パチンコ日報

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一発台の名機スーパーコンビが満を持して令和に復活

SANKYOの「スーパーコンビ」と言えば、昭和を代表する一発台の名機中の名機と誰もが認める機種の一つだ。あのスーパーコンビが令和の時代に「Pスーパーコンビα7500js」として復活した。来年1月11日から納入が開始される。

往年のスーパーコンビファンのみならず、3穴クルーンの一撃性で7500個の出玉は、スーパーコンビを知らない世代でも役物ファンや一撃性を求めるパチンコユーザーを魅了しそうだ。

スーパーコンビのゲーム性と言えば単純明快だ。では、令和のスーパーコンビはどう進化したのか?

まずは飛び込みを狙って、一段目の役物で3段クルーンへの振り分けが行われ(約1/11の確率)、メインの3穴クルーンで手前に落ちれば大当たりとなる。約8分で7500個の出玉を得ることができる。

3つの関門を玉が通過する時のスリルは相当なものだ。3穴クルーン上をくるくる玉が回り、時には玉がクルーン上を回ることなく直接穴に落ちるドボンがあったり、手前に入ると思わせておいて、穴の淵に跳ねられて奥へ落ちたりと、1つのパチンコ玉の動きにハラハラドキドキさせられたものだ。あの興奮が今蘇る。

今、業界が抱える問題は、コロナ禍の影響でお客さんの戻り率の中でも、18時以降の夜の稼働の下落率が機種によって20~50%も落ち込んでいることだ。パチンコホールは3密ではないが、会社からパチンコを止められているケースもあり、サラリーマン客などが戻っていないことも考えられる。

その夜の稼働を引き上げる起爆剤として期待されるのがスーパーコンビとも言える。一発台は何と言っても短時間勝負にはもってこいだ。

「賭け事はシンプルな方がいい。店長は業界初とかの派手な台を欲しがり、メーカーも凝った台を作らないと売れない、という妄想があるが、結局、ジャグラーのようにシンプルな台をお客さんは求めている」(業界事情通)というように、一発台はシンプルの極みでもある。

加えて、本日の運勢を占うような側面もある。

一発台はセブン機のように確率で当たるまで打つのではなく、自分で金額を決めて打てることが魅力だ。例えば、会社帰りに「運試しに1000円」というような使い方ができる。大当たりすれば、居酒屋からキャバクラ~。こんな楽しみをサラリーマンも与えてくれる。

つまり、一発台のスーパーコンビは、落ち込んでいた夜の稼働貢献が期待できる。さらに、スーパーコンビは短時間勝負機の中でも、出玉感やスピード感は頭一つ出ている。

ただし、一発台を運用する時のポイントは、定量性へ誘導だ。実際、1回交換で好成績を上げているホールもあるように、無定量よりも定量性にする方が、稼働も粗利も取れる。

ユーザに負担を掛けない営業…すべてはホールの運用の仕方にかかっているが、往年の名機のスーパーコンビは、長期稼働が見込めると共に、引いては粗利を安定させることができる機種と言えるだろう。




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遊技台の上げ下ろしを一切しない台入れ替えとは

スロットコーナーはメイン機種の入れ替え、バラエティーコーナーの刷新に加え、入れ替え予算を抑えるために台移動を行うホールが少なくない。レイアウト変更はコストを掛けない“新装開店”とも言える。

ところが、その作業を担当する現場スタッフからするとあまり有り難くない。店舗スタッフ120名に聞いたアンケート調査では、店舗の仕事で負担を感じる作業として、以下が挙げられている。

1位 深夜作業(112名)
2位 機械台運び(101名)
3位 玉箱の上げ下げ(68名)

以上の結果を見ても従業員やアルバイトは深夜の台入れ替えを一番嫌がっていることが分かる。なにせ機械の重量は1台50~60キロもあるので、台の上げ下ろしは過酷な重労働となってしまう。

「アルバイトから入れ替え日はシフトを入れないでください、というお願いもあったほど嫌がりますね。ウチは男女同一賃金なのですが、女性社員は入れ替え作業をしないことになっています。だから男性社員からは不満はありますよ」(北関東ホール主任)

スタッフが嫌がる深夜の入れ替え作業を業者に任せているホールもあるが、コロナ禍で経費削減の見直しから、内製化に切り替えるホールも出てきている。それが嫌でアルバイトが辞めてしまったのでは元も子もない。

