パチンコ日報

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マルハン対弱小店

今は独立して小さなホールの経営をやっている社長が、まだサラリーマンでホールに勤めていたときの話。



管理部長の肩書きが付いていたがホールの現場経験はなかった。もちろん、釘なども叩いたことはなかった。



管理していたホールの近くにマルハンが出店することになった。幽霊診療所で開店妨害を受け、なかなか開店ができなかったホールの近くだった。



マルハンの出店で進退がかかっていた。マルハンと勝負して負けたら会社を辞める覚悟だった。



負けないために自分の中で一番不足していた釘の技術、知識を勉強するために、東京の釘学校の門を叩き統一ゲージを学んだ。



「大阪のP店はレベルが低い。知識、技術、モノの考え方がなっていない。口先だけで通用する。均一化する中での勝負となると統一ゲージが分からないと生き残れない。統一ゲージを極めると1度の違いが分かる。玉の回転が分かる。2本目の渡りの角度を変えることでT1Yが制御できる。確変ベースで客は出す店かどうかを判断する。確変ベースを上げる努力を毎日していたらいい意味で同情がもらえる。『動いたらかわいそう』と思ってくれたら最高。今までの努力を認めてくれるとお客さまは3~4万円置いていってくれる」



マルハンがオープンして余分に100万円抜けるようになった。しかも、安定的に。現実に利益を取りながら稼働が上がり、つぶれるといわれていたホールが黒字を上げることができた。



マルハンの出店により閉店するホールもあるが、店の規模ではなく努力が足りないということである。



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コメント[ コメント記入欄を表示 ]

  1. Unknown

    ここ数年間でようやく 

    玉が減っていく確変ベースを客が受け入れましたね 



    1900でた時代での低換金の確変ベースは技術介入したらかなり増えましたからね 

    でも1500でない調整で 

    さらに少ない機種も出てきて玉が減る確変ベース 

    さらにアタッカー削りと

    これでは客が飛ぶのは当たり前ですね 

    業界の方々でも今どきのパチンコ遊ぶよりも自動負けの娯楽 

    言い方変えればパチンコ=賽銭箱 

    思いませんか?
    Unknown  »このコメントに返信
  2. ピンバック: Unknown

  3. Unknown

    よくパチンコはギャンブルだといわれますが、他のギャンブルとの違いは、

    仰るように技術介入できる要素が多いことです。

    過去のスロットの栄華は、技術介入抜きには語れません。

    パチンコにしても、打ち手の技術、判断能力で勝ち負けは歴然だと思います。

    店舗側においても、今も尚、調整技術の高い店舗は稼動もついてきてると思います。



    きんたろー  »このコメントに返信
  4. ピンバック: きんたろー

  5. Unknown

    努力の差ですよね。

    その努力を嫌う経営者が多いこと。
    営業1号  »このコメントに返信
  6. ピンバック: 営業1号

  7. Unknown

    その技術介入を止め打ち禁止とか固定禁止とかで禁止させる店もあります 





    換金も調整も立地も 

    接客も互角 

    だけど稼動に差がつきすぎでいるケースがあります 



    答えは簡単 

    稼動の悪い店は固定や止め打ちにやかましいんです



    少なくとも固定には寛容にならないといけません 

    固定禁止に厳しい地域ならせめて隠してもらうぐらいの寛容さで
    Unknown  »このコメントに返信
  8. ピンバック: Unknown

  9. 営業1号様へ

    今日のエントリーのコメントに書こうと思いましたが、今朝はその暇が外出先からもありませんので、ここに書きます。



    打ち粉詐欺の特集が、本日発売のプレイボーイに掲載。

    読みましたがおもしろいです。
    元店長  »このコメントに返信
  10. ピンバック: 元店長

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