パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

求人広告で注意すべき法的規制

採用支援の㊙ブログより

求人広告を出す際には、労働基準法/男女雇用機会均等法/最低賃金法/職業安定法/雇用対策法などを理解した上で行う必要があります。

多くの場合はNG記載があれば、求人会社から作成段階で指摘を受けますが、最近では自社サイトで募集する企業が増えており、ネット上にはNG事項を正さぬまま募集が出ているケースもよくあります。

★求人広告に記載NGの一部事例

主婦歓迎✖ ⇒ 主婦(夫)歓迎〇

外人✖ ⇒ 外国人〇

募集人数の記載 ⇒ 男性と女性の採用人数の内訳記載は✖

営業マン✖ ⇒ 営業マン(男女)〇/営業スタッフ〇

看護婦✖ ⇒ 看護師〇

ウエイター✖ ⇒ ホールスタッフ〇/フロアスタッフ〇

ガードマン✖ ⇒ 警備員〇/セキュリティスタッフ〇

性別で異なる基準は✖ ⇒ 男性は経験必要で女性は経験不要 ⇒ ✖

女性秘書✖ ⇒ 秘書〇

特定の年齢層に限定 ⇒ 若い方歓迎✖ 

地域の特定 ⇒ □□県にお住まいの方✖

★最低賃金のよくある記載ミス

22時以降の最低賃金×25%割増(深夜)を記載忘れ


★休憩時間のよくある記載ミス

6時間を超える場合45分以上の休憩が必要

8時間を超える場合60分以上の休憩が必要

★最近変わったこと

2020年秋より、性別欄を設けない履歴書が流通

上記のような記載ミスは、企業の信用を落としかねないため、採用業務に関わる方は最低限の知識が求められます。



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コロナ禍における採用活動

採用支援㊙️ブログより 

コロナウイルスが広まる前と今では、求人倍率が大きく変化しました。

感染拡大に伴う「緊急事態宣言」「まん延防止等重点措置」などにより、企業の採用活動は強力な売り手市場の時と比べると大きく減速しています。やや回復が見られる業種もありますが、全体的に見ると、まだまだコロナ前の状況には戻っているとは言えません。

現在の採用活動を分析していくと、求人募集をしている企業が減少し、失業者が増えたことで、採用自体はしやすくなっている状況と言えます。しかしながら、採用がしやすい状況化でも、思うように採用ができていない企業もたくさんあります。

これからワクチン接種が進むにつれ、徐々に採用活動を再開する企業が増加すると予測されていますが、そうなると求人倍率が上昇し、今よりも採用の難易度が高くなると想定できます。

求職者の転職活動においても、以前とは優先事項に変化が見られ「安定志向」がやや強まっています。

このような状況下で採用が思うようにできていない企業は、いくつか見直す必要があります。

当ブログでは何度か紹介させて頂きましたが、採用を行う上で重要な点は、求人広告をどこに出すか?ではなく、求職者目線で魅力のある募集であるかどうか?不人気な職種においては、デメリットをカバーできるだけのメリットがあるのか?といったことが非常に重要となります。

直近のアルバイトの募集でよく見られるのは、「シフト自由」「短時間OK」「週1日~OK」というようなキャッチがよく使われていますが、多くの企業が同じようなキャッチを使ってしまえば、応募効果も薄れます。あまりにも採用範囲に幅があり過ぎても逆に応募が上がりにくくなります。

売り手市場の時には、とりあえず応募を上げるために採用条件の緩和を進める企業が多く見られていましたが、現在のコロナ禍においては、できるだけ働きたいといったニーズも増えていることから、募集企業が、どのようなシフトで働ける人を採用したいのか?という本音の部分が、求人原稿で全く伝わらない場合、求職者は、「週1日~OK」 = 「あんまりシフトに入れない?」 と誤認されることもあります。

求人原稿において、他社が記載していない魅力的なキャッチを使うことで応募が上がりやすくなりますが、逆にどの企業も同じキャッチを使えば、求職者は自分の希望に合っている仕事を見つけにくくなります。