重くて辛いスロットの入れ替え作業や台移動が、力を必要としないだけでなく、効率的に行えるようにならないか? そんなホール現場の声を反映して開発されたのがスリーストーンの「マジかスロット」だ。これはスロット専用の台車で遊技台を上げ下げすることなく、非力な女性1人でも簡単に台入れ替えをサポートする優れモノだ。

百聞は一見に如かず。YouTubeを見てもらえば一目瞭然である。



固定椅子を外すことなく、台車が椅子をまたぐ。台車の高さと膳板は同じ高さなので台をスライド移動させるだけで入れ替え作業は終了する。台移動ではスロットが重たいからと言ってホッパーを外したり、コインを抜く手間もいらない。これなら女性や年配者でも入れ替え作業が行える。

「マジかスロット」の使い道はスロット専用台車だけではなく、普段はメダルキャリーとしても使える。さらにオプションでイルミネーションカバーを付ければ、LEDの光りでスロットコーナーに彩を添えてくれる。



これだけではない。

深夜作業の時間短縮のために同社が開発したのが入替ナビだ。これは複数のマジかスロットを導入しているホール向けのもの。どの台車をどの台に移動させるか? 台の上げ下げを一切することなく、どういう順番で行うのが最も効率的かを自動計算してくれる。



その手順通りに行えば短時間で台移動も完了する。どう動くかをシールでプリントアウトして台車に張り付けるので動き方を目視できる。





マジかスロットを20台導入しているホールの店長は「これでスタッフは重労働から解放されたので、台移動のマネジメントが積極的に行えるようなりました」と話す。

スリーストーンのスロット台車「新・マジかスロット」&「入替ナビ」のお問い合わせはこちらから。



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業界の価格破壊「みんなの頭取り」に大反響

9月20日、ネクステリア(森本耕司社長)が「業界価格をぶっ壊す」との意気込みで発表した「みんなの頭取り」が大反響だという。そこで業界価格に風穴を開けようとしている森本社長に突撃インタビューを試みた。



「発表したのがシルバーウィークの真っ最中の9月20日でした。連休明けの23日に会社へ行くと朝から電話が鳴りっぱなし。『みんなの頭取り』の問い合わせが殺到していました。こんな光景は初めてで、想定以上の反応に身震いするほどでした。東日本に本社を置くトップ20社中、13社から賛同を得られているほか、4社が前向きに検討しています。全国公開を嫌がるホールさんもいらっしゃいますが、弊社はエリア公開なので全国公開を嫌がるホールさんのうち6割が賛同していただいています」

「みんなの頭取り」とは、通常の頭取りシステムは、ホールの規模によっても違うが月額5万円~7万円ほどのシステム使用料がかかっているところを、月額800円で利用できる。

10店舗のチェーン店が月額5万円で利用していた場合、1カ月に50万円、1年なら600万円、5年なら3000万円のシステム使用料がかかっていたところを、みんなの頭取りなら、1カ月で8000円、1年間で9万6000円、5年間で48万円となる。5年間の差額は2952万円。-98%のコストダウンが図れる。驚異的な業界価格破壊といえる。

しかし、月額800円と言うのはいくら何でも安過ぎるわけだが、そこに行きついた想いを次のように話す。

「『みんなの頭取り』が正式にスタートするのは2021年の2月1日からです。当初は月額8000円で準備を進めていたところに、コロナ問題の発生です。ホールさんは1カ月半ほどの休業を余儀なくされました。この価格を決めたのはゴールデンウィークの最中です。ホールさんが苦しんでいる時にこの価格でいいのか、と自問自答しました。ホールさんの気持ちになって考えた時、1500円にしようと思ったんですが、社内から『ネットフリックスは月額800円』という意見が挙がりました。確かに800円の方が、インパクトが大で、私自身もワクワクする。800円はこのプロジェクトに応援して下さい、という気持ちも入っています。外出自粛要請が解除された後でもホールさんのお客さんの戻りは8割ほどで7割、6割というホールさんも少なくない。収益が下がっているのに今までの様な殿様商売は反感を買うだけです。『みんなの頭取り』にはたくさんの賛同を頂き、今は1500円ではなく、800円で良かったと思っています。店長さんが個人的に払ってもいいかとの問い合わせもあったほどです」

