パチンコ日報

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もしもボーダーが読めないセブン機が出たら

パチンコで面白いものを作ろうと思っても技術者は、遊技機規則に縛られて自由な発想が阻害されてしまう。そこで規則を無視して自由な発想で試作機を作っているメーカーもある。

許可は下りないことを前提すると、とんでもない発想が生まれる。

それが稼働時間の経過によって抽選確率が変わるというものだ。一定時間を過ぎれば甘デジ(1/100)が1/70 になったり、1/120になるというイメージだ。機械側が時間軸で確率を変えることによって、ボーダーが分からなくなる。それによって、メリットも生まれる。

ズバリ、プロ排除だ。ボーダーが見破られないので、皆に平等にチャンスが生まれるというものだ。

設定付きパチンコが普及しなかった反省も込められている。ホールが設定1しか使わないのなら、機械側で設定を時間軸で変えていく。確率が甘い時もあれば、辛い時もある。

波が読めないのは、お客だけでなく、ホールも同じなので、むやみに釘を閉めることができなくなる。ということはお客にもホールにもメリットがある、と読んでいる。

遊技性能が面白ければ、ボーダーが分からなくても追っかけてくれると自信をみなぎらせる。

1/500の大ヤマトが発売された2002年当時は、ボーダーも気にせずお客は打った。まだ等価交換が主流ではなかったからこんな確率の機械でも打てたということだ。

もちろん、遊技機規則を無視しているので、保通協試験をパスすることはないが、これをゲームセンターに転用したらどうなるか?ということを考えている。

ゲーセンなので18歳未満の子供でも打てる。パチンコに触れる年齢が下がることで、パチンコ業界の未来を変えることになるかも知れない、と期待に胸を膨らませる。

「特殊なスペックの機械なので、ホールには総台数の10%までなら設置できるとか…。非現実的と一蹴されるかもしれないが、こういう発想がないと業界が衰退する」と真剣だ。

さらにもう一機種考えているのが、Vゾーンのサイズが、大きくなったり、小さくなったり可動するハネモノだ。

Vゾーンが大きくなれば、それだけ玉が入り、継続率が上がって行くわけだが、そこには罠を仕掛けている。2個連続で入るとパンクしてしまう。それによってハラハラドキドキ感がさらにパワーアップするということ。

自由な発想を技術者に求めた結果、ゲーセンへ通うようになった。ゲーセンのバラエティーに富んだ機械の楽しさを再認識すると共に、パチンコよりもゲーセンの機械を作りたくなった。ミイラ取りがミイラになってしまうか?

「風営法が緩かった時が技術者は一番楽しかった。規則に縛られ過ぎた結果、面白い機械も作れなくなってパチンコは衰退して行った」



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コメント[ コメント記入欄を表示 ]

  1. オモロイエントリだと。ありがとう。
    Yゾーン  »このコメントに返信
  2. ピンバック: Yゾーン

  3. むやみに釘を閉めることができなくなる。
    ↑意味不明

    設定付きですらお構いなしに閉めていましたよね。
    現場を見ていませんね。  »このコメントに返信
  4. ピンバック: 現場を見ていませんね。

  5. 設定付きパチンコは、お客がホール企業を信じる力が足らず
    どうせ最低設定だろうと思い込み、結果として良心的なホール企業も高設定を用いても集客力がないために渋々最低設定を使うことになってしまいました。
    情けない話です

    稼働時間の経過によって抽選確率が変わるというのは面白い仕組みです。
    時間軸とあせて電源電圧を上下するなどしても確率が変わるのでしたは波が演出できそうです
    憂う者  »このコメントに返信
  6. ピンバック: 憂う者

    • いえ、ぜんぜん違います

      設定付きパチンコの悪かった点は間違いなく設定も変更出来るうえに釘も弄れるところです

      お宅らのような、客から信用されていないホールさんにとっては、設定付きなんて難しくて上手く運用出来なかったでしょう。
      ベタピンなのに釘も最悪、これが基本でしたでしょう?
      仮に頑張って高設定を入れても確実に釘が死んでるから長く打たれるはずもない。だから高設定だということが客に伝わらない。
      これは台の性質のせいですか?
      いいえ、楽して儲けようという浅ましいスタンスから来る経営方針だからです。
      設定付きパチンコが悪いわけではなく、日頃からの自分のおこないの責任ですから。
      その証拠に【本当に】良心的なホールさんは設定付きパチンコは寧ろ稼働が良かったので。
      しかも撤去する最後のほうまでね。

