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離職率の低い職場環境

採用支援㊙ブログより

従業員の平均在籍年数が長い企業と短い企業には、いくつか異なる点があります。

従業員の退職理由を分析していくと、大半の方は、人間関係を理由に退職しているデータが出ています。

そして、本当の退職理由を述べて退職する方が少ないことが、企業が本当の理由を把握できていないことから、対策を打つ機会を逃し、気づいた時には人材不足に陥っているケースがほとんどです。

その中でも、最も多い事例としては、ベテラン社員の存在です。

長ければ長いほど、職場での緊張感の持続ができず、「長い=偉い」という誤った認識を持ち始める従業員が出てきます。最終的には、ベテラン社員の新人への対応方法が原因で、早期退職へとつながるケースが多くあります。

特に、同一職場で複数の職種で雇用している場合、ホールスタッフは若いけど、清掃スタッフは年配が多い職場などでは、役職者より年齢が高い年配層の勤続年数が伸びれば伸びるほど、役職者よりも年齢や在籍期間の方が強いという状況になりがちです。

こういったケースは、気づいてからでは遅く、未然に防ぐことが必要になります。

具体的には、従業員の面談を毎月行うことや、日頃のコミュニケーションをかかさないことが、非常に重要になってきます。(単なる面談だけで終わらず、都度改善策を打つことが重要です。)

多くの企業では、運営に関わるメインの従業員のみを定期的に面談されるケースが多く見られますが、全ての従業員を面談されている企業は少ないように思われます。

「離職率の高さ=採用コスト上昇」につながるため、採用の基本としては、新規採用することよりも、いかに継続率を高めるかの対策打つことが、何よりも最初に取り組むべき事項となります。

多くの企業では、「人材不足=新規募集」という流れが普通になっていますが、最も重要な部分は、採用した従業員が早期に退職しない環境を先に作っておくことになります。



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コメント[ コメント記入欄を表示 ]

  1. >>役職者より年齢が高い年配層の勤続年数>>が伸びれば伸びるほど、役職者よりも年>>齢や在籍期間の方が強いという状況にな>>りがちです。

    私が引っ掛かるのは、まずここですね。
    これの何に不都合みたいな物が有るのか理解しかねますね(^^;
    本当に優秀な人材だけを一般従業員全員が納得する説明の上で役職に上げているのなら問題なんか起きようが無いとしか思えないんですけど・・・

    経営陣が全スタッフに納得理解して頂ける様な”論功行賞”を行っていれば、やれ個別の面接がどーだとかetc、意味の無い&無駄な(と私は思います)業務をわざわざ増やす必要なんか無いと思うんですよね・・・
    離職率を本当に減らしたいのなら公平感の様な物を可能な限り全スタッフに持って頂ける様に経営陣がまず襟を正すのが必要かと(^^;?
    もと役員  »このコメントに返信
  2. ピンバック: もと役員

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