800円と言う値段のこだわりは分かったが、逆にこれでは安過ぎるのではないかと、疑心暗鬼になるホールも出てくるはずだ。

「『安過ぎておかしくないか?』という声は想定していたので、まず、業界価格をぶっ壊すことが大前提であることからお話しさせていただきます。それと弊社は研修事業と上位の頭取りシステムの使用料で利益は出ているのでこの価格でもやっていけることを説明させていただいています。ホールさんのコストダウンが図れ、パチンコユーザーがいい環境になれるので三方よしの価格設定ができたと思っています」

9月20日の発表から20日以上が経った現在でも毎日のように問い合わせが入っている、という。業界価格に風穴を開けた功績は大きい。賛同ホールが増えれば増えるほどデータが多く集まり、コストをかけずに正確な頭取りデータとなる。

ネクステリアでは業界価格破壊の第二弾、第三弾も準備しているようだ。今後の動向にも注目していきたい。

800円の頭取りシステムの詳細はこちらから。





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ついに業界価格をぶっ壊す頭取りシステムが登場

業界の高コスト体質(業界価格)はフィーバーブーム後に生まれたもので、一時期は30兆円産業と持て囃された業界の売り上げが、業界の高コスト体質を牽引してきた。遊技人口が3000万人から900万人を切り、市場がシュリンクする中で、業界価格ひいては業界の高コスト体質からの脱却は必須だ。パチンコ日報ではこれまでこの課題について再三再四指摘してきた。

また、ホールが安価で製品やシステムを使用するためには、サブスクなどの定額制についても日報で提唱してきた。

業界価格・高コスト体質からの脱却を急がなければならないのが、現在のホールを取り巻く環境だ。新型コロナウイルスの影響でパチンコ市場はコロナ前の7~8割に縮小、4月1日からのホール内の完全禁煙、粗利を生んでいた旧基準機の撤去問題とホールには3重苦が重くのしかかっている。

そこでネクステリア(森本耕司社長)が、業界の価格破壊に立ち上がった。

「業界価格を見過ごすほどの余裕はもう業界にはありません。何よりも業界価格の負担は、最終は末端のユーザーです。このまま放置していたら業界が沈没しかねません。ネットフリックスやアマゾンプライムは定額使い放題で月額800円です。便利なものがとても安いのが今の世の中です。本日(9月20日)ネクステリアは業界価格と理不尽なルールをぶっ壊します」(森本社長)と高らかに宣言する。

業界価格をぶっ壊すと宣伝した「新商品発表会の模様」がこちらだ。

では、ネクステリアは何をぶっ壊すのか?

第一弾となるのが頭取りシステムだ。

「今、お使いの頭取りシステムは料金に相応しい分析力のあるシステムになっていますか? 例えば、従来の頭取りシステムでは、ライバル店の機種購入台数の購入履歴が羅列されるだけです。しかし、皆さんがしたいことは、戦略を立てるためのライバル比較です。1カ月の購入予算を集計して戦略を立てたいのです」(森本社長)

ネクステリアが新たに提供する「みんなの頭取り」では、1年間の購入台数や回転率を集計し、どの機械を何台買ったかの購入履歴もライバルと比較して表示する。

また、従来の頭取りシステムでは、ライバルのシェア推移表を表示するために、何十回もクリックしなければ表示されなかった。これでは、時間がかかりすぎて何を分析していたのかを途中で忘れることだってある。

この問題も「みんなの頭取り」なら数クリックで解決してくれる。忙しい店長のためにも素早く分析できることが重要になる。

さらに問題なことは、従来の頭取りシステムでは、店の大切な稼働情報が全国に公開され、売り上げも容易に推測できた。店の情報が丸裸にされていた。

これに対して「みんなの頭取り」では、エリア内限定でのデータ共有で全国公開はしない。エリア内共有と言う新しい仕組みとなっている。

最後の大きな違いは契約内容だ。

従来の頭取りシステムでは、全店縛り、年間契約、パソコン固定が基本だった。

「みんなの頭取り」では、必要な店舗ごとの契約で、しかも月間契約なのでいつでも止めることができる。頭取りデータはスマホやタブレットでも閲覧できるように汎用性が広がった。パソコンのない場所からでも分析できる。

さらに驚かされるのは1店舗の月額料金はたったの800円。従来の頭取りシステムでは月額料金は5~7万円が相場である。

仮に5万円とすれば、10店舗で5年契約した場合総額は3000万円となる。

「みんなの頭取り」では800円×10店舗×5年で48万円だ。その差額2952万円。-98%のコストダウンが図れる。まさに業界価格の破壊である。

なお、ずっと月額800円で使用するには、12月20日までの注文に限られている。

「800円と言う価格では利益はほとんど出ませんが、安すぎると疑問には思わないでください。私はただ業界価格をぶっ壊したい。この商品は皆さんで2月1日から一斉に使って頂かないと、このプロジェクトは成功しません。そのためにも12月20日までに注文を頂きたい。そして、このプロジェクトを応援してください」(森本社長)

