山田塾で釘とは何かをご指導する際に「釘はものづくり」だとお話をします。
物をつくるにあたって何が大切なのか?
技術か?それとも向き合う姿勢か?はたまた戦略か?
いずれも必要な項目ではありますが、充分ではありません。
私の考え方はそのものをつくる熱情が本人にあるのか、ないのかだと伝えます。
熱情のボルテージが高い人はすぐに決断を下します。やるかやらないかの決断です。
熱情のボルテージが低い人はやらなければいけないし、面倒臭いし、不安だし、どうしよう。
という具合に決断するまでにかなりの時間を要することになります。
良いものづくりは試行の回数がものを言います。だから迷っている時間が惜しいのです。
とは言え、経験のないものが一朝一夕に良いものを作れるはずもありません。だから失敗作でもいいから試行の連続性が必要不可欠なのです。
行動に移せば必ず結果が出ます。悪い結果、良い結果。いずれにせよ自分の目に見える現象が起きるわけです。良い結果には良い原因もあり、たまたまのラッキーがあったりもします。ところが悪い結果には必ず悪い原因があるものです。
その悪い原因とは何か。知識不足なのか。技術力の貧弱さなのか。経験の不足なのか。
と、理由は様々です。ですがこれらは単なる理由であって、つまり言い訳であって原因ではありません。悪い原因とはものづくりに対する熱情の低さしかないと私は伝えます。
考えてみてください。台売り10000円、総台数300台、粗利率10%のお店があるとします。
これは月間売り上げが9000万、月間粗利が900万というボリュームです。
この数字の原資は機械に打たれている釘の状態がそうさせるのです。これほどの大仕事をしているのにものづくりに対する熱情が低いということは言語道断だと伝えます。
パチンコ業界の未来だとか、機械が悪いだとか色々理由はあるでしょう。それでも熱情を持って今日のものづくりに励むことが肝要です。個人ができることには限りがあるのもですから。大勢を嘆かずやれることを淡々と、が釘の、ものづくりの本質です。

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我慢比べですな。
ただ、気づいた人間の質には十分注意しないと
イナゴのように沸いて全てが台無しになる。
それ位今の時代は情報化社会だ。
常日頃に打ち手を観察するのは重要だと思う。
良くも悪くもちゃんと反応があるんだから。
それに合わせりゃその内
思ったような打ち手が増えると思うんだけど
理想論だな。まぁ。理想がないと現実は近づかんから
やっぱり我慢比べ。増えるのが先か予算が尽きるのが先か。
ピンバック: 変な奴ばっかり
「理想がないと現実は近づかんから」
厳しい中、このお言葉にとても寛大さを感じます。やはり、見ていてくれる人がいらっしゃる。とても嬉しいコメントでした。ありがとうございます。
ピンバック: 山田塾
今は釘打ちは基本禁止なのでは?
熱意があっても駄目なものは駄目でしょう。
ピンバック: 負けくみ
実はそうなのです。このコメントに関しましては一言もありません。何を言おうと「禁止」である以上全てが言い訳、詭弁となります。
ご指摘ありがとうございました。
ピンバック: 山田塾
それはおかしいな。
アンタの言う「基本禁止」であるなら
提供されているものは
どこでも「全て同じ」のはずだろう?
釘打ち禁止なんだから差が出るわけ無いわな?
ボッタもクソも無いはずだが?
なぜ一部の店に文句を言う?
A店とB店にある同じ機種は同じ性能ってことだから
片方だけをボッタクリとは言えないはずだが?
これこそ誹謗中傷。
禁止、ダメは解った。そりゃそうだ。
そういうルールだからな。守らないってのは脱法。
正論だがな。
しかし同じものを提供しているものに
片方の店だけ「ボッタクリ」とは?
ボッタクリというのはあんたの言う釘打ち禁止の要項を
他人にはダメと言いつつ自分は容認している、って事だから筋が通らんわ。
ちゃんと筋を通さんと。ただのワガママ。
ダメならダメでいい。
しかし謂れのない誹謗中傷をあんたは行っている。
ピンバック: 呆れた
理にかなったコメントに共感を覚えます。
ありがとうございました。
ピンバック: 山田塾
ほろ酔い加減のいい感じの文章を読み、私もついニヤけてしまいます。サメざんす、良かったですね。V入賞確率を意のままに変えてニコニコしているもと役員さまのお顔が目に浮かびます。コメントありがとうございました。
ピンバック: 山田塾
私的にはゲージが一番面白かったのは羽根物や一発台(昨今のエセでは無くガチ一発台)では無くてオマケチャッカー付きのセブン機でしたね。
前にも書きましたけど業界入り新参者の私が驚く程、係数に関する管理が稚拙だったんですよね。
TYの設定が自由自在なのに平気でスタートを明け締めしているんですよ。
そんな感じだから当然、払い出しが二桁ある天とかにも無頓着・・・
会社が各店舗に設置してくれた当時高額だったダイコク7500xに何をするべきか答えが出ているのに?(^^;
ハンマーやゲージ棒なんかの使い方は見よう見まねでしたが自分がイメージする数値に叩き直せば結果はハッキリと出ましたね。
羽根物ではニューギンさんの「サメざんす」と「フラッシュマン」が一番記憶に残っていますね。
これは羽根先の調整にてV入賞率を変えられる本当に優れた機種でしたね。
私は釘を教わった事は有りませんでしたが(多分)、後年ダイコクさんが釘セミナーを始めた時に無料(^^;だったので部下を参加させたんですよ。
講義の内容は統一ゲージの重要性とかが主だった様ですが、確か三洋さんのミラージュだったかのTYを誰が一番出せるかの賞品付きのゲームみたいなのが有ったと聞いて「さすがダイコク!!」と感心した記憶が有りましたね。
長々と書いてきましたが昨今の事情等を私なりに考えて見ると今の現場の方達が釘に対して淡白な感じがしてしまうのは有る意味仕方ない様な感じがしますね。
法人さんの釘曲げ(あえて)に対する許容範囲もマチマチなのも現場のモチベーションみたいな物を更に削いでいる様な気もしますね(-_-)???
ピンバック: もと役員