水面下では、多くの経営者が売り抜けようと動いている情報も入って来ました。
金融機関主導でバルクで〇〇億って話だけど、そこと繋がんないかな?
社長個人が水面下で声をかけて探しているようだけど、あれはまとまんないわ。
あの案件は万歳待った方が、ワンチャン有るから誰も手を出さないよ。
この何年かでお客様が消えただけではなく、多くの業界人やホールが去って行きました。
パチンコ業界のビジネスモデルを俯瞰して、現況(短所)を何点か挙げると‥
〇パチンコに変わる余暇の多種多様化
〇商品(機械代)コストの上昇
付け加えて、欲しい機械・台数を購入するには、機歴販売の壁が有る
〇機械依存・ヒット機種が無ければ停滞する
〇顧客数の減少・退場を補う新規顧客の獲得が出来なかった
〇顧客数の減少から、収益確保するために高粗利益営業が進み、離脱により拍車がかかる
〇法律や規制で他業種では当たり前な制度活用や独自の施策が打てない
〇ネット・スマホで顧客への情報が浸透し、勝ち負けが見える化してきている
〇予備知識無しでは他者と差が付く機械・営業形態から顧客層が単一化してきている
細かく挙げるとキリが有りませんが、このようなマイナス要因やトレンドが絡まり合い、今の現状に繋がっています。
どれか一つでも劇的に改善されれば、結果は違ってくるのでしょうが、そんな簡単なものでは無い。
端的に言うと、昔のような儲かった時代はとっくに過ぎて、ますます縮小化に向かっている。
このような状況に陥った産業では、資本の大きな企業や台数の大きなホールの寡占化は避けられません。
資本や規模に劣るホールが挽回するには、相当難しい訳です。
何よりホール経営では、規模や立地・リソース、働く経営者含む社員の人々の考え方や方向性により、戦略や施策には、合う・合わないが有る。
ズレた施策が大きな負担になる事例はいくらでも皆様ご存じであろう。
経営再建や業績アップのためには、自社の現状を正確に掴んでいるか?
つまり窮境原因の把握が適切なのか?がとても重要な事です。
一丁目一番地のここがズレていると、資金投入を伴う施策・計画は絵に書いた餅に終わってしまう。
よく有りがちなのは経営者に多分に責が有るケースでも、社内はそこを言える環境ではなく、お気に入りやイエスマンばかり(言える方は去ります)で、表面化しないケースだ。
これは何もパチンコ業界に限った事では無い。
優秀な人材の集う大手企業や、上場企業でも普通に起こってきた事でも有る。
企業どころか親子や友人関係等のパーソナルな関係でも、口うるさい人や意見の合わない人は遠ざけるのが人間。
経営者は孤独でもある。
それ自体を駄目だと言う気は無い。
核心を突く「真実の声」という実態がスルーされるのが問題だという事なのである。
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昨日のコメントで業界の良いところで頑張っている方でしょうか。
はたしてそうなの?というコメントが有りました。
書かれていらっしゃったように、スマスロやラッキートリガー等の好況や最先端を走る、レベルの高い運営をしているホールが有るのは認識しています。
今回の寄稿のターゲットは、どちらかと言うと退場するかどうかのホールやしんどい毎日を過ごす方を念頭に書き始めました。
誰に対してというのも、今後の展開の中から各々の読み手にお任せします。
今後の展開次第ですが、その中でも最先端のホールの方たちにもプラスになる話題も取り上げたいと思います。
しばらく経過を見守っていただければ幸いです。
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早朝のショートメールに妹は驚いたと思う。
直ぐに返信が有り、今の仕事について短いやり取りをした。
コロナの影響も有り、この何年か大変なようだった。
私は月に何度か在宅で出来るアルバイトをその場でやってみない?と伝えた。
収入も低く、独り身で何かと大変だろうと、たまには美味しいものでも食べてと言う気持ちだった。
携帯を置いた後、母の事が頭に浮かんだ。
母は1年位経つだろうかスマホを買い替えていた。
これまでも何度か着信が有り折り返すと、
「ごめんごめん。間違えて鳴っちゃたのよ。用事が有る時は何度かかけるから(笑)」
何度かそんなやり取りが有ったのだが、最後に1度だけの着信が有ったのは、私の誕生日だった。
その時間帯、私は金融機関の方同席の模擬的なバンクミーティングの最中で、折り返す事さえ忘れていた。
恥ずかしい話、私から電話をすることはこの何年か無かった。
つづく

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未来が見通しづらい、希望がない、商売にならない業界になってしまったんだなと感じます
ひと昔前までは大型連休に合わせた新規開店のホールが何軒も建っていましたがここ最近ではほとんど聞かなくなりました
新規店をグランドオープンできる法人はごく限られているように感じます
以前にも少し触れましたが機械が揃わないんですよね
「このラインナップでグランドオープンしたい」と考えている法人はまだ少なくないと思うのですが思うようにいかないのでしょう
>〇商品(機械代)コストの上昇
>付け加えて、欲しい機械・台数を購入するには、機歴販売の壁が有る
>〇機械依存・ヒット機種が無ければ停滞する
本文中のこちらに当てはまるマイナス要素が大手ホールにも表れています
認定機の問題もあるでしょうがヒット機を揃えるコストが新規店を作るリスクに見合わない
簡単に解決できる問題ではないのは理解できますがこのままホール数と設置台数が減少し続けていくの見るのは淋しいです
続きも楽しみにしています
ピンバック: しょうゆ
美味しい思いをし、それなりの地位にいるであろう業界人が、苦しんでいる現役に対し助言をする…。
苦しんでいるのは果たして誰のせい?
