年末に三重県のオールナイト営業のことを書いたが、今日、現地で生の声を聞くことができた。
「儲かるのはオーナーだけですからね」
取材を始めて1時間ほど経ったころ、思わず、現場責任者が漏らした言葉である。これが現場の本音だ。
年末年始、長時間営業で現場は本当に疲れている。この時期のシフトを組む店長は大変だ。
大晦日を挟んで前後20日間は午前1時近くまで店を開けている。
メインエベントの大晦日。
朝9時から店を開け、店を閉めるのは2日の午前1時。
延々40時間営業だ。
少々時給を上げたぐらいでは誰も働きたくはない。
この話を聞いてふと思った。
三重県のオーナーはこの年末年始の20日に及ぶ長時間営業日に対して、粗利の1%を従業員に特別ボーナスとして還元でもしたらどうだろう。
頑張って売上が上がって、社員の取り分が増えれば、モチベーションも上がる、というものだ。
それが嫌なら、そろそろこの悪習は断ち切ったほうがいいのではないか。
現場は本当に疲れている。
喜ぶのはオーナーだけ。
伊勢神宮がいいのなら豊川稲荷だっていいだろう。
早くも隣県でそんな声が出ている。
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