マルハンが破綻したゴルフ場「太平洋クラブ」を買収したのは2014年だった。その3年前の2011年、平和が120のコースを所有するPGMを買収して、全く畑違いのゴルフ場経営に乗り出していた。平和ができるのなら、マルハンだって経営できると思ったかどうかは定かではないが、ホールでゴルフ場を経営している企業を調べてみると以下の通り意外なほど多い。
平川商事(大阪府)、延田エンタープライズ(大阪府)、ユーコー(福岡県)、合田観光(北海道)、太平グループ(埼玉県)、南国産業(愛媛県)、全泰通商(岡山県)、大豊(静岡)、タツミコーポレーション(兵庫県)、セントラル(愛知県)、フジ田産業(和歌山県)、上野商事(熊本県)、三恵観光(京都府)、ミネックス(宮崎県)等々。中堅どころでもゴルフ場経営に参入していることが分かったところで、本題に進もう。
マルハンが買収した太平洋クラブは、「三井住友VISA太平洋マスターズ」の開催地として有名な御殿場コースをはじめ、17コースを持つ名門だった。土地買収を含めた設備投資に伴う金融債務の負担に加え、法人客の減少・客単価の下落などゴルフ事業の環境悪化によって、資金不足に陥り、民事再生の運命をたどる。
で、再生の決め手となったのが、マルハン流のイズム経営だった。
18のコースを整備し、キャディサービスの質を上げ、料理を改善した。従業員の給与を上げ、やる気を引き出した。
「お客さまが喜ぶ、得をすることを考えるのが施設型エンターテイメントのサービスです」(韓俊社長)という考えのもと、ホール経営でやっていたことをゴルフ場経営にも応用したということだ。
会員数をむやみやたらと増やすことなく、メンバーなら予約なしでいつでもプレイできることをウリにする名門カントリークラブの支配人は、マルハンが買収する以前の太平洋クラブについてこう指摘する。
「かつての太平洋は全ての質を落としていた。まず、キャディーの質。キャディーの質が悪いといいお客様は来ない。キャディーがちゃんと的確なアドバイスができるかにかかっている。キャディーの質がいいと、キャディーを指名するのが一流のカントリークラブ。ハーフを廻っての食事も質が落ちていた。味が一流じゃないとお客様も満足しない。まともにすれば、復活するポテンシャルはあったわけです」
何か奥歯にものが挟まったような言い方である。
では、これをホール経営に置き換えてみればいい。業界全体が稼働を落としている現状は、お客さんが喜ぶこと、得することを実行していないということになる。
問題は稼働低下の原因が分かっているのも関わらず、なぜ、それが改善できないのか。喜ぶこととは、回すこと、設定を入れることだ。得することとは、3回に1回は勝たせることだ。
40玉交換で換金差益が出る先人の知恵を自ら放棄してしまったことから今がある。

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ゴルフを楽しむお客は、こういう気持ちの余裕があります。
見習って頂きたい。
ピンバック: 徳名人
そして、その期待をどういう目線で語るのか?いつも見ていて面白いね。
この場合で営業者に期待される「余裕」ってなんだろうか?まさか客にだけ何か求めていたりするのだろうか?
ピンバック: 南無
「パチンコは客が金儲けが出来るのかどうかだけ」
こんな余裕のない考えの方も日報のコメント欄にいらっしゃる。
私の考える余裕のあるパチンコとは
業界全体で低価交換LN制に移行し
「よく回って、玉も増えて楽しかった。
尤も交換ギャップで金銭面ではトータルではマイナスだった。」
とお客が笑顔で言える様な形にできることだと思います。
パチンコで負けたと書いてあるインターネットの記事を見ると、
一昔前は楽しみつつ負けたと微笑ましい文脈だったのに、
昨今では怨嗟の土号で負けたとの文脈になっております。
よろしくない流れです。
ピンバック: 徳名人
ピンバック: 南無
自身が荒らし認定されたら名前(HN)を変えます。
自分の言い分を相手に押し付けるだけです。
押し付けられなかったら暴れます。
自身の発言で都合の悪くなった事は、忘れ去ります。
そう言う人間性なんだから誰からも相手にされません。
だーれーだ?
ピンバック: 毒名人
話になりませんね。情けない。
ピンバック: 南無
業界全体で低価交換LN制に移行し
「よく回って、玉も増えて楽しかった。
尤も交換ギャップで金銭面ではトータルではマイナスだった。」
とお客が笑顔で言える様な形にできることだと思います。
客は、そんなに甘くない。何故、専業がいるのか?