よって、1つの求人原稿で、「週1日勤務」 と 「週5日勤務」 の募集を混在させるよりも、別々に出した方が、より応募効果を得やすくなります。

具体的には、毎月安定した収入を得られる週4日~5日の募集 (フリーターをターゲット) と、空き時間を利用した短時間や週1日~3日シフトの募集 (主婦や学生をターゲット) は、求人原稿そのものを別々に出した方が、応募が上がりやすくなります。

採用活動を円滑に進めるためには、上記のような求人の出し方も重要ですが、それ以前に求職者目線で、何の魅力もない募集になっていなか?という点において、採用担当者目線では気づきにくいため、求人を出す前によく考える必要があります。

また、採用がうまくいっていない企業の多くは、求人募集を出す前の最初の段階で躓いています。これから起こるであろう採用競争に対応していくためにも、今のうちに応募が少ない原因を特定することが不可欠となります。

そして、現時点で応募が上がっている企業も安心はできません。求人倍率が上がれば採用難易度も上がるため、現状に安堵せずコロナ禍に合わせた採用対策を、採用競争が起きる前に準備しておくことが必要になります。



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オンライン採用とWEB面接

採用支援㊙ブログより

コロナ禍により、様々な分野でオンライン化が進んでいます。

採用活動においてもWEBを導入する企業が増加しています。

おおまかには、「会社説明会の実施」 「新卒採用の面接」 「中途採用の面接」 「アルバイトの面接」 などがよく見られます。

メリットは、「移動時間の短縮+日程調整の容易さ」 など、実際に来社してもらう場合は、「前後1時間の移動+面接1時間」 がかかり、「WEB面接1時間」 の方が、日程調整が容易になります。また、会社説明会で会議室を借りて実施する場合などと比べると、コスト削減にもつながります。

デメリットは、使用用途や方法によっても変わりますが、「ネット環境によって通信が途切れる」 「対面と比べて応募者の表情や雰囲気がわかりにくい」 「会社の雰囲気が伝わりにくい」 といった点が挙げられます。

WEB面接を実施する場合に知っておいた方が良い点として、アルバイトの面接をオンラインで実施する場合、正社員の面接と比較すると、参加率が圧倒的に低いということです。

求職者目線と企業目線は異なり、必ずしも求職者がWEB面接を望んでいるわけではない点を認識しておく必要があります。

コロナ禍だからWEB面接の理解が全てから得られるという認識でやっていると、面接時間になってもWEBに参加せず無断キャンセルのケースも多く見られ、結果的に通常の面接よりも採用率が悪化することもあります。

また、新卒で活動する学生については、WEB面接を自ら希望する方もいますが、逆に本来はWEB面接を希望していないが、仕方なく参加せざるを得ない状況から、企業側に合わせる方もいます。アルバイト面接に至っては、WEB面接は面倒で憂鬱だと感じてキャンセルする方が多く見られます。

そして、WEB面接を一度は導入したけど、途中でやめる企業も見られます。理由は 「参加率が悪い」 「体型が見えないから制服サイズが分からない」 「事前に応募者に案内するのが面倒」 「やりにくい」 といった理由が見られます。会社の指示で一旦は導入してみたが、対人面接に戻した企業も少なくはありません。

もう一つは、WEB面接は応募者に 「録画」 「録音」 をされるケースがあり、面接官が聞いてはいけない質問をしてしまってトラブルに発展するケースがあります。面接官の中でも、意外と面接知識のない方が多いため、WEB面接に関わらず、最低限の知識を持って面接に臨む必要があります。

このように、オンライン化は一長一短があるため、導入する前には自社に合ったやり方なのかなど、入念に検討して工夫して実施する必要があります。



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短時間バイトのミスマッチ

採用支援㊙️ブログより 

売り手市場が続く中、ここ数年の間で、短時間バイトの募集が増加傾向に見られます。
大きな理由としては、シフトに融通が効かない仕事に応募する求職者が少なく、募集企業も社会保険の加入条件を満たさない雇用で人件費負担を抑えることができる点が挙げられます。