ということで、「みんなの頭取り」の正式リリースは2021年2月1日からとなっている。

800円の頭取りシステムの詳細はこちらから。




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コロナウイルスの接触感染予防で光触媒が注目

光触媒(酸化チタン)は、酸化チタンに太陽などの紫外線が当たると酸化チタン内部で正孔(h+)と電子(e-)の分離が生じる。正孔(h+)と電子(e-)はそれぞれ酸化力、還元力を持ち、酸化チタン表面に接触する物質と化学反応(酸化還元反応)を起こす。これらの化学反応によって生じる分解力によって、有害な物質を分解・除去・無害化する技術でもある。

その強い酸化還元作用と超親水作用によって次の効果が認められている。

・自浄効果(セルフクリーニング)
・消臭効果
・防カビ効果
・抗菌効果
・ウイルス効果

これらの効果のうち、20年以上前、パチンコ業界で注目されたのが消臭効果だった。店内の壁に光触媒を吹き付けると、長年壁に染みついたタバコの臭いが分解されて、ホール特有の嫌な臭いが解消される、というものだった。ただ、空気清浄機が高性能になったため、光触媒を消臭効果として使うことは広まらなかった。

ところが、ウイズコロナ時代に光触媒の抗菌・ウイルス効果が俄然注目されている。理由は一度施工するとその効果は長期間に亘って持続し、菌やウイルスを不活性化させるからだ。

光触媒の一つであるイオニアミストプロを福岡県小郡市が採用し、小郡市役所と三国小学校に施工した。その模様が8月9日、九州朝日放送のローカルニュースで全国初の「吹き付ける」コロナ対策として紹介された。



この中でイオニアミストプロについて次のように紹介された。

光触媒を用いたイオニアミストプロを壁などに吹き付けることで、ナノレベルの二酸化チタンが付着する。チタン粒子に光が当たると活性化酸素と同じ性質のイオンが発生する。イオンがウイルスなどに付着するすると、ウイルスを酸化させる。酸化されたウイルスは不活性化され、有害ではなくなる。それによって感染被害を抑えることが期待されている。

小郡市の加地良光市長は「市民の皆様が少しでも不安から解放される。こういう素晴らしい最先端技術があることを多くの方に知っていただき、活用が広がることを願う」と述べた。

光触媒作用が常時働き、菌やウイルスの有機物を分解して不活性化させるので、接触による感染リスクを低減させる。感染リスクが多い医療現場や大手家電量販店でも施工されているほか、ハンドルやレバーを常に触るパチンコホールでの採用も始まっている。



では、実際に施工するとどう変わるのか?

除菌の効果測定ができる器具がATPふき取り検査システム「ルミテスター」(ATP測定器)だ。これを使い清浄度を数値で確認できる。



原理を説明する。

すべての生物の細胞内にある「ATP」という物質には、酵素と反応して発光するという性質がある。ルミテスターは測定対象物に、どれだけ生物の細胞が存在するかをATP発光量で数値化することで清浄度が確認できる。

発光量はRLU(Relative Light Unit)でという単位で表示される。

清潔の基準は手指で1500/RLU以下、その他は1000/RLU以下とされている。

テスト方法はこうだ。

ホールで客の手が一番触れる遊技機周りを水に濡らした綿棒で拭き取る。イオニアミストプロを施工する前に測った結果、3320/RLUという数値になった。



イオニアミストプロを施工した後では、313/RLUまで下がったことが分かる。



最大の特徴は、施工後に人の手が触れると一旦数値は上がるが、時間の経過と共に、除菌効果が発揮され再び低い数値まで下がることだ。効果が長期間持続するので毎日の除菌作業からも解放される。

一般的な酸化チタンは粒子が大きく反応するためには太陽の強い紫外線を必要とし、室内では効果が薄かった。イオニアミストプロは二酸化チタンの粒子をナノサイズまで最小化したことで、室内の蛍光灯やLEDの可視光線でも十分に効果を発揮することが特徴でもある。

イオニアミストプロの問い合わせ先は真誠建設工業まで。




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