まぁ勝手な憶測ですので悪しからず。
しかし面白いですね。
こういう記事ってたまにあります。
やりたい放題やって儲けてきた先代の業界人らしき人が、晩年になぜか都合良く心が入れかわったのかわかりませんが業界への恩返しだの助言だのをするというような記事。
辛辣に感じるかもしれませんが、業界を良くしたいのなら「しんどい毎日を送る退場するかどうか悩むホール」に対し生き残る助言なんかをするのではなく、“上手く”“スムーズに”“費用がかからないような”「退場する方法」を助言するべきじゃないでしょうか。
もちろん心情は一部理解できます。
ですが、そういうホールが生き残れば生き残るだけユーザーに負担がかかり続けますよ。
業界を良くしたいなら心を鬼にしてそういうホールを減らすことです。
ユーザーの負担を軽くしない限り良くはなりませんので。
書いてある内容も、過去に記事で、コメントで、散々言われてきた内容です。正直、いったい何番煎じだ?という印象です。
まぁまだ2回目ですけど。
箇条書きの8点も、半分は「時代のせい」というような、自分たち以外のモノに押しつける内容。コレ本当に業界人の得意技ですよね。
食べたものが身体を作るように、今の業界の現状は過去にやってきたことが実になっているんですよ。実になる、って勿論悪い意味ですけどね。
時代のせいっていうのは逃げでしかない。もちろん多少は影響あるでしょう多少は。
誰に対しての謝罪か?
読み手の一人として感じたのは、苦しむ現役業界人と土台づくりに苦労した先人の業界人へ対してじゃないでしょうか?
だってねぇ、顔向けできませんでしょ。
まぁとにかくあと何回続くのかはわかりませんが読ませていただきます。
前回みたく途中で終わらなければいいですが。
一つ気になる点が。あくまで気になっただけです。
文についてですが、昨日は丁寧な敬体のですます調で、今日も始めはそうなのですが、途中いきなり友達としゃべってるかのようなくだけた文末になったかと思えば、最後のほうは常体だ・である調に。
1人称が変わるレベルで違和感のある作文に感じました。
いきなりのくだけた文末はこれってもしかしてこの人の言葉じゃなく誰か違う人の言葉なのかな?
ピンバック: 名無し
新基準機などアウト6000玉に対して、セーフが2.2倍の13200玉。
差引き7200玉以上1時間に出たら不合格。
こんな基準は駄目でしょう。メーカーもホール企業もは守れないし守るわけがない。
みなし機を黙認すればまだ救いもあったのですが
消極的な反抗で、ホール企業が反対の静かな声を出していた一物一価も強制されました。
あまつさえ、釘調整が違法で、釘学校をしていまだけで、未承認変更の現行犯でもないのに逮捕監禁された特高の様なやり口。
国も禁煙強制にして、新紙幣に変えて補助金も出さない。
〇法律や規制で他業種では当たり前な制度活用や独自の施策が打てない
まさしくこれです
ピンバック: いやはや
差引き7200玉以上1時間に出たら不合格。
韋駄天なんて、1時間も満たさないないで一撃2万5千発。
エヴァ咆哮も大当たり間、約2時間で一撃約4万発。
4時間の試験において、韋駄天は3時間、エヴァ咆哮は2時間分は最低出玉率で推移して残りの時間で最大までに払い出せる出玉に到達か?
両方とも、99999発画像があるしな。
結局は、試験は形骸化しているな。
ピンバック: 出玉の謎