理由は簡単。パチンコ、スロットで資産運用目的でプレイしているから。不動産収入だけで生計を立てるのが定職扱いに対し、パチンコ、スロットのプレイだけで生計を立てるのが定職扱いと考えているからだ。
毎日、全台設定6で毎日差玉で赤字で営業しているなら話は変わる。非等価ですら、その1台の生涯稼働において客のプラスにならないからな。金額ではない。あくまでも、玉やメダルにおいての数量に対してである。
ピンバック: 匿名希望
ピンバック: 陀仏
トイレの便座の向い正面
カウンター
休憩所・喫煙所
店員さんの背中
にでもその「見習って頂きたい」の文言を貼り付けて営業して頂きたい。
ピンバック: 徳とは何か
中でも、鮮明に覚えているのが、「3回に1回は勝てる」という話をしてくれたこと。このおじさんは、日野自動車で長い間旋盤工として働いていたけど、給料は並だったと思う。子供も2人いて私大に進んでお金もかかったと思うし、少ないお小遣いの中でも、休みの日に打つパチンコが楽しみのひとつだったと思う。
これがパチンコ本来の姿であり、今のように5万負けた、10万勝ったみたいなパチンコだったら、このおじさんはのような一般庶民は、絶対にパチンコなんかできないし、やらないと思います。
ゴルフで使う3万円とパチンコで瞬時に無くなる3万円を並列で論じているホール企業経営者の方もいるようですが、消費する金額は一緒でも、消費者が感じる数値に現れない満足度がまるで違うことを理解していないと感じる。
このへんの感覚のズレというかセンスの無さが、パチンコ業界を衰退させている大きな原因なんでしょうね。。。
ピンバック: 換金禁止
客単価を上げる為に、ボーダー大幅マイナスの糞釘調整で、
遊技客は気分転換どころかイライラで、もはや運試しではなく寄付・金捨てであり、
「パチンコは、貴重な休日の貴重な自由時間の行動対象に値しない」と考える人が増えたのでしょう。
そして、「遊技人口が減っている、困った」との業界人の声をよく聞くが、
遊技人口の増加は絶望的で、今後も右肩下がりと思うが、自業自得でしょう。
ピンバック: 豚丼
私は一人のパチンコファンとして思うに、ホール企業に負担が高く、余裕が無いことが原因だと思います。
人気のMAX機、5号機を撤去させられて、1ヶ月超の営業自粛を強制させられました。
アミューズメント業界なのですからお客に楽しんでもらうには、経営側にある程度の余力が必要なのですが、
現場を把握していない警察行政のやり方では疲弊するばかりです。
ピンバック: 徳名人
先人の知恵をぶっ壊したのは誰か。
経営戦略上等価交換にせざるを得ない時代背景などを詳しく調べてみると面白いかもしれませんね。
ピンバック: マジカルカーペット
玉が出る。というのは、「普通の客」にとって釘ではなく連チャン。10連・20連、1万発・2万発を一気に吐き出させたい。例えば甘の「ヘソはボーダー、止め打ちで+3」みたいなのがあってもそんなのやらない。知識も無ければ興味も無いし、何の魅力も感じない。勝っても負けても土日の半日勝負。だったら荒いの一発勝負。等価なら勝ちもデカい!と息巻いてきっと来ているのだろうから・・・。
で、目論見通り連チャンが起きれば、それに対応する店員のあの笑顔ですよ。別積みですよ。たまらんでしょうね。そりゃコーヒーレディーも呼びますよ。笑
ピンバック: 横並
10000発打ち込むのに掛かる時間って考えたことないだろ?
それで400個程度の出玉で終わったら?
面白いも何もないと思うんだが。
待たされて待望の当たりがそんなんじゃねぇ?
しかも。大半がそれよ。
2回も食らったら客の持ち時間なんて無くなっていると思うんだが。
で。ココで2回連続で単発貰った客は振り返るんだよ。
そ の 日 で そ の 時 間 ま で に
使った金を。
すると。どうだ? 店の言い分なら時間当たりで使う金は1000円だろうよ。
当たりがあるからとかほざいてんだからな。
でも。この時点4円で打っているならこの客は3~4万程突っ込んで2000円すら換金できる玉を持ち合わせていない。
こういう客が大半なんだよ。
それで4円で。居座ってほしい? マジ、バカじゃねぇの?
まさに時間も金も奪ってストレスだけ渡して終わり。
これが甘デジとか言われる物にも増えてきてんだよ。
もう一度言う。バカじゃねぇの?
