パチンコ日報

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世の中の無人化の趨勢の中で「機械共感」を接点にマンパワーで稼働アップ

「コロナ禍社会が産業革命をもたらした。デジタルへシフトすることで、今後ありとあらゆる産業から人が消えていく」と指摘するのは三井企画の三井慶満社長だ。無人コンビ、無人レジ、配膳ロボット、自動運転などの普及で10年後には人間がやっている今の仕事の6割がロボットに取って代わる、とも言われている。身近なところではホールへもロボット掃除機が導入されている時代である。

「利便性や効率化を図るために導入しいているので、こういうものはあっと言う間に進む。2021年は人の働く場所を奪う現実を目の当たりにした。パチンコ業界も来年にはスマートパチンコ、スマートパチスロが登場して、ホール作業は1/10になることも予想される。2023~24年にはホール内の仕事がなくなり、無人化が進む。中国のホテルでは配膳や掃除のロボット化が進んでいる。ホールの呼び出し対応もロボットになるかもしれない」(同)と読む。

かといって、無人化するにはそれだけの初期投資がかかわるわけで、費用対効果が見込めなければ、無人化も進まないかも知れない。

無人化の話を進める一方で、三井氏がこれから利益を上げる要素として、注力しているのが人だったりする。

「業界は人に仕事をさせていなかった。これまではメンテ中心の業務だったが、これからは職人の仕事から営業マンに替える。人で業績を上げる時代になってくる。売り上げ、利益を自分で作る営業マンが必要になってくる」と断言する。

同社ではこの取り組みを4月から始め、3カ月後の7月には売り上げが2割アップした、と言う。

接客で稼働を上げる。これは今に始まったことではないが、三井企画のやりかたは、さらに1歩踏み込んでいた。

具体的には、まず従業員が機械のことを深く理解することが前提となり、「機械共感」を通じて、お客さんに共感することだった。

例えば、大当たり回数に応じた言葉の掛け方によって「機械共感」が始まり、「お前も打ったのか」と距離がグッと縮まる。そのためにも機種特性を知っていないと会話は前には進まない。

機械共感を突破口にお客さんに共感することが、真の顧客作りにつながる手応えを感じているところだ。

大型ホールの無人化が進むのであれば、中小ホールの生き残る道はここにある。

公営ギャンブルはオンライン投票の時代に入ったが、パチンコはそれができない。パチンコはライブエンターテインメントの代表格であり、ライブとは五感で感じるものを提供することである。

ホールでしか体験できない五感で感じるものを提供しながらスタッフとの距離を縮めていく。その結果が稼働・利益の20%アップにつながったようだ。



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