パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

パンデミック発生時のパチンコ店の対応…その①

新型インフルエンザが爆発的感染(パンデミック)が発生した際、皆様の会社で準備は万端だろうか?



数年前から新型インフルエンザの世界的感染が警戒されているが、WHOも「近い将来必ず起きるパンデミック」と警告を発している。



過去の歴史を振り返るとこんな流れになっている。

スペインかぜ(1918年、世界死者約5000万人)

アジアかぜ(57年)

香港かぜ(68年)

ソ連かぜ(77年)

と一定のサイクルで発生してきた。



強毒性の違いはあるが、10年~40年周期とされているインフルエンザのパンデミック。

この冬に世界の何処かで発生しても不思議ではない。



一度パンデミックが起きるともう誰にも止めることは不可能だ。



航空機を使って自由に世界中を往来する時代。感染速度は過去と現在では全く違う状況下に置かれている。



従って、今現在パンデミックが起こるとどこまで被害が拡大するのか誰にも分からない。



東京都の例で試算はこうなっている。



東京都の人口1300万人弱。

パンデミック時は約30%にあたる380万人が感染。

死者は14000人。



国民レベルでも25%は感染するといわれている。



テレビ番組でもその様な状況下に置かれた社会基盤は、砂上の都市化すると警告する。



病院ではすべての患者を対応できない。死者が出た際の火葬能力は追いつかず、都市部ではパニックになる。



国民レベルで25%の感染ということは、誰でも家族が感染してしまい、ほとんどの人が何かしらの被害を受けることになる。



その時に備えて、ホール企業はどこまで準備できるのか心配だ。

私の情報では大手ですら不十分なのには驚いた。



あるホール企業の依頼でパチンコ店用マニュアル作成をしたことがあるので、次回から新型インフルエンザ、パンデミック時の対応についてお知らせする。



その前に考えられるホールでの状況の一部を箇条書きにする。



①感染率が25%とした場合、スタッフ20人のホールでは、単純計算でも5人が長期出勤できなくなる。



②感染していなくても、家族が感染して看病が必要になった際は、欠勤率は25%より増加するのは確実。



③感染しなくてもアルバイトや契約社員は、自己防衛のために欠勤する人も大勢出てくる可能性がある。



④パンデミック時に新台入れ替えの予定がある場合の対応はどうするのか?



⑤店舗責任者が感染した場合、どの様な対応をすれば良いのか。



などなど…



どの時点で店舗を閉鎖するのか?



経営者はその判断を迫られる時が来る。



そのためには社内対応マニュアルが必要だ。



大手の店長ですら知らないケースがほとんどだ。



続く
記事一覧

コメント[ コメント記入欄を表示 ]

コメントする

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です