パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

液晶も使わず、役物も搭載しないパチンコなら製造原価は〇〇円

今から6年前に書いたエントリーであることを予め断っておきます。

2006年からパチンコメーカーとの共同開発でプライベートブランド戦略を展開するダイナムが導入した「CRAぴかパチDS1」(豊丸製)2000台、「CRAドラム海物語77DS」(サンスリー製)1000台は、いずれも液晶非搭載で大型の役物もないことが特徴である。

「液晶が占める開発費は全体の4割を占めていますね。これに版権代が加われば軽く5割は超えます。それと役物は型起こしからやるので、これも結構おカネはかかります」(開発会社関係者)

前述のPB機は開発費の大半を占める液晶と役物がないので、開発原価が抑えられている。かなり安く新台を購入することができているはずだ。見た目の派手さは一切ないが、後は、これで稼働がつけば万々歳である。

パチンコ機の価格は液晶が搭載されていようが、非搭載であろうが、今の価格は40万円ぐらいに落ち着いている。ということは、液晶非搭載なら製造原価はかなり安いことは誰だって分かる。

メーカーも液晶非搭載機を40万円で販売するのに心が痛むのか、台数値引きを思いっきりしてくれる。何やかやで値引かれた結果、33万円で販売したとしても、損はしない。

「33万円で販売してもメーカーは20万円の利益はあるはずです。液晶がなければ、製造原価は13万円ぐらいですからね。以前、映像技術が向上して機械代が高騰することを警戒して、都遊協が遊技機価格を税込みで40万円以内に抑えることを要望したことがあります。ホールは40万円までなら買ってくれることをメーカーに意思表示したようなもので、40万円がスタンダードになった。液晶非搭載が40万円で売れたらメーカーはぼろ儲けができます」(パチンコメーカー開発)

スロットはジャグラーシリーズのように液晶がなくても、売れる機種は定価で販売できる。稼働が付けば、液晶がなくて、機械代は安くなくてもホールからは文句は出ない。

機械代を徹底的に抑えたホールの財務内容が抜群に良くなったケースがある。

通常のホールなら年間、総台数が1回転するほど機械を入れ替えるが、その半分も入れ替えない方法を何年間か貫き通した。ただし、話題のビッグコンテンツは、多少は導入する。それ以外はすべて中古機で回した。

中古機活用によって、資産のオフバランス化を実行した。オフバランス化とは貸借対照表(バランスシート)から資産をオフにすること。つまりバランスシートの資産から切り離すことを指す。資産をバランスシートから切り離し、資産を圧縮すると、より少ない元手で利益を上げることになる。

それによって経営効率が高まり、総資産利益率(ROA)などの財務指標が改善される。オフバランス化により、資金調達のための決算書もきれいに改善されれば、金融機関の協力を得やすくなる。この方法で危機を脱した大手ホールもある。

何かと機械代は考えさせられる。



人気ブログランキングへあなたのポチっ♪が業界を変える

※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。匿名は承認しません。コメントがエントリーになる場合もあります。
記事一覧

コメント[ コメント記入欄を表示 ]

コメントする

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA