パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

新型コロナウイルス雑感その⑤ 2カ月やめたお客様は戻ってくるか?

私は劇団四季のヲタクです。劇団四季を中心に観劇しております。昨年は、劇団四季や宝塚や東宝などを中心に50公演以上観ました。

完全な観劇ヲタクです。

平均1週間に1回は観劇しているわけですから、チケット代金は安くないですよ。

劇団四季で平均1万円。宝塚や東宝のS席だと1.3万円くらい。渡辺謙さんとスカーレット・オハラ主演の王様と私を2回観ましたか、1.8万円と1.5万円のチケット代金でした。

毎年50万円以上はチケット代金に消えます。

その代わり、私は、酒タバコ女は、やりません。もちろん男もやりません(笑)。

それくらい好きだった観劇が現在ストップしております。私の生き甲斐がストップ。完全に禁断症状が出ています。

でも禁断症状のピークを超えました。けっこう気持ちが醒めてきています。多分、元のペースに戻るのは時間がかかります。

パチンコ・スロットファンは、どんな気持ちでしょうか?今回の営業自粛を機会に、パチンコ・スロットから足を洗うファンが出てくるかも知れないですよね。

越境パチンコ・スロット依存者のせいで、パチンコ遊技が恥ずかしいモノに成り下がった、と話す友人もいます。

簡単に言うと、パチンコ・スロット依存者と同等に見られる自分が恥ずかしいと(友人談)。

5月一杯営業自粛をするとなると、パチンコ・スロットファンは、約2カ月もホールから離れます。

これってホールにとってはヤバイかも知れませんよね。

昔、このような言い伝え(笑)がありました。30年前に実在した伝説のホール店長(釘師)の教え。

3日で飛ばしてしまったお客さんは、1週間で戻すことが出来るが、
1週間で飛ばしてしまったお客さんは、戻すまで3週間かかる。
1カ月で飛ばしてしまったお客さんは、もう戻らないかも知れない。

30年前は、ホールの数が多く、お客様はホールを選び放題でしたから、現在と比較出来ないですが、流石に2カ月もパチンコから離れると、パチンコ・スロット遊技から引退する人も出てくるでしょう。特に4パチ、20スロのお客様が心配です。

新型コロナウイルスは、人々の価値観や生活観まで変えてしまいましたから、ホールが営業を再開する暁には、どのような戦略が必要か検討しなければなりません。

北関東の有力チェーンは「営業再開した時は、出しまくりたい!」(営業本部長談)

つづく



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新型コロナウイルス雑感その④

母の故郷は茨城県です。茨城県には親せきが大勢います。

湘南のサーファー騒動はテレビでも問題にしておりました。江ノ島周辺や神奈川県の海沿いは首都圏から近いのでニュースになりやすいですね。

茨城県に大洗(おおあらい)と言う場所があります。


大洗は、茨城県では数少ない観光スポットです。北海道行きのフェリーもありますし、広大なビーチもあり、サーファーの姿が大勢見られます。

大洗の親戚によると、ゴールデンウィーク序盤から、大洗は大勢のサーファーが来ているそうです。また潮干狩り客もわんさか!

越境パチンコの問題は、パチンコだからと言うくくりはありますが、外出自粛出来ない人種は、パチンコ・スロットファンに限らず、各分野にいるわけです。

スーパーに家族連れで入店したり、公園でピクニックをする家族もいます。

東京の公社住宅内には立派な公園があります。その公園は住民の為の公園ですが、外部から大勢の人が遊びに来ていて、40メートル四方の公園には約60人の家族連れが来て問題になっているそうです。

ゴミを置いていったり、禁止されているボール遊びをしたりやりたい放題。その公社住宅の自治会は今の時期、大勢で公園を利用しないことにしてますので、公社住宅の公園利用者は、1人か2人単位でしか利用しません。

マスコミでは報道されない場所でも自粛出来ない人が多いのですね。

パチンコ・スロット依存者にスポットが当たっていますが、どの場所にも自粛出来ない人がいるわけです。

今回の新型コロナウイルスで、自粛出来ない族の存在が炙りだされました。この対策を今後どうすればよいかを、パチンコ業界は考えなければなりません。

例えば、越境パチンコ・スロット依存者を越させなくするとか。
入場する際に、住所を証明するものを提示してもらったりして、越境者を防ぐとか。一番はホールが休業することなのですが。

