ところが、オーナーを始め全員がパチンコのパの字も知らない素人集団で始めたものだから、1号店がオープンした初日は玉が出すぎて1時間で閉店を余儀なくされ、大赤字を出してしまう。
メーカーから指南を受けながら、それでも利益よりもお客さんが喜ぶことを優先して会社は大きく成長していった。
過渡期から成長期までは素人集団でやってきたが、素人も長年やっていればみんなプロになってくる。今ではパチンコ運営のプロ集団となったが、逆にプロばかりになってしまったために、「現状を打破できない」と自らを分析する。
「プロになると運営側のことは分かるが、お客さんのことが分からなくなってくる。以前のウチは業界外からの幹部候補生を採用して、パチンコ業界の変な慣習にとらわれることがなかったから伸びた」
そこで求められる人物像が常識にとらわれず人と同じことをしない人。いつもワクワクするような驚きを与えてくれる人。あえて誰も手を付けない場所を攻めて成果を上げるタイプ。
パチンコ業界は自由競争をやっているようで、意外にも護送船団方式だ。一番分かりやすいのが新台導入。競合店が〇〇という新台を4台買ったから、ウチは倍の8台にする。同じ機種を台数で勝負する傾向がある。「右に倣え」をしていれば安心する。それだけ、機械によって稼働が左右されるからだが、競合店と同じ新台を導入していれば、失敗しても言い訳ができる。
護送船団方式の中で競争をやっても、突飛な発想は生まれない。
貧すれば鈍する。勢いのある頃は優秀な人材も業界に入ってきたが、業界自体に魅力がなくなれば、優秀な人材も集まりにくくなっている。
今のパチンコ業界は、“あえて手をつけない業界”になってしまっていることは否めない。誰も攻めようとしない業界で成果を上げられる人材は、喉から手が出るほど欲しい。
これから遊技人口の復活はない、と言われているパチンコ業界の常識を打ち破り、再ブレイクさせるのは、革新的な機械ではなく、斬新な発想をもった経営者の登場だろう。

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誰かにやってもらうんじゃなく、先ず自分がやらないとダメなんでは?
善くなりたいのなら
ピンバック: よれよれだぜ
お金が無くなってから気付いてももう遅い
ピンバック: 14.9.138.224
新コロナウイルスの脅威 ホールは濃厚接触の最大危険場所
ホールはこれからどのような対応を考えてるのかw
損得の事しか考えないのかね。
ピンバック: 入店時熱測定!
恐らく自分たちで身銭を切って遊んでるような人が作り手に減っているんじゃないですかね?
ユーザーの求める勝ちたいというのは流石にホールも利益があるので全員勝たせるのは無理でしょう
次善である程度勝ったりある程度負けたりしながらトータルでは負けつつも楽しめたなという満足感が残せればいいんですが、これが一番難しい
パチンコもスロットも投資金額は変わらずリターンの少ないハイリスクローリターン化が進んでます
スロットは設定1の機械割が97%前後の機械割が低い台ばかり(設定2でも100%以下、設定3でようやく100%程度)になってきてるし、設定6の機械割なんて比較するまでもないでしょう
出ない・勝てない・遊べないとかどうすればいいのか
パチンコはボーダーがどんどん上がっているので、言うまでもないでしょう
パチンコは設定付きの台なんていう斜め上すぎる台も出してきてます
釘を触らない前提の設定付きパチンコ、実際は酷いものです20回転/1Kすら回らない
もちろん設定なんて入らないベタピン営業
設定付きパチンコの設定1なんてボーダー27回転/1Kとかなのに……
ホールからすれば目に見えない設定上げるよりまずは釘開けるよ、目に見えない設定でサービスしたってほぼ気が付かないんだから
ユーザー側からすれば釘空いてて回転率が良いほうが長く遊びたくなりますしね
業界を復活させるのはホール、これは間違いないですね
大きくかじ取りをしないと6号機スロットに付いてくるユーザー数は期待できないでしょう
昔あったあの店は換金率は悪いけど間違いなく設定入ってるから遊びに行くならお勧め、といったような特色のある店が増えればいいんですけどねぇ
現状等価(もしくはギリギリの高価)交換ベタピンの店ばかりでホールごとの特色がほぼ無いですからねぇ……
パチンコは釘(回転率)という指標がありますがボーダー-3回転以下、酷い店だと10回転/1K
本当にユーザー呼ぶ気あります???
ピンバック: 名無し
ピンバック: 横並
深夜営業みたいな隙間の時間の営業ダメ、お得な景品提供ダメ、大々的なイベントダメ、旧台、珍古台の設置もダメになった
店がやれることと言ったら、SNS等で良心的なホールであることをアピールし、機械代とか経費を削って、その分客に還元する営業をすることくらいだから
アイディアマンの素人を連れて来たところで現状ではどうしようもないかと
ピンバック: 名無しの通りすがり
機械じゃない、機械を扱う人間次第。
射幸性の下がった魅力の無い機械といっても、扱う人次第でお客を十分に満足させられる。
超希少だがそういうホールも存在するのが証拠。
それでもしない、できないホールは経営的な問題なのか、もしくはもう諦めているのかのどちらか。
自分は後者だと思っている。
1000円で10回いかない台も珍しくない。
そんな台を用意しておいて「まだ諦めていません!」なんてことはないでしょうし。
いまだに経営者は昔の考えが取れないのではないか?
客は掃いて捨てるほどいる、とか。
アンチが一人二人来なくなったところで問題ない、とか。
ハンドルネーム業界人さんが以前言っていたが、
「こちらが客に合わせて作ってはダメだ。
客をこちらに合わせないとダメ。」
これ。
これはメーカーの機械作りの姿勢を言っているんだと思うが、ホールもこのスタンスではないか?
従順な客しか相手にしない。
我々の調整した機械が気にくわない、文句を言うような客ならいらない。
そうやって客を減らしアンチを増やした。
業界人さんの言うことも理解できるが、それはあくまで実行できていればの話であって、今の業界でその考えじゃ無理がある。
業績右肩上がりなら良い考えだと思う。
今、こういう考えは時代に取り残された考えそのものだろう。
経営者の意識改革。
生活水準の維持などとうの昔に出来なくなっている現実を受け入れて、今の業界にあった経営戦略を期待する。
まぁ、ぶっちゃけ絶対に無理だとわかってますけども。
ピンバック: コロラドブルドック
話であって、つまんなくても打てよ!って
意味では無いです。
なので客は腐るほどいるから
嫌なら打つなって意味では言ってません。
ただ、嫌なら打つなはある意味正しくて、
万人にウケる機械が作れれば
それに越した事ないんですが
それはとても難しいことなので
作る前にこちらはターゲットを決めるし、
お客さんも面白いと思ったものだけ
リピートしてくれればそれでいいと
思ってます。そういう意味では
嫌なら打つなと思ってます。
ピンバック: 業界人
ピンバック: joker
イベントは禁止なので店が発信する事は出来ませんが、第三者の発信はセーフらしいですね。それなりに影響力のある人にお願いして建前は予想的にしてブログでの公開は既にやっているところもある様ですが、取り締まり様が無いとは言え公平性に欠けますね。
ユーチューブでは裏話的な配信をされている店舗さんはおり、身近に感じてもらったりイメージアップにより来店動機に繋げられているのかなと思います。
ピンバック: カニミソ