      残念でしたね。
      通行人  »このコメントに返信
    • ピンバック: 通行人

  7. 時間によって確率が変わるってのは発想は良いと思うし言われてるように軍団や打ち子排除には効果ありそう。
    …なんだけど、過去のメーカー不正や今の遊技機でさえブラックボックスな中身によって信用がほとんど無いのに、ユーザーが確認不可能な「時間によって変わる確率」ってかなりウケが悪いと思うんだが。
    ホールに信用が無いのは周知の事実だけど、メーカーにも信用は無いんだけどメーカーさん理解してるのかな。
    メーカーの不正だって過去あったよね。高尾とか。
    遊技機規則とか関係無く現実には不可能モノだろうね。
    でもVゾーンの大きさのかわるハネモノとかなら可視化できるからいいかも。
    目に確認できるからね。
    ただ割に合わないレベルの変化ならいらんだろう。
    一瞬だけ大きくなるだけとかね。
    なんにせよメーカーでのどんな施策も打ち手に有利になればイコールでホールでの運用状況は悪くなるのが変えようのない事実だから意味は無いんじゃないかな。
    メーカーがやらなきゃならない事は機械代問題よ。
    ここをそのままor更に値上げじゃ、開発でいくら知恵を絞ってもなんも意味無いよ。
    名無し  »このコメントに返信
  8. ピンバック: 名無し

  9. >1/500の大ヤマトが発売された2002年当時は、ボーダーも気にせずお客は打った

    ボーダーが24回だったけれど。30回以上普通に回ったね。初めが当たらんから。
    どこぞの馬鹿みたいに「平均」に固執していなかっただけのこと。
    そも分母が400以上になれば1日で高々3,000回ほどしか回らん台で1回も大当たりしないなんてザラに起こるっての。
    そもそも回転数表示で 履歴が前日2641回転当たりなし、2日前1911回転当たりなしで3日前922回転当たりなしって表示でボーダー通りの24回なんて座って貰えるかっての。
    大当たりゼロを払拭するために回すに決まってるだろうに。
    甘い時は1000円で50は回ったわ。
    そんな営業今のお前らには出来んだろ?
    その辺がホールは客を見ていないって事だ。
    呆れた  »このコメントに返信
  10. ピンバック: 呆れた

  11. >それが稼働時間の経過によって抽選確率が変わるというものだ。一定時間を過ぎれば甘デジ(1/100)が1/70 になったり、1/120になるというイメージだ

    さもひらめいた、みたいなエントリーだが。古すぎるな。

    これ、昔、勝ち組って奴が吠えてたそのまんまだよ。


    アホやね。それだと最低の状態の確率と平均と思しき確率で計算するだけだっての。
    もっと単純な方法だとアタッカーの中で払い出し個数を振り分けたらいいだろうに。
    モーパイみたいな振り分けにしてココは7個返し、ココは15個返し、ってよ。
    でも、それでも11個返しで計算してボーダーを求めるだけだがな。
    前にこういうコメを書いたがその後そんな機種が出ていない事からPCでテストプレイでもしたのだろう。
    結局その程度では何も変わらん、って事に。
    呆れた  »このコメントに返信
  12. ピンバック: 呆れた

  13. ゲームセンターにはプロがいないのに
    なぜ転用するのかって話に・・・w
    業界人  »このコメントに返信
  14. ピンバック: 業界人

    • プロ? いるけど? 動画で載ってるな。1枚から数百万枚まで増やすメダルのプロが。
      それを持ってパチンコは割に合わない、って言われてるんだから相手にされてないだけだ。
      草を生やしている余裕なんて無いと思うがな?
      アホくさ  »このコメントに返信
    • ピンバック: アホくさ

  15. 決まりがある以上それを逸脱した台は出せないけど、
    それ以外にも演出面とかほんとこれでってなのばっか。
    数だけ増やして内容に整合がない。あたりもしないのに発展とか。外れてからのはずれのあおりとか。
    ばかなのっていう演出をまずは見直すべきではないかな。
    客も減って当たり前  »このコメントに返信
  16. ピンバック: 客も減って当たり前

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