それを模索した結果、一つの答えがスタッフと顧客が一緒になって楽しむバーベキュー大会だった。
これを実践しているのが八尾の「ニューBG」だ。
迎えて3回目のバーベキュー大会は、店休日の4月25日、同ホールの駐車場で行われた。

風営法上無料で行うと過剰サービスとして所轄からも行政指導が入る恐れがあるので、所轄とも相談して、ここはきっちりと会費を徴収して実施されている。
この日集まったのは約50人。女性客と男性客の比率は6:4で女性客の方が若干高い。
平均年齢も60歳代。

各テーブルを梁社長があいさつに回ると「店が改装できたんは、私のお陰やで」と軽口が飛ぶ。
週5回、ほぼ毎日来るというスナックのママは「ストレス発散で来ているけど、ここの従業員はいい子が多いい。嫌な顔する子がいない。今度またカネ払いに来るわ」と話す。
運送会社の社長は普段は会社の近所のパチンコ店が多く、ここに来るのは月1回ほど。「勝とうというのではなく、パチンコが好き。負けても1万円で帰るようにしている。今回初めて参加したけど、地域に溶け込もうとしていることが伝わってくる。なかなかできることではない」と評価する。
3回連続で参加している自営業の女性は「こういうことをやってくれると愛着心が湧いてくる。同じ負けるならここで負けようと思う」とにっこり。
時には「出えへんから、アカン。客はアホやから来る。操作してるんちゃうか」ときつい言葉も出てくるが、それは愛情表現の裏返しでもあろう。いっている顔が笑っている。
梁社長は「普段、なかなかお客様とお話ができないので、バーベキュー大会を開くことになった。ついでにスタッフの顔も覚えてもらえたらいい」と語る。