1円にいる客が普通の感覚だろうに。
それですらお前らは毟り取るんだろ? そりゃ衰退するわ。
ピンバック: 変な奴ばっかり
昔は同じ1時間に1000円でも、出玉・演出共にバランスが取れていたので、負けても楽しかったんでしょうね。メーカーもしっかり「バランス」を考えたスペックや出玉だったのでしょう。
今の機種の出玉に関しては、ほとんどの台で、爆死か、たま〜に勝ちor大勝ちですもんね。しかも、甘デジ、ライト、ミドルは問わずでw
1回の大当たりで最大1500個しか出せないんですから、薄いところ引けば何万発出るかも…の作り方はやめるべきです。
それはMAX機の出玉でギリギリ保てていた(?)バランスであって、今のミドルには無理です。メーカーの開発も分かってるはず。
また、ホールはそういう事も配慮して、利益率を設定すべき。
「スペック」で全て考えて1ヶ月単位でしか考えないから、利益の為にクソ釘でという風になるんですよね。
それは昔の「バランス」が比較的取れていた時代で終わりです。
そういう台を設置していると自覚して、この利益でお客は本当に楽しめているのかと考えないと。
だからこそ、今は利益率の見直しや、新台入れ替えの頻度をとことん考え直さないと。
いつ出るか分からない良台の為に、何年も機歴作るとかもう必要ないと思いますよ。ほとんど良い台ではないんですしw
後で中古で高値で買った方が、実質経費としては安くなるのでは?
演出はもう諦めてますので、カスタムがあれば良いですが笑
ピンバック: しんどい
遊技人口の増加は絶望的で、今後も右肩下がりと思うが、自業自得でしょう。
業界は、客にパチンコ、スロットのプレイだけで永久に金儲けが出来て、その儲けだけで生計が出来るかだけ。業界にその気があるかだけ。客が、金儲けが出来ないから、遊技人口そのものが減るのである。規制なんて、言い訳にしか聞こえないな。客が、その1台の生涯稼働において根本的に勝てない仕様だから離れるだけ。ホールが見ているのは、差玉、差枚数がどれだけ店のプラスになっているかだけ。毎日、全台設定1、渋釘しかないから客が離れるのは当然の結果やな。公営ギャンブルで例えたら、当たりそのものがないと言っているようなもの。(的中者なしではなく、その1レースで単勝を全通り買っても全てハズレにしているレベル、勝ち負けではなく、当たりそのものがあるのかというレベル)
業界が、客を増やしたければ、客がその1台の生涯稼働において客のプラスになっているかだけ。客を増やしたければ、そこから始まるな。
専業の存続や養成が業界の発展、専業の廃業が業界の衰退やな。
ピンバック: 匿名希望
何の為に客が甘デジを選んでいるのかを考えてほしい。
客の背景まで考えるのが客商売でしょうよ。
甘デジでもミドルでも全ての台で同じような利益を取ろうとする釘を打たないでほしい。
機種的にも突破型ばかりで疲れた。
ピンバック: トク・メイ
グループ年間売り上げを数千億円も減らしてもちゃんと利益を出せている屋台骨があっての事。
1パチ好きの私も人柱になるのが嫌で本日話題になっている店には足が向きません。
出るときは本当に沢山出る話は聞きますが、打って楽しいという話は平成当初からあまり聞かなかったお店です。
チビチビと遊技台を楽しむ客の個人的な意見でした。
ピンバック: パチンコ大賞
していたのは私の記憶では40玉交換LN制。
開店から行けば実質無制限とか色々やって居た
頃までかしら(-_-)?
機種で言うと1回ループの1/315が定着した頃。
店の設備やスタッフの対応なんかも良くなり、
景品の品揃えも充実(^-^)
今はあまり需要ないかも知れませんがタバコや
ビール等のアルコール類は全てパチンコにて取る
人とか多かったと記憶が有りますねw
当たれば必ずキチンとした持ち玉が出来て遊んだ
後は確かに換金差額などで金額的にはマイナス
なのだけど格安に感じてしまうタバコやアルコール
に交換して少し救われた様な気分になったり(*´ω`*)
生活に密着していたユーザーは本当に多かったと
思いますね(^-^)
賭博性を高めれば喜ぶユーザーは確かに居るとは
思いますが貸し玉料金と時間当たりの発射玉数が
決まっているパチンコなぞ逆立ちしても公営に
敵う訳ないのだから遊技の範疇を中途半端に
超えているような機種ばかりリリースするのは
本当に上手いやり方だとは思いませんね(^^;?
ピンバック: もと役員