パチンコ日報

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社員17名の造園会社へ転職したらホール出身が4名に

最近、ホールから造園業へ転職した人がいる。会社は社員17名ほど。造園業界の会社の規模としては普通だ。求人広告を見て応募したのだが、学生時代には就職先として頭にもなかった業界だ。

造園業界の仕事は幅広い。個人宅や料亭・ホテルなどに華やかな庭園を造ったり、美しい町並みを維持するために街路樹の剪定や河川敷の草刈りなど緑化に関わる仕事全般だ。中でも街並みの緑化は、公共事業になるので景気に左右されることなく、仕事がなくなることはない。

面接のときの殺し文句があった。

「一生仕事が減らない私たちと景気に左右される会社のどちらを選びますか」

元々、転職した理由はパチンコ業界が先細るばかりからの将来不安だった。自分の年から計算して30年後が全く見えなかった。

入社して驚いたのは、ホール出身者が3人もいたことだ。1人は10年選手。後の2人は5年と6年なのだが、この2人が元大手ホールの同期だった。一人が先に転職して、実際に働いてみて誘った。この会社では紹介制度で入社するとそれぞれに5万円が支給される特典があった。

造園業界の初任給は23万円で、平均年収は370万円。決して高給とは言えない。ホール時代よりもむしろ下がる。それでも、ホールからの転職組4人は、将来の安定性を選択した。

小さな会社でホール出身の4人は意気投合するのに時間はかからなかった。一緒に飲みに行くようにもなった。

酒の席での会話はこんな具合だ。

「(ホールに)残っている連中は給料が安定しているからだが、部下のいない役職者が増えている。定年まで勤めあげることは考えられない。無理だと思っているのに辞めないのは社畜になっているから」と古巣の話になった。

新入り氏は「低貸しを続けていてもいずれ廃業するだけ。ホールがこの先どうなるかは誰にも分かりません」と応じた。

実際に造園業界で働いた先輩たちは、「こんないい仕事があるとは思い浮かばなかった。いい仕事だから元同僚にも教えたくない」と仕事を気に入っている様子だ。

造園業は外の仕事だから夏は暑くて、冬は寒い。ホールの中は年中快適で仕事もそんなにきつくなく、給料も高い。それなのに、後悔していないということはどういうことだ。

ホールは無人化がやりやすい業種の一つと言われているように、そっちの方向へ突き進むしかないのか?


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