出すのだ。そして、あっという間に時間は過ぎ、財布も空っぽになる。パチンコ台は、感謝の意味で、プレイヤーの顔に映る疲れを感知し、「ここらでやめて休憩を」と優しい声をかける――が、その瞬間にまた演出が始まり、つい座り直してしまうのだ。

未来のパチンコ台は、こうした生成AI技術を使いこなし、まるで「プレイヤーを虜にする機械」になるだろう。しかし、果たしてこれは良いことなのだろうか? 生成AIに自分の感情をコントロールされるなんて、まるでパチンコの神様に操られているかのようではないか。しかし、逆に言えば「負けることが前提」のパチンコの世界で、生成AIと知恵比べをすることが新しい楽しみ方になるかもしれない。「生成AIを出し抜く技術」を磨く時代が来るのだ。

パチンコ台の生成AI化が進めば、もしかしたら近未来のパチンコホールはまるで映画『マトリックス』のようになるかもしれない。プレイヤーは夢中になり、生成AIに感情を操られながらも、それでも「次こそは」と信じて止められない。生成AIは人間の微細な感情の波を読み取り、絶妙なタイミングで演出を出す。プレイヤーが手に汗握るほどに興奮しても、生成AIは冷静沈着だ。「さあ、どうする? もう一回いくか?」と静かに問いかける。

しかし、そんな未来でもきっと、私たちはパチンコ台に向かい合い、結局は自分との戦いを続けるのだろう。



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コメント[ コメント記入欄を表示 ]

  1. いやこれはないと思う。
    なぜオンカジはダメで実店舗カジノならいいのか。
    単に違法だからというだけでなく機械相手だからと。
    パチで台とにらめっこ、海外バカラも付箋との対話、
    競馬は赤の他人が走るから罵声、
    一方で欧米勢はポーカー。麻雀勢と違い世界的知名度あり。おそらく層も違う。

    日本においてはギャンブル界隈と舞浜界隈は層が違う。前者は仲間を持ちたくないor勝負や飲む打つ買うでしか繋がれないタイプ、
    後者はパリピ、リア充、または真面目に家族サービスできたり友人付き合いができるタイプである。

    「自分との戦い」という時点で仲間を悪、甘えを悪としていないか?

    今日本にインバウンドが来るのはただ安いからだけらしい。そういう中国人は本当は欧米や中東行きたいとか。行ける中国人は日本の腐った文化を見たいとも思わないはず。

    いずれはアジア特有の腐った博打文化は廃れ健全な賭けゲーミング文化が残ると。そうしないと日本勝負関連事業者は勝てないから。
    カジノ即時解禁希望  »このコメントに返信
  2. ピンバック: カジノ即時解禁希望

  3. そんな次世代の遊技機が出る頃ははたして1万円でいくつくらい回るのかな?
    このまま何も変わらず進んで行けば100は切るでしょ。
    80くらいかもしれんね。
    80だと千円で8回平均かぁ。
    今でもボッタ店ならそれくらいありそうだしもっと落ち込むかな?
    1万円で50くらいとかだったら笑うけどw
    1パチでも千円で20前後かな?
    1発台みたいにたまーにデジタルが回るとかかな?w
    余程精神を侵されてないとやらないよね、こんなの。
    虜になる、どころか遊技者はまだ残ってくれているのか?w
    残っていたとして自分との戦いを続けてくれる人はいるのか?w
    はたしてこの流れはどこで修正が入るのか。それとも入らずどんどんスペックは尖っていきどんどん回らなくなっていくのか。
    どちらにせよお先真っ暗なのは変わりないかw

    記事に対してちょっと真面目にコメントを。
    皮肉にも、この業界が復活するのに邪魔な足枷が業界の人間だと思ってる。全てじゃないけど。
    そんな高度な技術を遊技機に組み込むんじゃなく、遊技機を作る側になってもらいたい。
    ストレスのかからない内容で遊技機をで作ってもらいたい。
    AIなら演出だけじゃなくスペックも合理的に考えられるでしょうよ。
    今のあの技術者とは思えない意味不明な演出ばかり作る「パチンコをやらない、知らない開発者」はマイナスでしかないと思う。
    近い将来、人間は機械に取って代わられる時代が来ると言われているが、この業界は真っ先に速やかに実行するべき。
    可能な限りAIで機械を作ってもらい、可能な限りAIにホール経営をしてもらう。フラットな目線で。
    これがこの業界復活の唯一の道な気がする。
    邪な思惑や黒い思想を抱く人間が一番の障害だと思ってる。
    匿名希望  »このコメントに返信
  4. ピンバック: 匿名希望

  5. 「これはAIの策略だ。俺はその手に乗るわけにはいかない。」そして、彼は一つの作戦を思いついた。自分の表情を偽り、台を欺くのだ。微笑みを浮かべて、心の中では冷静さを保つ。その瞬間、AIは彼の表情を見て、過剰な演出を控えた。彼はその反応にほくそ笑んだ。「これだ、俺の勝ちだ!」彼は心の中で叫んだ。台は次々に当たりを連発する。生成AIは彼の思惑にまだ気付けていなった。しかし、彼は大勝ちしたその瞬間、台の冷静さを見抜き、すぐに席を立った。「これが賭けの面白さだ」と彼は呟く。彼は勝ち誇った気持ちで店を後にした。

    それと同時に生成AIとの戦いは続くことを実感した。次回、また同じ台に挑む時、彼はどんな戦略を考えるのだろうか。「人間の心を知り尽くしたAIに挑むのは、まるで自分との戦いだ。」彼はそう思いながら、次の勝利を夢見てのめり込んでいくのであった。
    メイン基板  »このコメントに返信
  6. ピンバック: メイン基板

  7. 生成AIなんて書くから意味が分かりにくい。
    要はコンピューターのことです。
    コンピュータがお客の顔色を伺って、演出を選ぶとの記事なんですね。
    ,
    今時の若者の考え方は、私には点でわかりませんが
    これは若者には流行りそうなものなのでしょうか?
    ,
    コンピューターでなくても、私がカメラのレンズ越しに、若者の顔を見ながら、演出発生ボタンを押したりしたら
    お客は馬鹿にされたと興醒めしないものか心配です。
    憂う者  »このコメントに返信
  8. ピンバック: 憂う者

  9. まあ出来る出来ないは置いといて、
    「絶妙なタイミング」の判断が難しいと思いました
    業界人  »このコメントに返信
  10. ピンバック: 業界人

  11. ダニ村先生のやめちゃった振り作戦が有効になる日がくるとは…

    AIの仕様を逆手にとって勝ちまくりですな。
    カニミソ  »このコメントに返信
  12. ピンバック: カニミソ

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