ホール軒数が減れば、体力のない販社から淘汰されていくことになる。それを踏まえてある販社はメーカーにこんな提案をしているが、全く聞き入れられない。
「業界を活性化するためには、大量に新台を購入するホールとたとえ1台でも購入するホールの納入日を一緒にすべきです。たとえ1台でも平等に扱うべきです。大量導入は初週で、台数が少ないと2週間、3週間後です。その時はすでに遊技機の評価も付いている頃で、例えば、低評価の遊技機を遅れて導入してもお客さんは見向きもしない。やはり、台数の高に関わらず一斉導入にすれば、業界全体が盛り上がると思います」と訴える。
1台でも買う客は、客なのだから平等に扱え、ということだが、これビジネスの世界では通用しない論理だ。優良顧客を優先して扱う差別化はマーケティングの世界では常識である。
よく例に出されるのがパレート(80:20)の法則だ。2割の優良顧客が8割の利益の源泉であることが証明されている。カジノのVIP顧客には往復の航空チケットからホテルの宿泊費・飲食代まですべてタダで歓待する。スロットマシンしか打たない客にそんなサービスはしない。
パチンコ業界ではグランドオープンの日には、業者が立ち合いに行くわけだが、たった1台しか買ってくれていないホールにガソリン代を使って、立ち合いに行っていたら利益も吹っ飛ぶというものだ。メーカーに対しては平等に扱えというが、販社の立場で1台しか買ってくれないホールを大切にできるのだろうか?
で、この販社の業界への提言はまだつづく。
「業界は機械データを出し過ぎてしまった。確率のないチューリップ台やハネモノをもっと出すべき。ただし、一発台は絶対ダメ。初心者が打って楽しいチューリップ電役機が欲しい。フィーバー登場前に昭和50年初頭は、当時は射幸心を煽ると自主規制で外した電役機がありますが、今はその射幸性も可愛いものです。初代のゼロタイガーや西陣のレッドライオンなども今、復活すれば、初心者には楽しいパチンコになるはず」
この提言は同意するところが多い。
テレビショッピングで有名な夢グループの石田社長と保科有里の掛け合いCMが面白いと評判で、モノマネタレントがネタにするぐらいだ。石田社長はDVDをデー・ブイ・デー、とクセのある言い方が受けている。この2人のキャラクターを使ったパチンコ台も併せて提案する。すしざんまいや高須クリニックで実績がある豊丸さんあたりなら採用しそう。


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縮小したいならこのまま同じことやってればいいさ。
なんか色んな例を挙げてるけど、発売日を一緒にっていうこの販社の方の提言とはちょっと違う感じがするけどね。
例に挙げてるのって、というかだいたいどの業界も待遇の標準レベルが一緒で、その上で優良顧客に対しそれなりの待遇をつけるというイメージ。
それに対し、この業界は優良顧客があくまで標準で、それ以外の顧客に対しては待遇を下げるイメージなんだよ。
他業界だと、
大量に買えば値引きや特典がありますよ!
というあくまで特典が「増える」イメージ
この業界は、
大量に買わないと導入日が遅れますよ。
という引かれる「減る」イメージ
特典が「つく」のではなく大量に買ってはじめて標準、みたいな。
たくさん買わないと発売日に届かない、なんてその典型では?
まぁ特典という意味を履き違えてるということ。
この記事の書き方を見る限り筆者もメーカーの横暴な販売方法を容認する側なんだな、と感じたね。
こういうサイトでこれじゃな。
そりゃ何も変わらんわ。
ピンバック: 通行人
ビックモーター事件の間隙を縫って世間にお茶目でお気楽な話題を提供してくれているあの方やんか。誰やて?んもぅ疎いやっちゃなあ。
日遊協の会長のことやないか。こう言うたら分かるんか?エスパス擁する日拓グループ社長の西村拓郎はんやがな。
皆まで言わすなっちゅうねんほんま。たまらんわ。はぁ喉乾いてもうたし銀座ちゃうちゃう新地で一杯ひっかけにでも行くわ。
一献600万?アホなことをぬかすな!
