新台のゲージを作った後で、実射テストによりデータ取りをし、さらに微調整をかけてオープンに臨む。
テスト打ちは地味な作業だが、新台の導入台数が多いと人海戦術で、結構手間隙がかかる。
普段は日の目を見ることのないテスト打ちに関するアンケート結果が集計できた。回答数は71人。
まず、テスト打ちをどの程度のホールがやっているのか?

では、時間はどのぐらいかけるのか?

大変なのはここから。どうやってテスト打ちをしているのか。

意外と面倒なのがテスト打ち用の玉の準備。あらかじめ1台当たり6000発前後の玉を用意して、それをカップで上皿に手作業で補給していくやり方が一般的だ。

コスト削減が叫ばれる中、オーナーの目が行き届きにくいのがテスト打ちのコスト削減だろう。
簡単に固定できるハンドルストッパーのほかに、サンドから直接、5000発などに設定した玉が自動で出てきたらどんなに省力化が図れるか。
そういう製品に関するニーズはどうか?

テスト打ちに関する現場からの声は切実なものもある。
・全台の試し打ちをするため時間が掛かる
・台数が多いと時間が足りなくなること
・1パチなので、1台が飛び飛びだと人数が要ること。また、以前センサー式の自動補給装置を使用したが、組合からの通達で使用を控えることになった
・台数によっては人手が掛かる。通常時は普通打ち、大当りは右打ちの機種は忙しい。特賞データが欲しい時に限って、ハマリが深い。メーカーよって情報信号の出力内容が異なるので、困ることがある
・人の手で出来るだけ実際に遊技される環境を再現していますが、人数に限りがあり試打に時間がかかりすぎる
・手打ちじゃないので正確なスタートが取れない
・人件費と効果のバランスがとりにくい
・人件費がかさむ。右打ちの切り替えがうまく行かず、正確なデータが取れないことがある
・時間がかかり過ぎる
・玉を用意するのが手間、同時に多台数のデータ収集をする際に打ちっぱなしになるので正確な遊技データが得られない
・大当たり消化時、右打ちの機種に関しては、5台に付き1人は手が必要になる事
・時間に追われ長時間することが困難(翌日も朝から出勤等)
・大当たりの際の右打ち、確変中の右打ちには人手が取られる。賞球詰まりなどでも数値が狂ってくるので人件費がかかる
・玉の狙いどころなど、スタッフによってバラつきがでるとはいっても全て自分でやるわけにもいかないし
・人員が割かれる事
・玉がなくなると、自動で玉が払い出される器具を購入してからは、玉を準備する手間が省けた分、試し打ちをする時間も増え、効率よく試し打ちが出来ているので、今は問題はありません
・アルバイトの人立ちに行ってもらってますが、必ずしも全員が同じ動作で行っているか?疑問があり、出来れば専用工具で均一に行いたい
・作業効率の悪さ
以上のコメントからも明らかになったように、人手と時間を取られ、右打ちの機種などは作業効率が悪いことが浮き彫りになってきた。

>サンドから直接、5000発などに設定した玉が自動で出てきたらどんなに省力化が図れるか。
よほど管理を厳しくしなければ不正利用されてしまいますね。
安易に導入を考えては危険なのではないですか?
ピンバック: 通りすがり
ゲームの場合、テストプレイやデバッグを外注で頼んでいるが、まとめてチェックする業者があればいいですね。
ニーズがあれば会社つくろうかしら
ピンバック: ぱちんこふぁん
用意する玉を数えるのが面倒な場合に、良い方法があります。
アタッカーに同じ玉数入れて、払い出された玉で打つのです。
一人で試験打ちする場合や、スタートの出ないホールコンの場合に、この方法とナンバーランプのスタート回数から、数値を求めていました。
ピンバック: 数珠
新台のゲージをしっかり統一すれば1台のテスト打ちですみます
釘打ちが苦手ならできませんが…
ピンバック: ○
>新台のゲージをしっかり統一すれば1台のテスト打ちですみます
◯さんは業界人ではないですよね。
1台で済ませているホールがあるなんて信じられませんが。
ピンバック: 樹液のクワガタ
大きな赤字を出してもまたすぐに回収ができた昔と違って、事前にしっかりとしたシミュレーションデータを取っておくことは重要ですね。
>新台のゲージをしっかり統一すれば
メーカーで打たれた釘が寸分の違いなく打たれていれば理論上は可能かもしれませんね。
しかし実際には設置環境の微妙な違いなどもありますから無理でしょう。
そもそも、「しっかり統一」することが良いのかどうか・・・。
ピンバック: 通りすがり
んー確かにバッチリは合いませんね。
初日で5.8位を狙って20台で5.9とかありますし
もちろん昔で言う所の天四本からバラまで妥協せずしっかり角度はとります
ピンバック: ○