つまり、遊技機メーカーもシュリンクする業界の将来を考えると、遊技機以外の新規事業を模索している表れでもある。毎年の恒例記事なのに、何の疑いもなく真に受けたということは、相当焦っていることも窺える。
ある遊技機メーカーは新規事業のヒントを得るために、異業種交流会に参加している。業界の枠で考えても発想は広がることがない。全く接点のない業界から新しいビジネスのヒントも生まれてくるというものだ。
自動車メーカーの部長が異業種交流会で遊技機メーカーの役員と名刺交換した。その席で遊技機メーカーの役員の言葉で印象に残ったのがこれだ。
「将来的にパチンコ業界は一番危ない。何故なら、パチンコ業界は規制産業だから不透明感が一杯ある」
特に「規制産業」というワードが頭に残った。
自動車業界も環境問題と併せて排ガス規制との戦いでもある。自動車メーカーはその都度英知を結集してその壁を乗り越え、ハイブリットやEVなどの新技術を確立してきた歴史がある。
一方のパチンコ業界は規制のたびに業界は縮小するばかりだ。連チャンで射幸性を上げること以外で、遊技人口を増やす遊技機を編み出す優秀な人材が不足しているからでもあろう。
それはさておき、遊技機メーカーの役員が考えていることは、顧客であるホールが元気になるためのビジネスを模索するのが異業種交流会も目的でもあった。
今後も遊技機を買い続けてもらわなければいけないが、ホール経営以外でも体力をつけてもらう必要がある。
例えば、郊外型ホールは広い敷地を持っている。しかも幹線道路沿いに立地している。この立地特性を考えると、今後普及するEVの充電スタンドとして敷地が活用できる。実際、EVスタンドを備えているホールは姫路にある。
メーカーの営業マンはホールオーナーから「儲かるビジネスはないか」と相談を受けるので、そのアンサーが必要になってくる。
「ホールに新しい事業を提案することもわれわれの仕事」というが、その前に、新台を必要以上に買わせないことだろう。それだけでも体力は回復するが、超人気スマスロを導入するには、1:3の紐付き慣習が横行している。

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業界用語だと思いますが、どのたか教えてくださいな。
ピンバック: 素人レベル
こんなのが日常茶飯事なのに、入替の意味あるのかね。
ピンバック: 大草
ピンバック: てんちょ
その1台の生涯稼動にて客が根本的に勝てないから。100%を超える出玉率を認めているからである。
ゲームのプレイだけで生計する者を定職扱いされて億万長者の者を生み出すように、パチンコ業界もその気があるかどうかだけ。
ピンバック: 業界の将来を考える会
新台云々じゃないんだよ、出す出さないの問題なのになぜ気づかないフリしてんの?
新台買わなくても出さない店には誰も寄り付かないからな
新台買わなくて出さない店は古臭いダメな店、新台買うけど出さない店はボッタクる店、子供でも分かる話、それが分からないから老害と呼ばれる。
「損して得取れ」、商売の基本だけど、ギャンブルにも通じる。
負かせてばかりじゃ客は来なくなる。
ピンバック: パチンコの必要性が見当たらない
いぶし銀のような良心的な営業をしている中堅ホール企業を探す、賢いお客がまだまだ増えないと、いけません。
ピンバック: サファイア
競馬みたいに、当たりが必ずあるわけでもないし。(スロットで例えたら毎日必ず設定6がある状況)
だから、ディスクアップのような台が好まれるのか。その1台の生涯稼働に対し、100%ビタ押し成功率の人だけで回したら店の赤だしな。
ピンバック: 業界の将来を考える会
そのように動けやヘタクソ。
ピンバック: うんざり
記事にもあるけど「優秀な人材」が少ない、ってのが衰退の圧倒的な原因だよ。
馬鹿が多いから目先しか考えられなくなる。
だからはめをはずし過ぎて規制される。
そうして今がある。
ある動画でとある業界人がこういうセリフを吐いた。
「パチンコホールは馬鹿」
「グレーはグレー、黒じゃない」
「グレー=黒じゃない理論」
納得できるよね、コレ。
禁止!と言葉で示されない限りやばそうなグレーでもやるわけだ。
だから結果的には理不尽なやったもん勝ち状態になる事もある。
最終的に規制されるから記事にもある「規制産業」になる。
言い方変えれば自分たちで規制される方向へ動いている。
こんな馬鹿の集まりに、誰が好き好んで就職するかって話。
優秀な人材などとっくに他業界へ転職しているっての。
ピンバック: 牛丼匿名人
これ、…お笑いだよねぇ(笑)
筆者も指摘してるけどさ。
構図としては、ヤクザが取り立てで疲弊した相手に消費者金融で金借りろって言ってる感じ?
詐欺師が、相手が背負う借金など気にせず対象にサラ金を勧める感じ?
自分らで客であるホール企業を虐待しておいて、その対象に他で金儲けをさせようって凄いよな。
それでも自分らが生きるためには致し方なしなんだろ?
そういやそう考えると、ホールはホールでユーザーがどこでどんな借金を背負おうと、どこで野垂れ死のうとどうでもいいから金落とせって営業だしな昔から。さすが同族だ。
あ、別に悪いって言ってないから。相手の自己責任だろ?お得意の。
だから今のメーカーホールの貧窮も自己責任だろうしな。
まぁ一部、ビジネスの敗因を客のせいにしてるボケ老人いるけどいつものことだからほっとこう。
もう終わりだよ、この業界は。
ピンバック: 名無し
優勝候補は「メーカーの体力を蓄えるためにはやたら新台を買わせることが一番」とほくそ笑む百戦錬磨なレーサー。
次点候補は「ホールの体力を温存するためにはすべからく新台を激渋運用することが一番」と笑顔をふりまく通称カオナシ。
惨敗濃厚は両レーサーの衝突事故に右打ち1/1の確率で巻き込まれることが約束されたあなたと私。
レース開始。はやくもクラッシュ続出。虚しいデッドヒートが延々と繰り返される。
その時「ホールに新しい事業を提案することもわれわれの仕事」との声がサーキット内に響き渡る。
しかめっ面のカオナシが声の主に問う。
「お前は敵?味方?どっちなんだ?」
やおら玉虫色の飴を差し出しながら声の主が答えた。
「いや伴走者だよ」
小脇には鞭を隠し持っている。
レース最終ラウンドの行方は言うまでもなく無秩序が狼狽するほど混迷を極めた。もちろん勝者はいない。
知らんけど。
ピンバック: 三味唐辛子