P機と6号機で既に自店に設置している機種、これから旧規則機を撤去しながら設置していく機種。今後はファンがついている機種を撤去しながら新規則機へ移行を進めていくことになります。
ヘビーユーザーやライトユーザーという表現がありますが、自店のファンを離反させず、更にはファンを増やしていくには、これらの表現を自店として具体的に考えてユーザーに合わせた施策を行う必要がります。
なんとなく、ヘビーユーザーは「毎日お店に来て、ハマっている機種があり、機種のことも詳しい」という感覚かもしれませんが、ヘビーユーザーのお客様でも機種に詳しい人ばかりではありません。
過去の離反を振り返ると、毎日お店に来て海物語を打っていたお客様が離反しているということなどの例は多々あります。
好きな機種はコンテンツが同じという条件だけで継続するものではありません。
注意が必要なことは、ヘビーユーザーのお客様でも、好きな機種のことは詳しくても、それ以外の機種は知らないケースが多いという点です。
ライトユーザーのお客様に関しては、月に数回来店しているタイミングで「知っていて好きな機種」のことは詳しくても、決してレパートリーが多いわけではありません。
好きな機種が新規則機で、長期使用対象のものであれば離反の回避になりますが、ライトユーザーのお客様が“つながっている”機種が旧規則機で、他の好きな機種レパートリーが無い場合は離反確率が高まります。
分かりやすい機種はパチンコでもスロットでもありますが、それを好きになるかは別の問題なので、大切なことは『好きになれる機種とつながってもらう』ことを施策で実施していくことです。
ヘビーユーザーは離反しないという考えだと更にファンを減らすことになります。
ライトユーザーのお客様が好きな機種を見つけられるような店舗施策があれば、ヘビーユーザーのお客様が次の好きな機種を探すことにも活かせます。
どんな環境変化の中でも、商売として“台とお客様のつながり”を作り続けることが、今までもですが旧規則機撤去の中では重要な課題になっています。
お客様が来店して下さる商売としてのポイントは“5つのつながり”作りにあります。
“5つのつながり”とは、『台とお客様のつながり』『スタッフとお客様のつながり』『お店とお客様のつながり』『地域とお店(スタッフ)とのつながり』『コンセプトとお客様のつながり』というもので、この中でも『台とお客様のつながり』が一番重要で、それ以外の4つは最終的に自店の台とお客様がつながるための“つながり”になります。
人は、何かと継続して“つながる”場合は、その何かに対して価値を感じています。
好きなラーメン店など、そこのメニューに何かの価値を感じて好きになっています。
コンビニのように同じ商品を提供している場合は、商品とのつながりに加えて、お店とのつながりは距離の価値があります。
競合店に自店と同じ機種が設置されている場合は、価値を感じる“つながり”が深い店舗を選択します。
このように、“つながり”というのは価値によって実現していくので、特に台とお客様のつながりを無くさないためには、お客様にとって価値を感じるプロモーションや、好みの機種が探せる環境があることが必須となります。
フダポスというダウンロードサイトをパートナー企業と実施している背景は、特に“台とお客様のつながり”を作ることが目的です。
私が監修している『大当りフローチャート(台上POP)』は、お客様だけでなくスタッフの方々も機種を知るためのツールになっているので、スタッフとお客様とのつながりがある場合、口頭で機種を探すサポートも可能です。
フダポス営業にようになりましたが、このようなツールだけでなく皆様のお店で“台とお客様とのつながり”を実現するための工夫や施策が本当に大切です。
自店を客観的に「機種が詳しくないお客様は台とつながれるか?」という視点で見て、改善していくことが急務です。
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ヘビーユーザーは離反しない❗(^o^)v
ピンバック: ヤマモリ
À天と決まっていたらそこまでは絶対に当たらない、それを知らないで打った人は後から知ったらガッカリするでしょうね。
特に今はベタピンばかりで打つ気もおきませんし、パチンコ業界が本気で立ち直る気があるならまずはメーカーは台の価格を抑えること保通協は1台200万とか馬鹿みたいな検定費用を見直して1台50万くらいに抑えることホールは専業や軍団を排除するためにイベントもどきはやめて新台入れ替えも減らし中間設定メインで遊ばせる設定にすること、そうすれば客数の減少は少しくらいは抑えられるでしょう。
まあホールはともかくメーカーや保通協のアホがそんな事やるわけないですから絵に書いた餅ですけどね
ピンバック: パチンコがなくなれば幸せ
リゼロは、正直あんなものが店のメイン機種になったらひどいことになると憂いていた。
幸いにも、今はホールからほぼ姿を消してくれた。まあ、打ち手もそこまで馬鹿ではなかったようだ。
現在はスマホで情報がいくらでも手に入る時代で、何も調べようとしない情報弱者
は、まあ痛い目にあうのはしょうがない。
業界はイベントもどきをやめたほうがいい、とは言われるが、実際のところ
店が望んであのようなことをやっているのではないことは知っておいて欲しい。
規制により新台入れ替えでしか広告を打てないのだから。
四号機時代のように、メールで力を入れている機種などを告知できるのならば、
無用な新台入れ替えなんかやらなくて済むのだ。
台の入れ替えを強制的に促すために、射幸心を煽るからという建前でイベントを禁止し、
新台入れ替えのみ広告OKという手で業界を食い物にした。
あからさますぎるその手法に、当時の私はずいぶんと憤ったものだ。いや、今でも憤っている。
イベント告知禁止の規制を取り払えれば一番なのだが、それが叶わないなら、
いっそ入れ替え広告も禁止にすればよい。入れ替えても広告が出せないなら、
無用な入れ替えは自然とやらなくなる。
まあ、広告を完全に出せなくなるから、痛いなんてものじゃない。が、それ以上にメーカーが
困る事になるだろう。メーカーと心中する覚悟で事に望むなら、あるいは変えられるやもしれぬが。
そこまでの覚悟は、流石に無理か・・・
ピンバック: 一般ゆーざー
フローとか台横冊子を充実させるなら、止め打ち手順とか載せればいいのに。
4ぱちで3時間遊んで三千円から五千円の負け額にしないと、何をやっても客は減るよ。面白くないもん。
1ぱちは思い切って全撤去したほうがいい。勝ち負けにならない糞調整しかできないんだから。
とか、広告に文句言っても仕方ないか…
ピンバック: とんかつ