今回の新型コロナウイルスによるホール騒動は、これからのパチンコ業界に大きな課題を作ったようです。

大阪府の吉村知事は、パチンコは遊技では無くてギャンブルとの視点から規制を考える発言をしました。

行政関係筋にもその動きが見え隠れしています。私の友人は衆議院議員の秘書ですが、彼によると、5年10年後には、いわゆるグレーゾーンが無くなっていると指摘します。

競馬や競艇、競輪、カジノのように、行政側の指示配下に置く動きも出てくるかも知れないと。

以前、三店方式について「黒ではないが白ではない」と発言した行政担当者がいました。ここを白黒ハッキリさせるかも知れません。

三店方式を白にして、特殊景品に税金をかける案が再燃するかも知れない。逆に三店方式は黒と決められたら、ホール業界は窒息死しますから、黒はあり得ないと発言する業界人もいるでしょう。

でも国民の総意は違います。時代が変わった。業界が時代に遅れているのです。

娯楽の王様だったパチンコが、今は娯楽から外れてギャンブルになってしまった。

はだかの王様パチンコ。
吉村知事の発言はこれを指しているのです。

これを受けて、あるホールチェーンは、等価交換脱却への道を研究し始めたそうです。

つづく



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新型コロナウイルス雑感その③

この文章は5月1日に書いております。

本音は、「パチンコやりたい!ジャグラー打ちたい!」です(笑)。

でも近隣では、ホールは全休です。近くに営業中のホールが無くて良かったぁー!と内心思っております(笑)。

越境パチンカーへのパッシングが止まりませんが、越境パチンカーは、重度のパチンコ・スロット依存症ですから、近隣に営業中のホールがないようにしなければならないのです。

ある意味、依存症脱却のチャンスかも知れません。
パチンコ依存症に取り組む業界からすると絶好のチャンス!
こう書くと、業界へ対する嫌味と取られてしまいますね。

東京キー局へ勤務する友人が、こんな事を話してくれました。

インタビューをした男性が「毎日出るパチンコ屋の報道は、パチンコファンにとっては辛い!パチンコを忘れようとしているのに、嫌でもパチンコを思い出してしまうから。タバコを止めようとしているのに、目の前でタバコを吸う人を見ると挫折してしまうのと同じ」と言っていたそうです。

確かにそうかも知れません。

役所へ勤務する同級生によると、「パチンコ屋が営業しとるぞ!なんで止めさせないのか!」と電話がジャンジャン鳴ったそうです。

情報を収集すると、各都道府県単位では、多かれ少なかれ、「パチンコ屋が営業しとる!」と市民からの電話が入っています。

大阪に寄せられた店舗が営業しているという通報では620本中、パチンコ店が最多の370件という報告もあります。

当初、営業自粛対象にパチンコ店を含めなかった理由は、クラスターが発生していないから、三密ではないから。しかし、市民からの電話が殺到すれば、行政が動かない訳にはならないのです。

千葉県は、営業しているホールへ職員が一軒一軒回っておりました。よって、もっと強い姿勢でホールへ挑む計画が始まりました。

真面目に営業自粛していますホールから見ると、腹が立つ話ですよね。
ある北系のホールオーナーは、「日本政府の言いなりにはナラン!!」と息巻いておりましたが、撃沈して営業を自粛。

警察本部長OBはこう話します。

「この1カ月の営業自粛をしないばかりに、何れ数カ月の営業停止になる見せしめパチンコ屋が出るぞ!」

これは裏で粛々と進む可能性があるようです。やり方は、いくらでもあります。釘曲げで摘発するとか。以前、ある北系ホールは、新規オープンの申請を半年間寝かせられたケースもあります。お客様のハンドル固定を長きに渡り黙認した、なんて言いがかりがなければよいですが。

