その直後に「富士通2800人削減へ」というニュースが流れました。
本来の計画では、5000人のリストラが目標であった。
対象の5000人にリストラを打診したのですが、やる気がある社員を残したことになります。これは年初までの話。
子会社を本体に吸収したことにより、間接部門に余剰人員が増えた。
幸い?リストラのチェックから外された社員は安堵か? それは違いました。
SE関係だった社員が、総務などの間接部門に回されたり、間接部門の社員が営業に回されたり。
グローバル社会の中で、多くの企業は生き残るために、新規事業を模索。この流れについていけない社員を対象にするのが今のリストラです。
リストラは、40歳代以上だとの印象がありますが、会社に変化に対応できない場合は、若手社員まで対象になる時代です。
この流れは避けられなくなります。
大卒が多い製薬会社のリストラが止まりません。
リストラと呼ぶか早期希望退職と呼ぶか、答えは同じです。
鳥居薬品や協和発酵キリンが早期希望退職を実施。アステラス製薬や中外製薬も。
昨年はエーザイ、大正製薬。
業績の良い製薬会社まで人員削減を実施していて、新薬会社は5年間で約5000人弱の社員が減っています。
理由は、薬価制度の改革やジェネリック薬の拡大です。
先日のエントリーで紹介した、◯万人リストラした世界的に有名な企業や富士通の話に限らず、各業界がリストラの嵐。
逆風はパチンコ業界だけではないのです。
そんな中、パチンコ遊技に関して、新規ユーザー獲得をいかに効率的にするか。
これがパチンコ業界再生の鍵になります。
ありがたいことに、まだまだ約1000万人の遊技人口がある業界ですから、今から10年20年後に向けて市場を整備する余力があります。
市場からリストラされずに済むホールは7000店舗くらいあるはずです。
他の業界のサラリーマンだった方々がリストラされたり、低賃金で苦労しているのですから、パチンコ業界はそのような方々にも楽しんで頂けるレベルを目指さなければならないのですね。
射幸性を落とした遊技性で、利益を上げるには遊技参加人数を増やさなければなりません。
軍資金が軽くすみ、長時間遊べる環境が必要になります。
ある遊技機メーカー関係者の話によると、「検定基準は別として」と前置きした上でこう話します。
「将来的、一般機を製造する会社はあるのかな? 昔のような、ボクシングタイプや羽根モノ、電役モノがこれからの時代に必要だと思うんだよな。初心者(新規ユーザー)に手軽に入門してもらうには、面白いチューリップ台も必要になると思うんだ。今こそ、我々遊技機メーカーが初心に帰らないと、パチンコ初心者を増やすことは出来ない」
実はこの遊技機メーカー関係者は、お小遣い制のご家庭。だから思いっきりプライベートでパチンコ遊技が出来ません。大学生時代にハマっていたパチンコ遊技を懐かしく思っております。
これから作りたい遊技機は、今の大学生やリストラされた方々でも気軽に参加して頂ける遊技機。
持論は等価交換ではなく30玉か33玉交換の4円の復活です。

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