週を追うごとにお客様の来店は増えているのですが、それでも直近としては経費の損益分岐点を越える粗利が課題です。
そして、先々の課題としては新型コロナの影響で延長になった旧規則機の撤去があります。
今年中に撤去になる機種、210日延長の機種、2021年11月までに撤去する機種など、自店の機種を振り分けて計画を練り直す必要があります。
しかし、撤去していくには費用がかかるので、まずは直近の課題となる損益分岐点を越える来店が必要になります。
前回のコラムで、プロダクトライフサイクルとイノベーター理論についてお伝えしました。
これは、商品やサービスを市場に投入した際に、お客様に浸透していく流れと、各段階で反応してくださるお客様のタイプによって施策を変えていく必要があるというものです。
新型コロナによってお客様の価値観が変わり、店舗休業により再度お客様に来店していただくにはスタートからの流れを考える必要があります。
休業により購買意欲が低下したお客様や、生活スタイルが変わったことで必要性を感じなくなった方などさまざまです。
再度遊びに来ていただくための努力をせずに自然と回復を待っていても自店への来店促進はできません。
パチンコ店だけでなく飲食店や他の施設も同様で、今後も新型コロナの不安や世の中の動向によって回復ペースは異なりますが、タイミングを見ながらもチャレンジしていく必要があります。
もちろん、感染拡大防止の対策は万全を期して実行していきながらのチャレンジです。
まず、直近としては稼動と粗利の回復を早めるためのチャレンジになり、中古や再設置などの入替アクションになります。
そもそも、6月7月と新台のラインナップが少ないのと、現状の稼動状況で新台への積極投資はしにくい状況です。
費用をかけずに、どれくらいのお客様が反応して下さるかを検証しながらの取組みになります。
飲食店も感染拡大防止対策をしながら、キャンペーンなどで来店促進を図っていますが、同じ内容(ホールは入替)でも時期によって今後は反応が変わってくると思います。
先々の課題としては(現状からは先々を考えにくいのですが)、PとSでどのような機種構成にしていくかを、撤去ペースに応じて考えていくことになります。
この内容は書き出せば長いので割愛しますが、基本的には撤去機種から回遊する可能性がある機種を検討し、どれくらいの台数構成にするかなど、もちろん予算との兼ね合いも考えて計画していくことになります。
パチンコ業界だけでなく、他の業種も前へ進みたいのですが、新型コロナは予断を許さない状況です。
ぜひとも、お客様が安心して来店できるよう、しっかりと感染拡大防止対策を万全にしてこれからの営業を進めていきましょう。

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最近はコロナ対策として、入り口を限定し、この入口に店員さんが立って消毒や検温を行っています。
このお店は入口が限定されているので、入店時と退店時は必ず店員さんと接点が有ります。
たまたまかもしれませんが、「今日も出なかったわよ」と出入口で店員に話しかけお店を出てく光景を目にします。
言われた店員さんは愛想笑いのみ。
勿論私はお店に入る気にはなりません。
ピンバック: サラリーマン
今、ユーザーが来店を控える理由としては、
1、経済的に余裕がない
2、感染への警戒、周囲の目を気にする
3、まともに遊べると思っていない
この3つがあると考えております。
1は何ともしがたく、2は記事にもある促進対策が必要ですが、問題は3です。
損益分岐のために、目標に対して遊技客数を何人とし、機械割を何割にするつもりなのでしょうか。一人当たりの負担が増えるということは、機械割を落とす必要がありますが、それで稼働が上がると思っているのでしょうか。
回収モードでも来てくれるユーザーだけを相手にしていたら長くは続きません。
ピンバック: あかべこ
https://pachinko-nippo.com/?p=26521
https://pachinko-nippo.com/?p=28638
https://pachinko-nippo.com/?p=28848
こんな感じの心暖まるほのぼのした記事をたまにはよみたいですね。
ピンバック: 勝ち組
中小が無理に存続するほど縮小後の優良店の立ち上がりが遅くなります。
「そうは言っても生活が」と言いたいでしょうが、中小は遅かれ早かれ間違いなく倒産か撤退です。
何事も行動時期は早いにこしたことはありません。
優良店以外の大手ですらこのままだと店舗数を減少する事になるでしょう。
直近だろうが先々だろうが100%クリアできない課題など取り組む意味はありません。
一般的な小学生が大学入試問題を解くようなものです。
他の業界は機を見て行動に移せば少しずつでも前に進むことも可能でしょうが、残念ですがパチンコ業界はどのような状況下でも前に進むことはもうありません。
コンサルの言う事など心地の良い甘言にすぎません。
経営者は決断する能力が問われます。
遊べない、つまらない、ストレスが溜まる一方、こんな「娯楽」に存在価値はあるのでしょうか?
ピンバック: 名無し
ピンバック: ベン
どうせ新台買ったって稼働はしないんだから
ピンバック: パチンコがなくなれば幸せ
ホール企業をマンガや物語の中に出てくる悪の組織か何かと勘違いしていないか?
現実に実在する人間が汗と血の成果が今のホール企業なのだ。
それをわかっての暴言なら、人が人であるのに必要な何かを失っていないだろうか?
パチンコという日本が特定アジアに誇る文化が消えるかもしれない未曾有の危機に、
パチンコファンとしてのホール企業を激励するコメントの一つもないとは、当事者意識に欠けていると言わざるをえない
ピンバック: 牛丼通行人
コメントで少しひっかかったのは、中小は遅かれ早かれ撤退か倒産だというところ。
私は、中小だから「ダメ」というわけではなく、あくまでボッタかつ体力が貧弱な企業だから、というくくりだと思う。
逆に言えば、体力が有り余っている大手でも酷い調整のホールはかなりあるわけで。
旧イベント日とかの特定日以外の日なんて、マルやダイですらそこらの中小ボッタとあまり変わりない調整で絞り取ってますから。
なので、縮小後の業界に中小は必要ないかの如く言ってるかたいますが、実は優良店は大手ではなく、本当の意味で地域密着型の中小のほうが生き残りを賭けて頑張ってるイメージであることを覚えていただきたい。
ピンバック: とんこつショウガ味