この1カ月間は、感染拡大予防の為に、歯を食いしばり営業自粛をするしかない業界だと言うことを分からないオーナーは、業界の足を引っ張る者です。

組合の幹部のホールが営業を続けていたケースもありました。これはホール業界の恥部でもあります。

さて、その②からの続きです。

パチンコ・スロット依存症の方々には、ホールへ行くなと言っても大半はムダです。ギャンブル依存症が病と認定されているように、パチンコ・スロット依存症も病なのですから。

パチンコやスロットが生活の一部と化している方々に、越境してまでパチンコ店に行くな!と言ってもムダなのです。
我々は、パチンコ・スロット依存症のお客様に支えられてきた業界です。

今、ホールに行かないパチンコ・スロットファンも大勢いる反面、パチンコ・スロット依存症の方々は一定数いるのですから、マスコミがその方々をニュースにするのは仕方ありません。

依存症患者を責めるマスコミにも疑問を感じます。

神奈川県の湘南では、土日に多数のサーファーが押しかけ大問題になっておりました。地元では、砂浜閉鎖、道路閉鎖などを行政に働きかけております。サーフィン依存症患者を排除したい地元の気持ちを理解します。

サーフィンって三密ですか?

三密では無いですよね。

緊急事態宣言中に、越境してサーフィンをした人間に話を聞く機会がありました。

「昭恵さんの連れ合いの安倍さんが、昭恵さんを擁護していたでしょ。行った先は三密ではなかったと」。
その安倍さんが、外へ出るな!と発言していることに違和感を感じますよね。

波に営業自粛は出来ない。

ホールは営業自粛に協力出来る。

よって、行政がホールへ営業自粛を要請するのは極自然の話です。

しかし営業自粛に協力できないホールがある。中には体力があるホールと見られるのに、営業自粛しないホール。

今後、営業自粛に協力しないホールは、新台を導入出来なくすればどうか?

機歴販売のように、営業自粛販売制度をメーカーが行う。

この期間営業自粛に協力したホールにだけ「ビッグネーム機種を販売します!」と。

つづく


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新型コロナウイルス雑感その②

新型コロナウイルスに対して業界の状況も刻々と変わるので、何回も書き直しながら寄稿しております。

その①では、営業自粛要請期間にホールに来店するお客様は、病だと書きました。その後、テレビやニュース、ネット上では、こんな時期にパチンコする人は依存症だと言う論調が目立ちます。

隠れパチンコ・スロット依存症が炙り出された事実を業界人は認識するべきです。と、言うよりは、既に認識されましたよね。

重症軽症の差はあります。

私自身は軽症のパチンコ・スロット依存症だと認識しております。

例えば、緊急事態宣言下で、パチンコ店の大半が営業自粛中の時、近所に営業中のホールがあった場合、絶対に行かない自信はない。

近所ならば、ご近所さんの目があるから、やっぱり行かない!と思う。

それでは、近所ではないホールが営業中していたらどうだろうか?

たまたま所用先で営業していたホールがあったとしよう。自宅から1時間以上離れたホールの前を通ると、営業中である、と仮定する。ここで、業界関係者の私は視察と理由付けして絶対に入店してしまうに違いない。間違いない(笑)‼️
多分、業界関係者なら大半は入店するだろう(笑)。

そして、次の行動はどうか? 入店したあと、遊技せずに店舗から出てこれるか?

遊技せずに出てこれたあなたは、パチンコ・スロット依存症では無いと思う。私は、間違いなく、500円か1000円は遊んでしまいます(笑)。この時点で、私はパチンコ・スロット依存症の軽症に分類されます。

重症者は、この先30分以上遊技を続けた人かも知れません。また、重症者の分類は、ホール内に滞在した時間だけに限らず、自宅からホールへ向かう時間も含めるべきだと思います。私の主観ですが、ホールへ行く為に30分や60分も時間をかける人は、間違いなくパチンコスロット依存症だと思いますよ。