しかしながら、求職者の要望に応えて短時間バイトの募集を始めても、思うように応募が増えなくなっています。

原因は以下のようなことが考えられます。

○ 短時間バイトを募集する企業が増えすぎた (求職者目線では当たり前になっている)
○ 求職者と募集企業で、短時間の希望時間帯が合わない。(働きたい時間と必要時間帯が異なる)
○ 通常勤務よりも短時間バイトの時給が高騰してきている (社保未加で浮いたコストを時給に組込)

※ 一般的には、フルタイムよりも短時間の方が時給を低く募集する傾向にありますが、直近では逆転現象が起きています。

次に、求職者がフルタイムの仕事を探す時と、短時間バイトを探す時に優先する事項を比較すると、以下のような傾向が見られます。

【フルタイム勤務の仕事を探すとき】

勤務地×給与×シフトの融通×職種×福利厚生

【短時間バイトの仕事を探すとき】

勤務地×給与×シフトの融通×職種

上記の違いは、求職者に 「短時間バイト=Wワーク先」 との認識が多いことと、短時間バイトに福利厚生が手厚い募集が少ないことから、フルタイムの仕事を探す際と比較すると、求職者の判断材料が異なります。

現状で短時間バイト採用を強化しようと考える場合、フルタイム採用と異なり、「時間帯×給与」 を主に応募の検討をする求職者が多い傾向にあることから、他社との差別化がしにくい上、時給競争に発展することで、短時間バイトの採用が難しくなってきています。

また、それ以前に大きな原因としては、求職者が働きたい時間帯と、企業が欲しい時間帯にズレが生じています。

よって、現状で採用が難しいからといって、安易に無策で短時間募集をしても、よい結果はでません。

前回の記事でも紹介しましたが、コロナウイルスの影響で時短営業となった企業の従業員が、収入低下の穴埋めとして、Wワークを始める動きが出てきていますので、しっかりとした戦略を持って採用活動を行わないと、他社に流れてしまい、自社の採用にはプラスに働かないため、時給競争の土俵に乗らずに円滑に採用が進むように差別化するポイントを探る必要があります。

求職者の動向を見てから対策していることで遅れを取っている企業が多いため、求職者の動向変化を先読みして先手を打つことで他社と差別化することが重要になってきます。




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時間優先型の若者が見るポイント

採用支援㊙️ブログより 

近年、給与よりも時間を重視する若者(余暇ファースト)が増加傾向にありますが、こういった若者は求人募集のどこを見ているのでしょうか?

パッと思いつくことでは、勤務時間や出勤日数や曜日を重視しているように思えますが、意外と採用担当者の盲点となるのが、シフトの出し方です。

具体的に、時間優先型若者が魅力に感じるシフトの出し方を紹介したいと思います。

1位 ⇒ 1週単位で希望を提出 (応募が多い)
2位 ⇒ 2週単位で希望を提出
3位 ⇒ 1ヶ月単位で希望を提出 (応募が少ない)

このように、1週単位のシフトを希望する若者が増えています。
(例えば、毎週水曜日に、翌週7日間のシフト希望を提出させる手法)

弊社の採用支援サービスでは、応募受付も代行しているため、応募者がどのような質問をしてくるのか?ということが分かりますが、その中でも、シフトの出し方についての質問はよくあります。

応募傾向を見ても、1週単位でシフト希望を出せる企業は、1ヶ月単位のシフトの企業よりも、応募数が多い結果となっています。

確かに週単位でシフトを作成するとなれば、企業サイドからは、大変だなと思われるかもしれませんが、採用問題を解決するための選択肢としては、大きく分けると、お金をかけるか、手間をかけるかの2択です。

大半の企業は、手間をかけられない、または何に手間をかければ良いのか分からないことで、お金をかけてしまいがちです。

しかしながら、採用活動の本質はお金(求人費用)ではなく、手間をかけた方が成功します。

その手間を安価に解消できるのが、弊社の採用支援サービスとなりますが、時給を改定するよりも、手間のかかる部分に注力した方が、結果が出やすくなります。

なぜならば、採用できない根本の理由がそこにあるからです。



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