パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

眠っているパチスロコンテンツ

4号機で北斗の拳と並ぶ大ヒット機種の吉宗は、5年前に5号機として1度リリースされて以来、出てきていません。



超ビッグコンテンツである吉宗が5年もの間、凍結していることはパチスロ業界として、かなりのマイナスになります。



パチスロ市場に吉宗がないことによって、パチスロ休眠プレイヤーが増え続ける原因の一つになっています。



一人のユーザーとして、液晶が大きく、綺麗になり、あの4号機の吉宗の演出がどう進化して登場してくるかが楽しみで、一日も早く打ってみたいと待ちわびています。



この5年間、大都は吉宗を販売しなくても、他の機械が常に売れていて、吉宗を販売する必要性は少ないかもしれませんが、パチスロ業界としては大打撃です。



時が経てば経つほど、吉宗というコンテンツ力は薄れていきます。



エヴァンゲリオンのように毎年リリースすることもどうかと思いますが、吉宗のように寝かせすぎも良くないと思います。



アラジンや獣王などはずっとリリースされていないので、ユーザーからはすっかり忘れられた存在になり、エウレカもそろそろ危ない時期にきています。



9月にカイジが5年弱ぶりにリリースされますが、どんなに期間を置いても、5年以内での再リリースを望んでいます。





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機械代を減らすきっかけになった出来事

2012年3月、ゲーム業界でビッグコンテンツのモンスターハンターがパチスロとしてリリースされました。



導入条件は、トップ週30台以上、2週目15台以上というとんでもないものでした。



新台をトップ導入すると集客しますが、2週目以降の導入だとあまり集客をせず、新台としての価値が半減するという持論を持っています。



100台規模の店舗なので、この数字を聞いた瞬間にトップ導入を諦め、1カ月後にバラエティー1台での導入にしました。



モンスターハンターというビッグコンテンツのトップ導入を見送ることは勇気と覚悟がいりました。



それまでは、ビッグコンテンツは無理をしてでもトップ導入をしてきましたが、30台以上という条件が逆にトップ導入を諦めさせてくれました。



トップ導入を見送った結果は、少しはお客様が流動したのですが、想像していたほど影響を受けませんでした。



モンスターハンターというビッグコンテンツのトップ導入を見送ったことは、店舗を続けていくうえでの自信と安心感が湧きました。



それまでは、新台をトップ導入しなければ、お客様が他店に流動してしまい、店舗運営が出来なくなるのではないかという強迫観念、トップ導入することによる安心感から無理をしてでもトップ導入をし続けていましたが、モンスターハンター以降は吹っ切れるようになりました。



確かに新台が好きなお客様もいますが、新台を導入するということは既存の台を外すことにもなります。



既存台が外され、残念に思ったり、お店に来なくなるお客様もいます。



新台があるからだけの理由で来店しているのではなく、お店の雰囲気や居心地が好きで来店しているんだと気づかされました。



現在もトップ導入にはこだわらず、適正台数だけを購入し、機械代をあまりかけずにローコスト運営を続けています。



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日本一小さなパチスロ店

私が店長をしていた店舗は敷地面積17坪で41台のパチスロ専門店でした。



現在は7台減台して34台で営業しています。



寂れた商店街にあり、とても良い立地とは言えません。



17坪で34台を設置しているので、通路はギッシギシで、台間も狭く、サンドもニコイチ、トイレも男女兼用が一つしかありません。



機種構成はニューアイムジャグラー10台、アイムジャグラーEX8台、アイムジャグラーSP2台、ニューパルサースリー2台、押忍!番長4台、秘宝伝~太陽を求める者達~4台、北斗の拳世紀末救世主伝説、鉄拳2nd、モンスターハンター、モンキーターンが各1台となっています。



この店舗は今年に入ってから1台も新台入れ替えをしていません。



この最悪とも言える条件で平均稼働12,000枚以上を常時叩きだしています。



何故、この店舗はお客様から支持されているのか?