私がギャンブル依存症と呼ばずに、パチンコ・スロット依存症と呼ぶ理由は3つあります。

① 1ぱちや0.5パチ、5スロ等の遊技者は、『世間的に言われるギャンブル依存症とは分類するべき』だと私は考えるからです。

② ギャンブル依存症とは、生活費を切り詰めてまで、ギャンブルに資金を投下する人が本当の依存症と私は思っているからです。

③ 他には、ホールに行きたくてたまらないお客様がいることを忘れてはなりません。ギャンブル依存症と言うよりは、寂しがり屋さん症候群かも知れない方々がいるのです。

このご時世に、パチンコ店に集う方々は、間違いなく重度のパチンコ・スロット依存症です。そのような方々は、パチンコ店だけではなく、各方面に点在しています。

ショッピングセンターへ家族全員で行ってしまうケースは軽症ですが、安倍昭恵さんみたいに、県外へ遠征をしてしまう重度の人もいます。

ゴールデンウィークに、沖縄地方へ6万人も移動する人がいるニュースを観ましたが(実数はもっと少ないと言う報道もありますが)昭恵さんレベルの人なのだと。

昭恵さんをかばった安倍さんは、沖縄地方へ移動する人に何か言えますか?

そのような方々にマスコミは気付き始めました。緊急事態宣言下にパチンコ店へ行ってしまうお客様への偏見は、ある意味パチンコ業界をスケープゴートにしやすい側面から攻めてきたマスコミですが、それはごく一部の人へのパッシングである事に気づいたのです。

昭恵さんの夫は、行った先は「三密ではなかった!」と公言しました。責任ある立場の発言ではありませんよね。

行き先が三密で無ければ、外出してよいなんて理屈。変ですよね。

三密の定義からすると、パチンコ店は三密でしょうか?

ホリエモンは三密ではないと語ります。
私もホールは三密ではないと思っております。
しかし、ホールは1店舗も残らず営業自粛をするべきだと考えます。

つづく



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「ありがとう医療従事者」。感謝の気持ちを業界が伝える

新型コロナウイルス関連は、刻々と情勢が変わっています。
これのエントリーの前に、その②は書き終えていましたが、急遽このエントリーを挿入します。

ある単組の組合長さんから電話が入りました。

「パチンコ業界全体として、新型コロナウイルスの現場で働いている皆様に、応援のメッセージを届けたい」

上部団体役員さんに、その気持ちを伝えたそうですが、「今は、それどころでは無い」と取り合ってもらえませんでした。

休業要請に応じることなく営業を続けるホールの問題でそれどころではないようです。

確かに、全国各地で臨時休業中のホールさまからは、様々なカタチで不満が溜まっています。

ある複数の単組から上部団体へ抗議文や意見書を出しているケースもあります。その内容は上部団体の不甲斐なさを指摘しているキツイ内容です。副組合長さんが、休業要請に応じておらず(休業要請直後)、臨時休業を決めたホールさんから不満が続出したのです。

このケース以外でも各組合内の不満は限界に達しています。

その様な中、新型コロナウイルス防止のために休業要請に応じているホールさんを中心として、次のようなご提案をさせて頂きたいと存じます。

ホール業界は、寄付について活発な活動をしていますが、その気持ちは、パチンコをしない市民の皆様に中々伝わっていないのが現状です。

今回は寄付ではなく、「気持ちを伝えたい!」と言うことです。
気持ちを伝えたあとに、金銭的な寄付や物品の寄付があっても良いと思います。

提案第①段階
都道府県単位または全日遊連レベルで統一ポスターを製作して、ホール内外に張り出します。

内容は、医療現場や介護現場で働く皆さんへの応援メッセージを掲げるのです。イメージとしては、「加油武漢」を書いた張り紙などを思い出して下さい。

「ありがとう医療従事者」

「ありがとう医療現場の皆様」

「頑張れ日本!頑張れ我々!」
など、コピーをつくり、店内外へ張り出し、大型液晶のあるホールは、その内容を流してはいかがでしょうか。

提案第②弾
パチンコ業界関係者から、一人当たり1000円の寄付を募ってはいかがでしょうか?
ホール内にも募金箱を設置します。

ホールの寄付先は、地元医療現場のために使ってくれる団体。
メーカーならば、日本赤十字でもよいと思います。

ホール企業単位でも構いませんし、組合単位でも構いません。
出来れば組合単位で一丸となってご検討頂ければ嬉しいです。

追記

日報を読んでいたかどうかは確認していないが、感謝の気持ちを掲げる店舗も出てきた。




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