2006年3月に開業。元々は新日鉄堺製鉄所が事業縮小に伴う遊休地利用のために開発されたもので、集客力のあるパチンコがテントの目玉でもあった。少なくとも13年前は商業施設のテナントにパチンコホールにも声が掛かっていた。
そんな時代も今は昔。かつてはホール単独で集客が見込め、シャワー効果を狙ってキーテナントの役割をパチンコホールが担っていたが、今はその逆になっている。
広告・イベント規制で集客が難しくなった昨今、大型ショッピングモールへテナント出店を打診しているホール企業もあるようだ。ホール単独で集客が難しいのであれば、人が集まるところに出店したい、と考えるのは自然な流れだ。
新陳代謝が激しいモールは、売り上げが上がらないと店舗は撤退も余儀なくされる。20年間は撤退しないなどの条件をホール側から提示しているが、モール側からの色よい返事はない。
モール側は「ショッピングモールのブランド力が落ちる風俗営業はいらない」というのが本音のようだ。
禁煙が当たり前の時代に、遊技客は喫煙率が一般よりも高い、という理由で完全禁煙に踏み切れないホールが大半。これで新規客の開拓などできるはずもない。
サラリーマンの給料は何年も上がっていないのに、等価を続ける。等価じゃなければ客が競合店に取られる、という心理か。脱等価といっても11割分岐営業では等価と大して変わらない。昔々は4パチを1000円でも遊べたのに、これも新規客の開拓を妨げる要素だ。
時代は刻々と変化している。
保育園の子供の声がうるさい、と近隣から苦情が来る時代である。ショッピングモール建設でも周辺の商店からは反対される。モールですべて完結するので、周辺の商店におカネが落ちないからだ。だからアウトレットモールなどは人里離れた場所に作ることになるが、今度は周辺の交通渋滞を引き起こす問題まで生まれる。モール側は渋滞が起こらない動線作りに心血を注ぐ。
パチンコのイメージは90年代まではゴールデンタイムにパチンコ特番が各局から放送されていたので、良かった時代といえるが、その後はどんどん悪くなる一方である。
数年前、大手ホールが利益なしでもいいから東急ハンズの商品を景品として扱いたいと申し出たことがあるが、断られている。パチンコ業界のイメージが良ければ断られることもなかった一例である。
パチンコのイメージは1社の努力では変えることはできない。
ショッピングモールからテナント要請の声が掛かるぐらいに、業界全体でパチンコのイメージアップを図らなければ、新規客が増えることもない。

※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。匿名は承認しません。コメントがエントリーになる場合もあります。
これを繰り返した結果、今があるんじゃないのか?
何一つ解決しようともしないその姿勢をまずは直したらどうだ?
直しもしないのにイメージアップもへったくれもないもんだが。
ピンバック: 変な奴ばっかり
パチンコ軍団梁山泊密着!とか
パチンコ台ウルトラセブン開発秘話!とか
やっていたのに、最近は見なくなりましたね
ピンバック: あはは
それがパチンコのイメージだとしたら、それを業界はどう変えたいのですかね?
ピンバック: 横並
ショッピングモールがパチ屋の客から受ける恩恵があると判断されれば、そういう可能性はあるかもしれない。
もしくは、パチ屋自体がショッピングモールに某らの恩恵を与えることが出来ると
判断されれば。ギブアンドテイクの関係が作れるのならば、そういう可能性はあるだろう。
まずは、パチ屋がショッピングモールに何を与えることが出来るのか、そこから
考えてみようではないか。
例えば、郊外型のショッピングモール、車の使えないお年寄りは縁がない。
パチ屋が送迎バスで、パチを打つ年配客を送迎した場合、ついでに買い物もできる。
パチを打ちつつ買い物、パチ屋もショップも客もメリット有り。
高齢化で車の運転がままならなくなる人は、これから増えていくだろう。
そういう人間を囲い込む、パチ会員様限定の無料の送迎。
自動運転は、メーカーのデメリットもあり、そう簡単には実現出来ない。
実際にパチ屋が送迎しなくても、タクシー会社と提携なりする手もあるだろう。
ピンバック: 一般ゆーざー
イメージアップを狙うならこのギャンブル面を弱くするしかない。自殺行為です。
イメージアップは必要無し。やりたい企業は好きにして、モール参入と引き換えに捨てれる事ではないと思います。
ピンバック: カニミソ
って結論だろどうせ。
ピンバック: 通行人
サラ金と一緒
ピンバック: しん