答えは、徹底したローコスト運営と地域密着型営業にあると思います。



機械代を含め、ありとあらゆる経費を削減して、地元のお客様に出来る限り還元すること。



スタッフはフランクな接客をしています。



お客様はスタッフと接したり、他のお客様と挨拶したりしています。



お客様はパチスロだけを打ちに来ているのではなく、このお店に憩いや安らぎを求めて来ているのだと思います。



この日本一小さなパチスロ店は地域のコミュニティの場所として24年間、このスタイルを一度も変えることなく営業を続けています





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ぱちスロAKB48のトップ導入台数の条件を考える

ぱちスロAKB48はトップ週が12台以上、2週目が8台以上、残りは3週目以降とかなり厳しい条件でした。



コンテンツ力があり、集客力がありますので、大型店のほとんどがトップ導入の12台以上を選択するでしょう。



中小店舗は悩みどころになります。



店舗の5%前後が適正台数だと思うので、100台規模の店舗だと5台の導入が適正なのですが、5台だと3週目以降になってしまいます。



新台はトップ導入をすれば集客しますが、3週目の導入だとほとんど集客せず、新台としての価値が半減してしまいます。



また、ぱちスロAKB48が他店に導入されれば、お客様が流動してしまいます。



100台規模の店舗では12台は過剰で背伸びをしすぎになり、導入しなければ他店に流動してしまう…。行くも地獄、行かずも地獄となってしまいました。



悩み抜いた末、100台規模の店舗で3週目以降の1台での導入を選択しました。



最近のパチスロ機の販売方法は、ユニバーサルの緑ドンや大都の忍魂など、台数縛りや機歴なしでの販売になってきています。



台数縛りがないので、ホール側は適正台数だけを導入できます。



背伸びをさせられていないので、ユニバーサルや大都に対しての不平や不満というのもなく、仮に機械の結果が伴わなくても、全ては選択したホールの自己責任として納得が出来ます。



ユニバーサルはこの販売方法に切り替えてから、ホールの印象も良く、販売台数を着実に伸ばしています。



今だに台数縛りや機歴販売があるので、中小店舗の生き残りはますます厳しくなると感じました。



中小店舗は新台入れ替えを集客の手段として営業を続けていくと、AKB48のようにトップ導入出来なくなった時に新台で集客した自店のお客様を大型店に取られてしまいます。



中小店舗は新台での集客をなるべく避け、ジャグラーなどの固定客中心で営業をしなければ、今後は生き残ることは難しくなると思います。





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今後のパチスロ業界とパチスロ機

前回、ラクラクビスカスはパチスロ革命という寄稿をさせてもらいましたが、だいぶ誤解を招きました。



全てのパチスロ機が目押し不用になり、天井がなくなるのではないかと読み取れてしまいますが、決してそうではありません。



ジャグラーの出目の素晴らしさやクランキーコレクションのビタ押しやリーチ目の楽しさ、ART機の天井があることによっての安心感など、パチスロの本来の楽しさを否定しているものではありません。



この本来の楽しさプラス、誰でもどこからでもパチスロが楽しめれば、もっと間口が拡がると思っています。



今後、スーパビンゴやカイジが目押しの要らない仕様で出てきたら、純粋に打ちたいと思います。



クランキーコレクションのようなビタ押しを楽しめる機械、まじかるすいーとプリズム・ナナのARTをストックするシステムでのキングパルサー、液晶が綺麗な緑ドンやバジリスク、進化していく京楽のパチスロ機、完成度の高い5号機の吉宗など、多種多様なパチスロ機があったほうが純粋にパチスロが楽しめるのではないかと感じています。



その中のカテゴリーの一つとして、ラクラクビスカスのようなほとんど目押しの要らないAタイプは必要ではないかと思います。



さて、今回の本論です。



バイオハザードが第1リールにチェリーを3つ配置して、チェリーの取りこぼしをほとんど無くしたのをみて、ラクラクビスカスのような目押しの要らないリールのある機械が出てくる予感はありました。



バジリスクは全面液晶機で目押しを無くしてヒットしました。



これから出てくるスーパービンゴやカイジは目押しの要らない仕様が予想され、バジリスクの流れでヒットするでしょう。



また、パチンコ最大手の京楽のパチスロAKB48は、天井をリセット出来る画期的な機能を搭載してリリースします。



パチンコAKB48が出た時、パチスロからパチンコに移行した逆の動きがパチスロAKB48で起こり、今後も京楽がパチンコのビッグコンテンツや画期的なシステムでパチスロをリリースするたびにパチンコからパチスロに顧客が移行すると思われます。



天井のないジャグラーやニューパルサーがヒットしているので、ART機でも天井を付けない機械が出てくるでしょう。



今後のパチスロ機は目押しが必要なく、天井のない仕様が主流になるのではないかと思います。



パチスロをやったことのない人は、目押しや天井の機能など、パチスロには難しいイメージがあり、パチスロから遠ざけています。



パチスロに目押しと天井が無くなれば、パチンコをしていている年配層やパチスロをしたことのない人がパチスロに少しずつ移行していきます。



本来、受動的なパチンコよりもコインを入れ、レバーを叩き、ストップボタンを押す能動的なパチスロのほうが脳の活性化に繋がり、年配層には適していると思っています。



しかし、目押しと天井機能がパチスロの敷居を上げ、年配層を取り込めなかった原因でした。



目押し不用で天井無しのパチスロ機が出てきたりするなど、いろいろ要素が重なり、パチンコからパチスロへとかなりのスピードで移行が進むと思われます。





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