オーナーからのオーダーは、以前も寄稿した中に記述してあるが「集客力」と「従業員能力」を高めること。
要するに「優れた企業を創る」こと。しかもお金をかけずに。
「ディフェンス」の部分では、投資効率の向上や、単純だが経費の削減が主。
「オフェンス」の部分では、アプローチと営業力の強化やマンツーマンマーケティング力など。
時期的には若干前後するが、経費の見直しは最優先事項なのでいち早く着手した。
削減対象はまず「機械代」「人件費」「販促広告費」が真っ先に上がる。
先日の記事で「手書きハガキ」の策に対して、コスト意識のディベイトが
あったと記憶している。
本件でもDMは「手書き封書」。無駄な投資は避けるべきだが、その費用を捻出するのは容易。財務状況を把握すれば済む。
機械代や人件費、販促広告費を適正に運用出来ているホールはどのくらいあるのだろうか。
細部までの把握をせず、売上や粗利を判断材料にして「経費がない」と言っている店舗責任者もたくさん見てきたが、その様な方々の多くが「本部サイドや店長以上クラスの計画した経費予算に従う事」で四苦八苦しているのではないだろうか。
「自由度」のない法人は面白くない。
今回のケース、経費の見直しはいくつかポイントが。
とある大阪の法人の文言を借りれば「脱新台入替」。加えて、「人件費の圧縮」「広告費用の圧縮」。
「新台を入れないとお客様が減る」という営業部長の提言は無視。
「人件費は今が適正です」という元店舗責任者の陳情も無視。
「チラシの部数と回数は今でも少ないくらいだと思う」という社員達の訴えも無視。
全て改善しなければいけない。
今までの手法が「正しい」ならば、効果は出ているはずなので。
新台もイベントもチラシも、劇的な効果がなく、横ばいでしかないホールは思い切って見直すべき。
おおよそではあるが、機械代は80%、人件費は8%、販促費用は20%を削減。
これである程度資本を動かせる様になったはず。
興味本位で、利益低迷中のホールの方の経費の使い方に関してのお話も是非聞いてみたいものだ。
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