ピンバック: 三味唐辛子
他所だとそんなクソは速攻で潰されて終わり。これが解ってない。
後はこういうのを何とかするのがなんちゃら協じゃねぇの?
こいつ等もまったくしごとしねぇよな。
なにが感謝祭だか。ふざけんな。
ピンバック: くだらん
多く買わないと導入日が遅れるとありますが、小数台購入店舗が通常導入で大量購入店舗が先行導入という見かたもあります。
初週という表現をされるので遅れ導入に見えるだけかと。
あと、セブン機以外が欲しいんだったらA-gonなどの中小メーカーの台も買ってあげてください。
大手からしか買わないのに機種が無いというのは無しです。
ピンバック: わんこ
挿げ替えやんけ。
何を言ってるんだか
ピンバック: くだらん
ピンバック: 匿名
設置期限最大6年が〜、ってのもよく聞きますが、そもそも6年も使ってないでしょ、っていう話。
なんでも買うからメーカーも調子に乗るわけで。買い手の権利でもある「買わない」をもっと使っていかないと。
ピンバック: 通りすがりの家スロユーザー
分からなくもないのですがホール側について^_^
たった1台の新台って無理して買う必要性が本当に
有るんですかね?(意味無いと私は思いますよ)
パチンコは置いといて私が特に気になるのが
スロット。
ディスクアップや花火etcの様な完全攻略で設定1の
出率100%オーバーみたいな機種なら分からなく
も無いのですが設定数以下の設置台数のスロット
でマトモな営業など絶対に無理だとしか思えないんですよね?
今はピュアな1パチンコユーザーながら、どちら
かと言うと業界寄りな私では有りますが実は1日
でも早くメーカー&販社、ホールの淘汰が完了
したその先を見てみたいんですよね。
世話になった業界には人一倍の愛着が有りますし
50も半ばを過ぎて人生で金が掛かる系の問題は
何とか無事にクリア出来ましたので、ユーザー
側にて最後までパチンコは打ち続けるつもり
ですので休日にワザワザ家を出てまで打ちに
行きたくなる様な業界に変わって欲しいと
切に願っております。
ピンバック: 見守る者
ピンバック: 業界人
そりゃ理想だけど、現実を見なさいって話
ピンバック: 無理
その昔まだパチンコホールが駅前に立ち並んでいた頃の発想ですね
1店舗あたりの台数が100~300台くらいの時代だとこういう話もアリなのでしょうか
記事に出てくる販社さんの言葉に隠れているのは設置台数に対する比率なのかなと感じました
1000台の店が10台なら100台の店で1台、比率が同じだから納期を合わせろと
そういうことも含んだものなのかなと思いました
1000台クラスが当たり前になった時代ではさすがに通用しないですよね
新台の納期はホール営業にとって重要ですがメーカーの売り方もいろいろと変化があってましたね
いまは機歴が当たり前の時代で設置台数のシェア率をみて判断するメーカーも出てきてます
(特定メーカーの台が総台数の○%以上の設置であれば優良顧客というもの、ヒドい)
抱き合わせ販売が言葉と形を変えて進化し続けて落ち着いた感じでしょうか
「コレ買わないとコレが入りませんよ」から「コレを何台買わないとコレが入りませんよ」に変化してどのホールも慣らされてます
そういえば一時期流行った売り方で「台数順」というものがありまして非難轟々だった記憶があります
ホールの総設置台数に係らず買った台数が多い順番に納品されるというものでした
トップ導入は80台40台、列は翌週、それ以下は翌々週(盆や正月を挟んだりする場合もあったりなかったり)
とかいうもので設置台数の少ないホールからは悲鳴が上がっていたのを覚えています
「設置を全台コレにしてもトップ導入にならん」「大手しか相手にしていない」と
現在はそういうこと(台数順の販売や悲鳴が上がること)はあまりありません
うまく立ち回って中小ホールを淘汰させていきましたから
良し悪しではなく進んできた道であり進んでいる道であり結果です
誰しも自分の商売が大事ですからね
ただメーカーはせめてヒット機種の再販だけは条件緩めで売ってほしいなあと思います
ピンバック: しょうゆ