※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。
この様なイベントは苦手ですね。それほど親しくもない人達との食事会。フリーマーケットなどを行っているホールもあります。こちらの方がいいですね。
一般景品で他店には無い景品を取り扱うなどを行ってくれたほうが愛着が湧きます。
蛇足ですが、業界が変わるためにはホールが変わることが一番だと思います。そのためには客一人一人が店を吟味する必要があります。GWなどの回収日には妥協してまで打たないなどの自制心が必要ですね。
ピンバック: あさ
ちゃんと会費を貰ってやっているところが良いと思います。
こういう形で、ホール関係者だけでなく、お客さん同士も会話をする機会が設けられると、良い効果が有ると思います。
ピンバック: 一般遊戯者
いいですね。
パチンコ店が地元行事の会場や災害時の避難所として機能する事例もありますね。
恐らく、この店のお客様の多くは堂々と適度に遊ばれていると思います。
このような交流の形は難しい地域もありますが、大いに参考にしたいですね。
ピンバック: 八尾のあさ吉
地域密着
言うは易く行うは難し、非常に参考になります。
継続しているのが素晴らしいと思います。
パチンコ法人一社一社がそれぞれの形で真剣に「地域密着」を考える必要がある時代になってます。
今以上に当社でも何か出来ることを模索していこう、そう考えさせられる記事です。感謝。
ピンバック: 福岡在住
高齢社会ニッポンの風景。
地域の(中・高齢者向け)コミュニティー活動支援の一つとして機能する。
それなりに意義があり、良いことだと思います。
>風営法上無料で行うと過剰サービスとして所轄からも行政指導が入る恐れがあるので、
>所轄とも相談して、ここはきっちりと会費を徴収して実施されている。
何より、この点がKeyなのかと・・。
同時に、たまたま、主催がP店であると云う《話》だと捉えています。
人それぞれ嗜好が違いますので、参加したい方が参加する。
主催者メリットは無視できませんが、あくまで、プライオリティーは地域貢献。
このエントリーの《画像》を見て、そう感じました。
ピンバック: 蜻蛉の親爺
素晴らしい取組み!
ピンバック: 小島
平均年齢が高すぎますが(笑)地元交流という
意味では最高。町の盆踊りみたいなものなので
楽しいと思いますよ。私が住んでいる町も
都内ですがマンション独自でバーベキュ大会
及び花火大会鑑賞及び町内会でやっていて
すごくまとまっていて楽しく暖かい人柄ですね。
通常パチンコ屋で知り合う人は基本NGですが
ここは参加したいですね。いいカップルとか
できるかもしれませんよ。(笑)
ピンバック: MIRRORPOT
この頃読者となりました!!
パチンコ日報の取材力の凄さに脱帽です。
業界情報誌も見習ってモライタイ
オールカラーに替えりゃいいってもんじゃないんだぜ~!!
営業一号さんや元店長さん何者なんだろう????
だれかおせーて・・おせーて・・・
ピンバック: すかけぼほあ
これで稼働は上がらないけど
まあ常連にはいいかもね
戦ってる店はやらないだろうね
ピンバック: あおい
良いですね、こういうイベント。
パチンコという同じ趣味を持つもの同志、話も弾むと思います。何より普段ホールでは見かける事が少ないであろう社長が参加してくれているのが良いと思います。その場で、本気の嫌味を言う方も少ないと思いますし、お客様のコメントである『同じ負けるならここで負けようと思う』のコメントが温かいと感じました。法人様の大きさは分かりかねますが、大手にはなかなかマネのしにくい方法だと思いますので、零細企業に勤務している自分としても見習う点がありました。
ピンバック: 現職者
私は日報にマイナス投稿が多い投稿者ですが
今回のバーベキューは非常にプラス行動だと思います!反パチなのは店員との対話がないからで少しでも接点があればパチンコに負けても相手も商売だからと諦められます。
対話やコミュニケーションがないと一方的になり反パチに自然となってしまいます。
先ずは店内の爆音から改善しましょうよ?誰とも話せませんから
ピンバック: たか
私自身は店員さんと世間話するなんて気持ち悪いと感じるタイプなので無理ですが、お年を召したお客様の多くは嬉しいらしいので、店舗チームが常連さま方に受け入れられている所は積極的に取り組まれると良いと思います。
このスキンシップで直接稼働は上がらないでしょうが、良好な関係を築けたら稼働低下は抑えられるでしょう。
ピンバック: 打ち手のひとり
八尾という地域ならではのイベントですね、良いと思う。
ただ、負けることが前提の感想ばかりなのは、かなりびっくりしました。
あと気になるのは、勝ち組の人も歓迎してくれるのだろうか?
ピンバック: くま
すばらしい取り組みだと思います。
・・・ですが、やっぱりマイナス面を考えてしまいます。
私は全てのお客さんに対して公平であるべきだと考えています。いや、皆さんそうでしょうけど。
この催しに最初から参加する気がない人、参加したかったけど都合が悪かった人、いろいろあると思いますが、後日、この催しに参加した人が玉を出していたら・・・
もちろん、この催しで社長や店長と話をするようになったからといってお店の裏情報が回ってくるなんてことはないんですが、「そんなバカな!?」なんて馬鹿げた話が常連達の中で噂になることもこの業界ではよくあります。
ただのリスク回避といえばそれまでですが、お客さんと仲良くなりすぎるとろくな事が無いという経験からの意見でした。
ピンバック: PSP
とても良いお客さんを獲得しているこのホールに感動しました。
本来、パチンコ屋はこういうお客が集まらないとダメなんでしょうね。
勝ち負けは二の次、『楽しい』が最優先でないとね。
何より社長が素晴らしいのでしょう。
ピンバック: 販社M
ここ優良店ですよ。
旧イベント時はアホみたいに出してました。
逆に言えばボッタ店がこんなことやっても意味ないですね。
結局のところ優良店がやれば何をやってもまあプラスの評価だし、ボッタ店がやれば死ねってなっちゃうんですよね。
ピンバック: GA